2010年10月8日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート258

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート258』だ。

諸君、昨日の引き続きであります。  

子貢曰く、「どうして先生には、霊魂の固有性能を見分けることが出来るのですか?」

子曰く、「私は道を探究する過程で気付いたのだが、霊魂には心がある。 自我の心以外の心である。 その心を霊性心と呼んでいる。」

子貢曰く、「先生、霊性心をもう少しわかりやすく御説明して頂けませんか?」

子曰く、「せっかくの折だから、掻(か)い摘(つま)んで話をすることにしよう。 霊性心は、われわれ人類の精神のみに特有された極めて優秀性を有する最高級のものである。 普通人には容易に発現し得ないと言われる、かの霊感とか霊智とかいうような特殊なものは、いずれもこの心から発露するものなので、いわゆる神秘的な偉大な思索や、崇高な思想というようなものは、一切この心を本源としえ形成されるものなのである。 私見だが遺憾ながら、この心の働きや力に対しては、あまりにも知らなさ過ぎるくらい無理解な人が多いと言える。」

子貢曰く、「私は、先生から霊性心について初めて聞きました。 私もあまりにも知らなさ過ぎる無理解な一人です。 今後ともご指導の程宜しくお願い致します。」

子曰く、「弟子の中でもすでに心の準備ができているもの以外は話はしない。 何を語っているのか理解するまでになかなか至らない・・・ それでは誤解を招くだけだ。 この頃の子貢は私の話の真意をくみ、奥深いところが理解出来るようになってきたからな。」

子貢曰く、「先生、私は心の準備ができていると受け取ってよろしいのでしょうか?」

この続きは明日また・・・。 
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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