2010年5月16日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート113

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート113」だ。

諸君、私も姦通罪廃止について生前に述べていたんですぞ。
仏教では女は「外面似菩薩(げめんじぼさつ)、内心如夜叉(ないしんにょやしゃ)」と言って、どこの国の宗教も女を一人前の人間と見ていなかったんだ。
戦前からこれは言語道断、残念千万と憤慨していた。
天命に従って男も女も万物の霊長たる人間に生まれたんだから、男が上で女がしたと言うことはないはずだ。
「天は女の上に男をつくらず。 女の下に男をつくらず!」
この意味勘違いしないでくれよ!
私だけなんだよ、人間真理から論断して女を一人前に見て、ご夫婦でも、女も男も同格にしようと主張したのはね。
中村天風述「盛大な人生」で述べておりますよ。
興味のある方は是非読んで参考にしてくれたまえ。
その中に載っていますよ。
私、終戦後すぐにね、現行憲法制定委員の一人で初代最高裁判事になった岩松三郎君にね「あれだなぁ、日本の法律には国辱(こくじょく)があるそ。
男だけはうわきしてもいいけど、女が浮気したら間男で懲役に入れる。 そんな間抜けなやつがあるから言うんだ。 男だって女だって、好きなものに変わりはないだろう。 だから、もしも女を罰(ばっ)するなら、男も女をこさえたら、やっぱり女の姦通罪とおなじように懲役にやったらどうだ。」と言ったら、岩松君がその時に「そんなこと言ったら私なんか一番先に懲役になる。」
「そんならひとつ、女も自由な立場においといてやれ。」
ま~そんな、会話をしたんですよ。
今時の「不倫は文化」の御時世では考えられないことだろうけどもね。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

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