本日の一日一話。
天風人語のテーマは「生命の生存パート3」だ。
愛しき者よ!
そもどんな経緯、事情、理由であれ自分の命は自分のものじゃないんだよ。
自分の心も、自分の体も自分じゃないんだ。
自分の心や体が自分だとおもいこんだ錯覚が愚かな行為をおこしたんだ。
とりかえしのつかないミステークは、真理への無知が原因である。
え~、学校で一度も習わなかったてかぁ~。
学校で教えるようになれば、少しはいじめという陰惨なことで命を絶つことを、おもいとどめることが出来るかもしれないがね・・・
しかし、学校にら限らずそれは家庭で、社会で、科学や数学のディフィニーション(定義)を教えるように、当り前になるといいのだがねぇ・・・
天風さんよ、何が言いたいかってかい?
それはな・・・
人間や世間は、「かわいそうねぇ~」「気の毒ねぇ~」て言って同情を買ってくれるかもしれませんがねぇ・・・
しかし、真理は人間のいかなる事情も理由も言い訳も相手にしません。
よろしいか、いかなる同情も考慮も恩赦も与えないんです。
人間の前に真理があり、真理は峻厳侵すべからざる絶対なものだからだ。
それが生命の法則なんです。
真理はつめたいってかぁ~。
ああそうだね。
ところがだ・・・
人間も自然物ですよ。
真理に合わせるのが、自然法則なんです。
自身の心を真理に合わせるんです。
愛しき者へ!
落胆も、失望も、苦痛も、悲痛もあらゆる残念の感情も、「人間は本来いかなるものか?」「我とはいかなるものか?」の本質を知らずに生きたことへの気づきでもあるんだぞ。
死んだら楽になる!
この嫌な現実から逃避したい!
この苦痛から離れたい!
この境涯から解放されたい!等々・・・
どうだい、肉体を放れた方々よ!
そうはならなかっただろうよ。
そうではなかった。
それすらも考えられないかい?
人間にとり憑くことで楽になるてか!
人間にとり憑いたって、結果はますます苦しくなるぜ。
よくよく聞きなさいよ。
以前は人間をやってたんだろう。
「人間として生まれさせて頂きましてありがとうございます。」
これ何度も何度もお題目か、お念仏がわりに唱えながら、心の底から人間として生まれたことに感謝してごらんなさい! いいね!
賢明なる諸君らは、彫刻刀でもってこの言葉を心に刻んで、肝に銘じて下さいな。
この社会的大問題は、政治だけで解決する問題ではないですな。
当り前と言えば、当然です。
政治は社会の健全化につとめ、社会的弱者を擁護する責任はありますよ。
政治に限らず、人間社会全体の責務であり、役割でもあります。
但し、真理の上から見たならば、生きようとする力は自分の命の中にすでに備わっている。
自分が何があっても、強く、強く、強く生きようと決心しなければ、天は力を与えないんだ。
天は自ら助くる者を助くるんです。
この自ら助くる者とは、自我の心が強く生きようと決心すると、霊魂から、生かそうとする意志する力が発露するよと言っているんですぞ。
「人の心のうくる幸いは、意志する心に華が咲き、信念の心に実を結ぶ。」
よくよく人間として生まれて来た尊さをお考えなさいよ。
ではまた。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・
天意天風