本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート346」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
顔回(がんかい)が居酒屋の玄関の引き戸を開ける音、ガラガラガラガラピシャッ!
店内から従業員の声が響く。
「イラッシャイマセ~!」
顔回、孔子先生を先導して曰く、「先生、こちらです。 どうぞ・・・。」
子曰く、「では、失礼します。」
バイザー京華(きょうか)曰く、「ようこそいらっしゃいました! どうぞ中の方へ・・・」
子曰く、「おじゃまします。」
バイザー京華曰く、「回さん・・・、2階の先進の間と学而の間へどうぞ!」
顔回曰く、「はい、先日の部屋ですね。」
バイザー京華曰く、「はい、そうですよ。 間仕切りを取ってありますので、どちらからも入れます。 下足札を忘れないように・・・」
顔回と孔子先生、二階に上がる。
遅れて子貢(しこう)も上がって曰く、「先生の履き物は、私がお預かりします。 どうぞ上がって下さい! それと回さん、『“こ”の一番』は、子路(しろ)先輩に空けておきますので、下足札だけ抜いて下さい! 神北君に空けてくれるように念を押されましたから・・・」
顔回曰く、「はい、了解しました。」
子貢曰く、「先生は、『“い”の一番』の下足箱に預お願いします。」
顔回曰く、「了解しました。 私は、『“か”の一番』にします。」
子貢曰く、「先生、こちらの部屋です。」
子曰く、「はい、ありがとう!」
子貢曰く、「先生と子路先輩と回さんのお帰りの際の車の手配を済ませたそうです。 神北君も間もなく来ます。」
顔回曰く、「子貢君も神北君も手際がいいですね!」
子曰く、「子貢よ! 子路は間違いなくここに寄るかね?」
子貢曰く、「先生、御心配なく! 神北君が手はず通り計画を実行したとのことです。 必ず先輩は、先進の間にPM7時30分に来ます!」
子曰く、「ほう、自信があるようだね!」
子貢曰く、「はい!」
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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