2010年8月22日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート211

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート211」だ。

昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「先輩の話しっぷりでは、少年子路(しろ)は正義のヒーローですよね。今の先輩とはずいぶんイメージがほど遠いんですが、もしかして少年マンガに出てくる主人公のストーリーを脚色して自分のことのように話しているんじゃないですか?」

子路(しろ)曰く、「これは小6の頃の俺の忘れたくても忘れられない心の傷として残っているノンフィクションドラマなんだ。 子貢君は、人の揚げ足を取る名人だねぇ。 まったく『ああ言えば子貢』 子貢君、君に忠告する。 心の曇りを払拭(ふっしょく)して、素直な心で聞きなさい。」

子貢曰く、「むむむ・・・」

顔回(がんかい)曰く、「二人とも話を引っ張らないでさっさと話の続きをお願いします。」

子路曰く、「職員のおじさんが、『子路君、さっきの私の秘密にしていることわかっちゃった。とは、君は俺の秘密を知っているということだ。 それならば俺の秘密を俺だけに教えてくれないか! 聞かないうちは気になって落ち着かない! 今すぐ教えろ!』

路:『おじさん、もし教えてズバリ的中したら、おじさんの秘密は俺にばれたことになるから、聞かないほうがいいんじゃないの。 それがおじさんのトラウマだとしたら俺はそのことに触れたくないよ! 聞かないで俺とおじさんの胸にしまっておこうよ!』

職員:『俺の秘密なんだから、俺は知っているんだ。 俺が俺のことを聞く分には問題ないじゃないか。』
 
路:『おじさんのたってのお願いであれば言うよ! その代わり落ち着いて冷静に聞いてよ! じゃあ、言うよ・・・ おじさんの頭の毛は実はアデランネイチャーのズラだってこの鏡が写し出したよ。 おじさん、よほど気にしてるみたいだね。 おじさんが洗面所でズラをつけたりはずしたりしている姿が鏡に写ってるんだ。 俺はズラが無いほうがスッキリして男らしくてカッコイイと思うけどなぁ。』 」


 
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

0 件のコメント:

コメントを投稿