本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート359」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)は、ひとまず孔子寮に帰った。
いつもなら寮母のいる食道に必ず顔を出す子路であったが、寮生に見られないように自室に戻り、ヒゲをそり、お気に入りのシャネルのオーデコロンをつけ、三つ揃いのスーツに着替えて、プレゼントを抱えて、そそくさとして、目的地の居酒屋に出かけて行った。
子路、居酒屋「論民」に向かう道すがら、歌を口ずさみながら曰く、「『愛してる、寮母・・・とっても、寮母・・・愛してる、寮母・・・いつまでも・・・君と僕は、君と僕は二人で一人!・・・』 でもこの歌詞はおかしいな・・・ 二人で一人なら、半人前ということだな・・・ まあ、いいか・・・ それより、俺とひと時も離れずにいる真我は、俺の事見ているということは、俺は、のぞき見されているのか? 先生は、『子路よ、真我と共にありなさい! 子路よ、真我と一つでありなさい!』・・・これって真我と俺は、二人で一人ということ? ・・・二人で一人になったらどうなっちゃのかなぁ~? ・・・まぁ、いいや。 いずれ先生に聞いてみよう! ・・・おう、もう『論民』だ! 寮母のやつ、俺の来るのを待ちわびているだろうなぁ・・・ しかし、今夜は、やけに冷えるなぁ~ ブルブル。」
子路、「論民」の玄関を開けた。
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿