2010年8月18日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート207

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート207」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「今時は子供でも何をしでかすかわからないですよ。 警備員も村長に何かあってからでは大変ですからね。」

子路(しろ)曰く、「ま~、騒ぎを起こしたことが結果的には村長と話をすることが出来たんだがな! 自分の持ち物検査と身体検査をされて警備員2名にひも付けられて会議室に連れて行かれた。 まるで犯罪者だ。 そこには男の職員が立っていて、

職員:『坊主、名前は何と言うか?』

路:『はい、子路です!』

職員:『子路君、これからいくつかの質問をするから正直に答えてくれたまえ、いいね! 答え如何(いかん)によっては村長に面会させないでもないぞ!』
 
路:『はい、正直に答えます。』

職員:『子路君、騒ぎを起こした本当の理由を答えなさい!』

路:『俺はこの村の山の上の廃校の小学校に林間学校として学ぶために友達と来ているんです。 そこに行ったら “これこれしかじか”の理由でここに来ることになっちまったんです。 持参したビデオカメラを見てもらえばわかります。』

職員:『ビデオカメラの中身はすでに見せてもらった。 作りごとかそうじゃないか、廃校に職員を見に行かせている。 これが事実だとしたら人命に関わることだからな! ただし、妖怪の脅しに屈して村議会で決定されたことを、“はい、そうですか” と直ちに覆(くつがえ)す訳にはいかないんだぞ!』

路:『“はい、そうですか” と覆して下さい! とにかく人命に関わることです! 廃校一つぐらい村の歴史記念館にしたっていいじゃないですか!』

職員:『君の意見は聞いていない。 こちらの質問にだけ答えなさい。』

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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