諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート119」だ。
諸君、居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。
ここでグッドタイミングで店内放送が流れる。
ピンポンパンポン
FCオーナー亭主店内放送で曰く「ああ! マイクのテスト中! ああ! マイクのテスト中! 本日は晴天なり! 本日は晴天なり!」
子貢(しこう)小声で曰く「亭主! 言いたいことがあるなら早よう言えや!」
FCオーナー亭主店内放送で曰く「本日『本音で語りあえる対話処』居酒屋『ざ・論民』ご来店誠にありがとうございます。 只今2階学而の間のお客様が生ビールピッチャーの一気飲みにチャレンジします。 成功されれば只今ご来店のお客様全員にもれなく明日以降より1カ月間当店のみで使える生ビール(中)ジョッキ又はホッピー1杯無料券をプレゼントします。 ピッチャー一気飲みにチャレンジし、見事成功されたお客様には、記念撮影と記念品を差し上げます。 さらに明日以降から1カ月間当店のみで使える飲食半額券をプレゼントします。 他のご来店のお客様も是非この機会にピッチャー一気飲みにこぞってチャレンジしませんか! フェアプレーの精神にのっとり、当店従業員が一気飲み成功か失敗かジャッジしますので同席させて頂きます。 ご了承下さい! なおチャレンジの模様を店内放送にて実況中継いたします。 ピンポンパンポン。」
子貢これを聞いて曰く、「なんじゃこりゃあ! 事前の了承もなく俺たちを店の宣伝に使ったのか?」
女子店員曰く「お客様! とんでもございません。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート118」だ。
諸君、巷で使われているピッチャーの容量は、グラスビール250mlの7杯分位(くらい)だそうだ。
合計すると1750mlということだね。
たいしたことないな。
もちろんピッチャーにも(大)(中)(小)があるんだろうがね。
居酒屋「ざ・論民」のピッチャーの容量はビール大ビン5本分に相当する量なんですよ。
ビール大ビン1本が633ml、その5倍ですね。
生ビールは泡がふくまれるから大ビン4.5本分くらいと推定して下され!
これを一気飲みするとイメージして下さいな!
引き続き居酒屋「ざ・論民」「帳場」であります。
FCオーナー亭主曰く「なぁ、京華(きょうか)はん、学而の間のお客はんに了承もらわんとあきまへんな!」
バイザー京華曰く「そんな暇ありませんよ! 私のほうから今すぐお客様に伝えてきますのでオーナーさんは店内放送しちゃって下さい!」
FCオーナー亭主曰く「京華はん、そないな乱暴なことして大丈夫でっしゃろか? お客様に叱られませんか?」
バイザー京華曰く「オーナーさん、私に策があります。 出たとこ勝負! 後は野となれ山となれ! 取り越し苦労は心と体によくありませんよ!」
FCオーナー亭主曰く「京華はんは強気やなぁ! ほな、頼みます!」
諸君、舞台は変わってここは学而の間であります。
顔回(がんかい)今まさにピッチャーの取っ手を右手で持って軽く持ちあげピッチャーの底に左手を添えて
少し手前に傾け口からお迎えをしていた。
まさにチャレンジが始まろうとしていたすんでのところに入ってきたのがバイザー京華女子であります。
バイザー京華曰く、「ちょっとちょっとお客様、お待ち下さいな!」
顔回小声で曰く、「お女中、積年の夢!! 止めて下さるな!」
バイザー京華曰く、「止めは致しません! 只今店内放送が流れます。 それをお聞きになってからチャレンジして下さいな!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート117」だ。
諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「帳場(ちょうば)」であります。
帳場とは商店、旅館、料理屋などで帳簿をつけたり、お会計をする場所のことですぞ。
バイザー京華(きょうか)大声で曰く「オーナー! オーナー! これから面白いものが見られますよ!」
居酒屋「ざ・論民」FCオーナー亭主曰く「バイザー京華はん! そんなに慌てはって何ぞあったんですかいな?」
バイザー京華息を切らして曰く「オーナーさん! 学而の間のお客様のお一人がこれから生ビールピッチャージョッキの一気飲みにチャレンジするそうですよ! これお店の宣伝に使わない手はありませんよ!」
FCオーナー亭主曰く「それはほんまですか?」
バイザー京華曰く「ほんまですよ! いますぐにでも始まりますから急いで来て下さいな!」
FCオーナー亭主曰く「まあまあ、落ち着きなはれ、京華はん! お店の宣伝にどう使いますのんか。 そこんとこはっきりしてくれまへんとなぁ!」
バイザー京華曰く「オーナーさん! たとえば店内のお客様に『只今より学而の間のお客様がピッチャーの一気飲みにチャレンジします。 成功されれば只今ご来店のお客様全員にもれなく明日以降より1ヶ月間有効当店のみで使える生ビール(中)ジョッキ又はホッピー1杯無料券をプレゼントします。(他のサービス券との併用はできません。) 成功したお客様には記念撮影と記念品を差し上げます。 さらに明日以降から1カ月間有効の当店のみの飲食半額券をプレゼントしちゃいます。 他のご来店のお客様もピッチャーの一気飲みにチャレンジしませんか! ただし、当店従業員が一気飲みか否かジャッジしますので同席させて頂きます。 チャレンジの模様を店内のお客様にはマイク放送にて実況中継します。 ご了承下さい!』と店内放送するんですよ!」
FCオーナー亭主曰く「さすが本部から派遣されたスーパーバイザーはんどすなぁ~。 おっしゃることに説得力がありますしなぁ~。 感心しますなぁ。 思い立ったら吉日! すぐやりまひょ!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート116」だ。
諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。
子路(しろ)曰く、「なに~ぃ! 隣の部屋の一人は子貢(しこう)だと!」
神北(かんぺき)曰く、「本当ですよ! 間違いなく子貢さんの本人の声でしたよ!」
子路曰く、「それでお前、ゲストルームから出るに出られないでいたんだな。」
神北曰く、「はい、そうなんですよ!」
子路曰く、「子貢が孔門弟子ナンバーワンスターだと! ナマ言ってんじゃねえよ!」
神北曰く、「先輩、それは自称ですからね!」
子路曰く、「それでも気に入らねえな! 生意気の上に己を知らなさすぎるぜ。 天にかわって子路様がおしおきしてやろうか!」
神北曰く、「そう言えば先輩、隣に生ビールを届けさせたんですが、挨拶はありましたか?」
子路曰く、「神北よ、この生ビール見ろよ。 贈ったものが贈られてきたんだ。」
神北曰く、「それはどういうことですか?」
子路曰く、「おたふく、いや、バイザー京華が、隣からの返礼だと言って持って来やがったんだ。 それもおたふくを介して『お隣のよしみ、ありがたく頂きました。』と伝えてくれとのことだ。」
神北曰く、「それがこの生ビールですか。 え~え、それではこちらから逆に挨拶に顔を出さなきゃならないはめになったということですか?」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート115」だ。
諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。
子路(しろ)曰く、「お前改まって何だよ! 遅くなったのは訳がある? 何もったいつけてんだよ。 ここんとこ子路先輩と飲み過ぎて腹の調子が下痢ピーか? または実は何をかくそう慢性の便秘のため腹が痛くなった。 本音は早く帰りたくてゲストルームにたてこもってストライキしていたんだろう!」
神北(かんぺき)曰く、「違いますよ! そんなことじゃないですよ! 確かにゲストルームに入っていましたよ。 入るには入ったが、出るに出られなかったんですよ!」
子路曰く、「万有引力の法則が働いているはずだが口からいれたが下から出るものが出ない。 ほらみろ、やっぱり便秘じゃねえか!」
神北曰く、「先輩、冗談はよして下さいよ! 実は私がゲストルームに先に入っていましたら、その後に有名な与謝野鉄幹作詞の『人を恋うる歌』を口ずさみながらトイレに入ってきた男客がいたんですよ。」
子路曰く、「ほぉ~。 おもしれぇじゃねいか! それからどうしたんだよ! 早く話せよ!」
神北曰く、「『〝妻をめとらば才たけて みめ美(うる)わしく情ある 友を選ばば書を読みて 六分(りくぶ)の侠気(きょうき)四分(しぶ)の熱 恋の命をたずぬれば 名を惜しむかな男ゆえ 友の情けをたずぬれば 義のあるところ火をも踏む″ よっ! 子貢君、名調子! 自称孔門弟子ナンバーワンスターは子貢君です。 自分で自分をほめてやりたい!』 先輩、隣の沈黙の部屋の二人のうちの一人は『一を聞いて二を知る』子貢さんだったんですよ。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート114」だ。
諸君、それにしても女子店員のおねえさんが本部派遣のスーパーバイザーとは驚きましたね。
ここの「ざ・論民」はフランチャイズ店(FC)だったんだね!
ここは居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。
女子店員曰く、「こらぁ子路(しろ)! スケバン バイザーじゃない! スーパーバイザーだ!」
子路曰く、「お姉様、どう見ても京華(きょうか)というイメージじゃないんだがな! 何か鈴木京香に失礼じゃないか!」
女子店員曰く、「何言ってるの! それは私に失礼よ! いいか子路! 私のモットーは笑顔と愛嬌は0円(零円)よ! つまり無料ということよ。 笑顔と愛嬌がバイザー京華のウリなんです。 悪しからず。」
子路曰く、「お前、本当はマック・ドナルドダックバーガー本部からのまわし者じゃないのか?」
そこに神北がトイレからやっとこ戻ってまいりました。
子路曰く、「神北おまえ、ずいぶんと遅かったな! トイレで迷子になったのか?」
神北曰く、「おねえさんの大声が聞こえたもんで恐くて部屋に入ってこられませんでしたよ!」
女子店員曰く、「神北様、それは御迷惑をおかけ致しました。 子路様、隣のお客様からのメッセージをお伝えしましたからね! それでは長々、失礼致しました。 ではごゆっくりしていって下さいませ。」
神北曰く、「先輩、実は遅くなったのには、訳があるんですよ!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート113」だ。
諸君、私も姦通罪廃止について生前に述べていたんですぞ。
仏教では女は「外面似菩薩(げめんじぼさつ)、内心如夜叉(ないしんにょやしゃ)」と言って、どこの国の宗教も女を一人前の人間と見ていなかったんだ。
戦前からこれは言語道断、残念千万と憤慨していた。
天命に従って男も女も万物の霊長たる人間に生まれたんだから、男が上で女がしたと言うことはないはずだ。
「天は女の上に男をつくらず。 女の下に男をつくらず!」
この意味勘違いしないでくれよ!
私だけなんだよ、人間真理から論断して女を一人前に見て、ご夫婦でも、女も男も同格にしようと主張したのはね。
中村天風述「盛大な人生」で述べておりますよ。
興味のある方は是非読んで参考にしてくれたまえ。
その中に載っていますよ。
私、終戦後すぐにね、現行憲法制定委員の一人で初代最高裁判事になった岩松三郎君にね「あれだなぁ、日本の法律には国辱(こくじょく)があるそ。
男だけはうわきしてもいいけど、女が浮気したら間男で懲役に入れる。 そんな間抜けなやつがあるから言うんだ。 男だって女だって、好きなものに変わりはないだろう。 だから、もしも女を罰(ばっ)するなら、男も女をこさえたら、やっぱり女の姦通罪とおなじように懲役にやったらどうだ。」と言ったら、岩松君がその時に「そんなこと言ったら私なんか一番先に懲役になる。」
「そんならひとつ、女も自由な立場においといてやれ。」
ま~そんな、会話をしたんですよ。
今時の「不倫は文化」の御時世では考えられないことだろうけどもね。
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風