本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート360」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
論民従業員曰く、「いらっしゃいませ~!」
バイザー京華(きょうか)曰く、「いらっしゃいませ、子路(しろ)様!」
子路曰く、「ああ、いらっしゃいました。」
バイザー京華曰く、「今夜はバッチリ決めて一段といい男ね! ほれぼれしちゃう!」
子路曰く、「おい、お多福! お世辞はいいよ。 俺の連れが来ているんだが?」
バイザー京華曰く、「はい、素敵な方が30分ほど前より2階の先進の間でお待ちですよ!」
子路曰く、「そうか! ありがとう。」
バイザー京華曰く、「子路様、顔が赤くなりましたよ!」
子路曰く、「おい、いい大人を茶化さないでくれたまえ、京華君!」
子路は2階に上がって行った。
子路独り言を呟いて曰く、「あれ! ・・・『“こ”の一番』の下足箱が空いている。 下足札がついてない? ひょっとして寮母が気を利かせて、空けておいてくれたんだな・・・やっぱり俺に『ほの字』だ!」
子路は、靴を『“こ”の一番』に入れて、先進の間に向かった。
先進の間の襖の前で子路曰く、「俺のいとしのベイビー! 待たせてごめんよ、入ってもいいかい?」
子貢(しこう)小声で曰く、「皆さん、子路先輩が来ましたよ! ・・・どうしますか?」
顔回(がんかい)小声で曰く、「僕が寮母さんの声色(こわいろ)を真似ますので、皆さんお静かにお願します。 ・・・『子路ちゃん! 本当に子路ちゃん私のために来てくれたのね! ありがとう。』」
先進の間の襖の前で子路曰く、「寮母、待たせたね! ・・・寮母! 風邪でもひいたのか? いつもの声と違うね?」
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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