本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート374」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
子曰く、「諸君! 私は今、我が心の内奥に、この世の全てのものを正しく理解し得る、偉大なる『光り』あるものが宿り居ることを厳かに信ずる。 この『光り』こそは、この世に在る唯(ただ)一つの絶対たる根源神が、わが霊魂の内に与え給(たま)いし慈悲の光の一雫(しずく)である。 又、この「光り」こそは、わが命と根源神を、確実に結びつくるくろがねの鎖(くさり)である。 と、同時に更に天の摂理、人生真理の扉(とびら)を開く秘密の符牒を知るゴールデンキーである。 この『光り』が、わが心の中に燦然(さんぜん)として輝けば、尊しや、根源神は、世の人々のいう『神の啓示』なるものを、量多くインスピレーションによってわれに与えたまう。 そして、その能(あた)わざるなき力を以(もっ)て、、迷いに眩(くら)むわれ等の心の眼(まなこ)を正しく開かせたもう。 この『光の一雫』こそが、人の良心である。 吾は今、この厳(おごそ)かなる法則を、虔(つつま)しやかに行わんがために、心の歩みを根源神と良心に従わせて、ひたすら真と善と美のみの上に運ばせるのだ。 そして、ひたむきにこの『光り』の発現に努めるのだ。 さすればこの妙なる『光り』は、やがてわが心の中に美しき悟りと言う名の気付きの花を咲かせ、その稔(みの)りを豊にして、わが命は常におののく如き歓びに満たされていくのだ。」
神北(かんぺき)曰く、「先生! ますますわからなくなりました・・・ でも、わからないなりに私の胸が何かを感じております。」
子曰く、「そのうずきが、良心のうずきなんだ!」
神北曰く、「はい、良心のうずきを感じます。 ・・・泣きたくもないのに、何かいいしれぬ喜びがわきあがってきます。 ・・・何故かうれしくって涙が出そうです!」
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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