2010年12月7日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート318

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート318」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子曰く、「二人ともずいぶん盛り上がっているようだね。 何か面白いことでもあったのかい?」

子貢(しこう) 曰く、「はい、一昨日、回(かい)さんと私で居酒屋に飲みに行ったおり、偶然隣の部屋に子路(しろ)先輩と神北(かんぺき)君も飲みに来てまして、ひょんなことから合流して四人で飲んだんです。 その折に、閉店間際に四人と店のものとで記念写真を撮ったんです。 神北君が、昨日、講義が終わった後で、写真を取って来てくれたんです。 たまたま写真を今日持って来てくれて、私にも頂いたんです。・・・ その写真が面白いんですよ。」

子曰く、「ほう、そうかね。 面白い写真とは、私も見てみたいね!」

子貢曰く、「先生、よかったら見て下さい! 回さんいい顔して写っていますよ。」

子曰く、「それはそれは、よかった。」

孔子先生は、出された写真を手に取り、顔を前に出し写真をのぞきこんだ。

子曰く、「皆いい顔してるね! ・・・ 子貢よ、子路の横に少年がいるね! ここにも少女がいるね! ・・・どうして子供がいるのかね? 子供はこんなところにいちゃいかんよ! もう寝てる時間だろうが・・・ 男女七歳にして、居酒屋に席を同じゅうせず!」

子貢曰く、「先生、居酒屋に子供はいませんでしたよ! ところが写真に写ってたんですよ。」

子曰く、「子貢、もしかしてこれは心霊写真か!」

神北無言でうなずいた。

子貢曰く、「そうかもしれません。 ・・・先生、ここ見て下さい!」

子曰く、「神北君じゃないか。」

子貢曰く、「神北君の顔の隣に・・・写っているでしょ。」

子曰く、「何だこれは? ・・・ 心霊写真に間違いないな。」

子貢曰く、「神北君、実は先生にはもう一つの顔があるんですよ!」

神北曰く、「もう一つの顔ですか?」

この続きは明日また・・・。 
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

0 件のコメント:

コメントを投稿