本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート218」だ。
昨日の引き続きであります。
秘書課長曰く、『小学校が見えてきました。』
助役曰く、『村長! ここに来るのは久しぶりです。 懐かしいですね!』
村長曰く、『そうだね! 助役、君とはこの道を歩いて通ったね。』
助役曰く、『二人でずいぶんいたずらしましたね!』
村長曰く、『お互い悪ガキだったが、あの頃は何をしても楽しかったな!』
子路(しろ)曰く、『お話中すみませんが、 “真実の鏡” を通してさゆりから連絡が入っています。 ちょっと待って下さい!』
さゆり曰く、『もしもし、子路ちゃん。 校舎の中の音楽教室に来るように伝えて下さい!どうぞ』
子路曰く、『了解しました。 どうぞ・・・ 村長さん、さゆりが音楽教室に来るようにとのことです。』
村長曰く、『わかりました。』
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子路曰く、「四人は正門をくぐり、二宮尊徳像に一礼して校舎に入った。」
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村長曰く、『思ったより中はきれいに掃除されているんだね!』
助役曰く、『村長、廃校にはなりましたが、この近くの者に火元の管理から、校舎の保守管理、不審者がいないかなど、毎日見回ってもらってます。』
村長曰く、『そうかね。 ご苦労様ですね。』
子路曰く、『もしかして、僕たちをここまで道案内してくれた方ですか?』
助役曰く、『そうです。 彼もこの小学校の卒業生で、廃校になるまで用務員として勤めていました。 この辺りに一番詳しい者です。』
村長曰く、『いよいよ音楽教室ですね! さゆりさんと会えるのが楽しみです。』
秘書課長曰く、『村長! 私は廊下で皆さんを待っておりますが、よろしいでしょうか・・・』
村長曰く、『君、震えているね! 好きにしたまえ。 では、子路君、助役、入りますよ!』
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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