本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート379」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
顔回(がんかい)寮母の声色を真似て曰く、「子路(しろ)ちゃ~ん、ステキ~、カッコイイ~、ヒューヒュー」
子貢(しこう)曰く、「先輩! 不肖子貢、この仲間との終生変わらぬ友情を良心に誓います。」
神北(かんぺき)曰く、「先輩! 私も同感です。」
顔回寮母の声色を真似て曰く、「あらあら、男同士の友情っていいわねぇ~・・・寮母もみなさんの仲間に加えてくれないかしら?」
子路曰く、「寮母はダメ!」
顔回寮母の声色を真似て曰く、「子路ちゃんのいけずぅ~。 も~お~、明日っから子路ちゃんのご飯作ってあげないからね! プンプン!」
子路曰く、「回(かい)! いつまで寮母の真似やってるんだ! お前の存念はどうなんだ!」
顔回曰く、「先輩! 不肖顔回、もうとっくに良心に誓っております。」
子路曰く、「おい回! 隠し事は無しだぜ! 本音で言えよ!」
顔回曰く、「私はいつも本音で話しています。 先輩! 私が弟子になりたての頃で先生の講義中に気を失って倒れた事がありました。 その時、子路先輩が抱きかかえて、近くの病院に連れて行ってくれました・・・。 先輩!その当時の事、覚えていますか?」
子路曰く、「おうよ! お前は、目だけギョロギョロした、痩せこけた貧相なガキだったな。 回よ、何が言いたいんだ?」
顔回曰く、「点滴を受けて寝ている私の側に来た先輩は、『お前、飯食ってないだろう! 腹が減り過ぎて気絶したんじゃないか? 点滴なんかしているより、これから飯でも食いに行かねえか?』。 そう言ってくれました。」
子路曰く、「ああ、思いだしたぜ! それから中華屋へ行ったんだったな! ・・・何という店だったかなぁ?」
顔回曰く、「バーミヤンです!」
子路曰く、「お前、どうでもいいことよく覚えているなぁ~。」
顔回曰く、「先輩! 私には、その時の事が、心に焼き付いて忘れられないのです!」
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿