本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート317」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
神北(かんぺき)曰く、「子貢(しこう)さん、昨日の総合講義の後で居酒屋「論民」に寄って、記念写真を取ってきました。 4枚頂いてきましたので、一枚持って行って下さい。」
子貢曰く、「そうですか。 それはご苦労様です。 では早速見てもいいですか?」
神北曰く、「はい。 どうぞ、どうぞ!」
子貢曰く、「あっ、回(かい)さん、いい顔してますね! あっ、これ何ですか? 子路(しろ)先輩の横に立っている少年は・・・」
神北曰く、「それなんですよ。 ・・・ここも見てくれますか。 ここです!」
子貢曰く、「これは、少女の顔ですね。」
神北曰く、「そう見えますよね! 私の顔の隣にある、黒い毛むくじゃらな足があるでしょう。」
子貢曰く、「神北君、この写真は、一体何ですか? ひょっとしてこれ心霊写真ですか?」
神北曰く、「子貢さん、子路先輩の子供の頃の話は本当のことだったんですよ!」
子貢曰く、「例の林間学校の怪談話ですか。」
神北曰く、「子路先輩が、写真を撮られるのを嫌がっていたのは、これを見ればわかるような気がしますよ!」
子貢曰く、「そうだね。 しかし何故、君の顔の隣に毛むくじゃらな足があるんだろうね。例の親父グモに好かれたのかねぇ・・・」
神北曰く、「冗談よして下さいよ! たまたまですよ!」
子貢大声で叫んで曰く、「神北君! 君の後ろ・・・」
神北曰く、「えっ・・・ 後ろですか・・・」
子貢曰く、「振り向かないほうがいい・・・ 君の後ろに例のものが・・・いる。」
神北曰く、「えっ・・・冗談でしょ! まさか本当に・・・」
子貢曰く、「僕の方を見て、例の少女と親父グモがニコニコ笑ってるよ。」
神北青ざめて曰く、「俺もう子路先輩と絶対一緒に写真撮りませんから!」
子貢曰く、「神北君は、意外と怖がりなんだねぇ~ 何もいやしませんよ。」
神北曰く、「子貢さん、もう脅かさないで下さいよ!」
子貢曰く、「悪い悪い、ついからかってみたくなっただけだよ。」
そこへ、孔子先生が、入ってこられた。
この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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