2009年10月31日土曜日

生命の生存パート3

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「生命の生存パート3」だ。

愛しき者よ!
そもどんな経緯、事情、理由であれ自分の命は自分のものじゃないんだよ。
自分の心も、自分の体も自分じゃないんだ。
自分の心や体が自分だとおもいこんだ錯覚が愚かな行為をおこしたんだ。
とりかえしのつかないミステークは、真理への無知が原因である。
え~、学校で一度も習わなかったてかぁ~。
学校で教えるようになれば、少しはいじめという陰惨なことで命を絶つことを、おもいとどめることが出来るかもしれないがね・・・
しかし、学校にら限らずそれは家庭で、社会で、科学や数学のディフィニーション(定義)を教えるように、当り前になるといいのだがねぇ・・・
天風さんよ、何が言いたいかってかい?
それはな・・・
人間や世間は、「かわいそうねぇ~」「気の毒ねぇ~」て言って同情を買ってくれるかもしれませんがねぇ・・・
しかし、真理は人間のいかなる事情も理由も言い訳も相手にしません。
よろしいか、いかなる同情も考慮も恩赦も与えないんです。
人間の前に真理があり、真理は峻厳侵すべからざる絶対なものだからだ。
それが生命の法則なんです。
真理はつめたいってかぁ~。
ああそうだね。
ところがだ・・・
人間も自然物ですよ。
真理に合わせるのが、自然法則なんです。
自身の心を真理に合わせるんです。
愛しき者へ!
落胆も、失望も、苦痛も、悲痛もあらゆる残念の感情も、「人間は本来いかなるものか?」「我とはいかなるものか?」の本質を知らずに生きたことへの気づきでもあるんだぞ。
死んだら楽になる!
この嫌な現実から逃避したい!
この苦痛から離れたい!
この境涯から解放されたい!等々・・・

どうだい、肉体を放れた方々よ!
そうはならなかっただろうよ。
そうではなかった。
それすらも考えられないかい?
人間にとり憑くことで楽になるてか!
人間にとり憑いたって、結果はますます苦しくなるぜ。
よくよく聞きなさいよ。
以前は人間をやってたんだろう。
「人間として生まれさせて頂きましてありがとうございます。」
これ何度も何度もお題目か、お念仏がわりに唱えながら、心の底から人間として生まれたことに感謝してごらんなさい! いいね!

賢明なる諸君らは、彫刻刀でもってこの言葉を心に刻んで、肝に銘じて下さいな。
この社会的大問題は、政治だけで解決する問題ではないですな。
当り前と言えば、当然です。
政治は社会の健全化につとめ、社会的弱者を擁護する責任はありますよ。
政治に限らず、人間社会全体の責務であり、役割でもあります。
但し、真理の上から見たならば、生きようとする力は自分の命の中にすでに備わっている。
自分が何があっても、強く、強く、強く生きようと決心しなければ、天は力を与えないんだ。
天は自ら助くる者を助くるんです。
この自ら助くる者とは、自我の心が強く生きようと決心すると、霊魂から、生かそうとする意志する力が発露するよと言っているんですぞ。
「人の心のうくる幸いは、意志する心に華が咲き、信念の心に実を結ぶ。」
よくよく人間として生まれて来た尊さをお考えなさいよ。
ではまた。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・

天意天風

2009年10月30日金曜日

生命の生存パート2

諸君元気かい、天意天風であります。
本日の一日一話、天風人語のテーマは「生命の生存パート2」だ

只今、太宰治とその妻との人間ドラマ「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」の映画が公開中である。
太宰治は、「人間失格」「桜桃」「斜陽」の代表作でよく知られている昭和初期を代表する作家の一人でもある。
3度目の心中自殺で玉川上水で亡くなったことでも有名な方だ。
「人間失格」は生きる気力を失うに至った男の手記の形で、彼の人生をオーバーラップさせた自身の陰惨な自画像を描いている。
小説をお読みの方なら、すでに御存知のことでしょうよ。
昭和20年、終戦敗戦を向かえた頃は、まだ、東京一面一帯、焼け野原だった。
昭和23年、焼け跡から生き残った方々によって、生きることへの展望が見えはじめた。
また、復興のきざしが見えてきた頃でもあった。
奇しくも「展望」というタイトルの読み物に連載されていたのは皮肉なことだね。
自身は人生展望が見えなくなってしまったんだ。
40代にもみたない若さであったはずだ。
太宰治の代表作の一つである「走れメロス」は親友を身代わりとして、処刑前の三日間の猶予を与えられた主人公メロスが困難にあいながらも、走り続け、見事約束の本懐を遂げる。
人間の本性である本心良心から来るところの「友愛」の在り方である。
今、話題の「友愛」の精神を、「走れメロス」は表現している。
傑作である。
太宰治ファンにとっては異論もあるであろうが、未だに彼の御霊は成仏していない。
いやされやすらいではいないということですよ。
まもなく、浮かび上がってくるでありましょうがね?
何故かってかい?
犠牲者を出した道連れ心中だけが原因ではないんですよ。
文士として、多くの読者に人間失格者を理由に自殺を正当化し擁護し言い訳を大衆にうながした。
また無気力化する刺激を与えた小説を書いたことだ。
つまり、ネガティブな影響力が大きいということです。
またさらに出版物として、後世の人に持てはやされて、残っていくことが更にうかばれることをさまたげて、よりいっそう苦しむことになってしまった。
しかし、ここで、賢明な諸君であるから、自らの反面教師として、かえって見習うことです。
天意天風流に言えば、誰もかれもが、万物の霊長たる人間の一人として生まれてきた尊い存在である。
故に、自分勝手に私は人間失格者であると決定しなければ、失格者はいないんだ。
どうでもよい余計な妄想でもんもんと考えているより、心機一転、人間合格者になるべく、今生きている現実にまず感謝をおしよ!!
「人間として生まれさせて頂きましてありがとうございます」
その上で、人間合格者になるべく、それを目指して、努力精進しつつ、生き抜いていくことが、尊い使命ではないですかい?
「つまらない人間はだんじていないのである。
が、但し、つまらないことを考えている者はいる。」
明日は「生命の生存パート3」です
次回このテーマは〆とする。
では今日一日、真我とともにあらんことを・・・

天意天風

2009年10月29日木曜日

生命の生存パート1

諸君元気かい、天意天風であります。
本日の一日一話、天風人語のテーマは「生命の生存パート1」だ。

最近の人の多くが、「生きる力! 生き通す心の力」が弱くなっている。
生命の生存の確保という死生観から鑑みると平成の現代の人は断然心の力が弱くなっているとも言える。
これはね、人生に対する考えが、観念が、消極的で意志薄弱なんです。
何故そんなこと言うのかってかい?
それは、平成の時代に入ってから、自らの命を絶つ方が急増しているからだ。
ここ数年、毎年、年間3万人以上だ。
昭和に交通戦争とよんだ危機的な状態と新聞紙上を騒がせたときでも2万人は超えなかったはずだ。
どうしたことか?
それは、人間の自我の本質を知らない無知のなにものでもないことを証明している。
色々理由をあげてみてれば、それぞれの言い分、言い訳はあるであろうよ。
しかしだ、それぞれの理由を煎じ詰めれば、各人の人生観の信念の欠如である。
心の一部を自己の全体、すべてとしてとらえ、すべて、自分を小さく、弱く、暗く、極めてなさけない小さき者として錯覚したあやまったバカな行為が自殺です。
「人間失格」などと言い訳を言って、自殺を美化していただきたくありません。
くるってますよ。
自殺は断然、人間存在の本質からいっても何んの正当化する事情や理由を付けても愚かな行為なんです。
本日は特に、このことについて強調してお伝えしておきます。
明日は「生命の生存パート2」です。
非常に忌忌しいことでありますからして、この続きを話させて頂きたい!
では・・・
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2009年10月28日水曜日

人生観を所信表明するのポイントと注意点

諸君元気ですか、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「人生観を所信表明するのポイントと注意点」だ。

所信であるから、自分の信じている事柄、信ずるところの存念のことだ。
諸君の信じるところであって、自分の意志と意思を述べること。
といっても総理大臣ではないので、弁が立つ必要もない。
但し、自分と今は出会っていない第三者を想定して作文してみることだ。
また、正直に語りかけることだ。
それもわかりやすく伝えることだ。
作文する内容は人生観であるからして、自分は出来ている、出来てないと決めつけることではない。
自分の気持ちに素直に表現することに心掛けて作文すること。
これ大切なポイントです。
そして、これでよしとまとめた内容は、自分の大切にすること、していることであるからして、それは、自身の人生観だよね。
自分の人生観であるから、人生に責任を持っていくことだね。
これも大切なポイント!
諸君はかけがえのない人生の主人公だからだぜ。
他人の人生は生きられませんよ。
そして、あまりむずかしく、ややこしく考えないほうがよい。
むずかしく考えると余計何を表明したいのか自分が自分でわかんなくなっちまうからな。
いいよ、よいかげんで、いいかげんでかまわない。
とにかく、所信表明作文をイメージを描いて文章にしてみなさいよ。
自身のやりやすいように表現すればいいから。
注意点は、録音の際に、語気をはっきりと、落ち着いて、ゆっくりのびのびと明るく元気に話すこと。
何故かってかい?
素直で正直な心音を作文して自身の言葉と声で発声する。
それを聞いているのは、自分の耳であって自分の心の耳だからな。
自分が一番先に聞いているんだ。
聞いている自分が自分のことに一番関心があるじゃないかい。

ここでクイズだ!!
正直に答えてくれよな。
人に対して不平不満や愚痴を散々言いまくる。
言われた人は、耳せんしていて何にも聞こえないとしよう。
その不平不満や愚痴は誰が一番先に聞いているでしょうか?
はい、正直に答えてくれたまえ。
ファイナルアンサー! ファイナルアンサー!
え~、誰だい、それは私ってかい。
そう、その通り、ピンポン、正解です。
自身が一番先に聞いているんです。
相手も聞いているだろうが、ぜんぜん受け付けなければ自分の心にゴミがますますたまるだけです。
相手にも毒汁をあびせているんですぞ。
自分にとっても相手にとってもいいわけありませんな。
とにかく、自分の大切にして考えていることを、自分の心に言って聞かせる。
繰り返しね。
それが本心本音であれば、必ず良き出合いとチャンスがおとずれるでしょう。
では、また・・・
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2009年10月27日火曜日

自身の人生観を所信表明する

諸君元気ですかい。
天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「自身の人生観を所信表明する」だ。

諸君、日本人は頭は非常にいいんです。
がしかし、頭を使っている人が多すぎる。
頭は使うもんじゃないんだぜ。
頭は働かせるものなんだ。
頭を使ってばかりいると消耗しちまう。
そのうち消しゴム同様、自分の身を削りながら磨り減って、いずれ消えてなくなってしまうぞ。
身が粉になれば役に立とうというものだが、消しくずと一緒にすてられちまうぞ。
磨り減らないようにするには、頭を正しく働かせることだ。
正しく働かせれば、逆に生産性が出てくるんだ。
当然のことで脳は活性化するね。
活性化すれば、グッドアイデアも出てくるてもんなんだ。
但し、頭を正しく働かせるには、自分の確固たる人生観を持たねばならない。
しっかりとした土台石の上に立つプリンシプルのある人生観が必要不可欠となってくる。
昨日、新総理の所信表明演説があったね。
諸君も所信を表明してみてはいかがであろうか。
自身の人生観の所信を表明する。
この表明をまず作文してみよう。
これでよしと自身でまとめられたなら、その作文を声に出して読みあげてみよう。
自身の声を録音する。
パソコンに入力して、今どきの携帯再生機器にダウンロードする。
自身の所信表明を通勤や通学中の電車、バス、その他移動中や、リラックスタイム、睡眠30分位前に聞くこと。
繰り返して何度も聞くことが肝心ですぞ。
いいね。
何度も聞いているうちに、自分が本当は何を表現したいかが見えてくるよ。
不思議な感慨を覚えるとともにね・・・
明日は、所信表明に対するポイントと注意点を述べたいと思う。
では・・・
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風 

2009年10月26日月曜日

積極的に活用する

元気ですかい、天意天風です。
本日の一日一話、天風人語のテーマは「積極的に活用する」だ。

活用するって、生かすことなんですよ。
何でも生かすことを活用するっていってます。
それも積極的に活用するんです。
ここでの積極的の意味は他とは違いますよ。

積極的に活用するとは・・・
①心を尊く活用する。
②心を強く活用する。
③心を正しく活用する。
④心を清く活用する。

この積極的とは、与えられてある人間の生きる力を最大限に活用するということであります。
活用するとは、何にでも、生きる力を働かせて積極的に生産することなんですよ。

参考までに、心を生産的にするプロセスは、次の手順です。
・生産するには、意志を明確にすること。
・生産するには、明確にした意志を更に決意に固めること。
・生産するには、決意を固めたら更に決心すること。
・生産するには、決心したら決定すること。
・生産するには、決定したら行動すること。
・生産するには、行動したら目的に向かって更に行動し自分を信じて努力すること。

活用するとは利用することじゃない!
利用するといつかは利用され、使われる。
使われると消耗する。
消耗すると疲れる。
疲れると、消極的になる。
消極的になると生きる力が弱くなっちまう。
生きる力が弱くなっちまうと心が暗くなる。
心が暗くなると陰気になる。
暗く陰気になると人に好かれなくなる。
陰気になると何をしても楽しくない、うれしくない、面白くない、ワクワクしない。
生きてる喜びを感じなくなる。
生きてる喜びを感じなくなると、元気がなくなる。

じゃあ、そうなったらどうすればいいの?
それはね!
まず、心のスイッチを切り替えるだけ!
積極モードに切り替えるんだよ。
これ、「心機転換」って言います。
心のスイッチを今すぐ切り替えてごらん。
すぐにでも明るくなれるから。

心を積極的に活用すると元気が湧いてくる。
心が陽気で明るくなる。

どうして積極的に活用すると元気が湧いてくるんですか?
はい・・・、それはね! 
大宇宙が積極的だからですよ!!
大宇宙は大自然。
大自然はいつも元気いっぱいなんですよ。
宇宙はそうできているんですよ!
自然はそうなっているんですよ!
では、また・・・
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2009年10月25日日曜日

人間だけが笑える! 笑わにゃ損損

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話、天風人語のテーマは「人間だけが笑える! 笑わにゃ損損」だ。

最近は各テレビ局のどの番組でも、お笑い芸人が出ていないのを見たことないね!
今どきのスターはお笑い芸人だね。
人を笑わせることは、商売とはいえ大変なことだ。
私が、あの世に帰ってからね、ああやっぱりねえとわかったことはだ、当り前のことなんだが、人間やってて、まあ~肉体なくなって、あの世へ帰ってくる人の中でね、俗に成仏してる人はねえ、人間やってるときに、人生何やかんやいろいろあってもな、今わ近くに笑っていた人、ニコニコ笑顔でいた人、こんな方々はたいがいちゃんと帰るべきところへ帰ってますな。
どこへ帰ったとは人それぞれですがね。
ちゃんとそれなりに成仏しているんだね。
これは本当ですよ。
私、生前にね、「死んでからのことは死んでから考えなさいよ。今、肉体をもって生きてるんだから、今生きてること、生かされてることにとにかく感謝しなさいよ。今を大切にすごしなさいよ。」と言ってきたんだがね、もしね、今の今笑って笑顔で息を引きとっている方は、たいがいは成仏するね。
人間だけが笑うことができる神仏がお与え下さったありがたい慈悲の心だからね。
人間の特権なんだから、諸君、おおいに笑おうや!!・・・ね。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風