2010年8月17日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート206

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート206」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「村役場に着くと正面玄関をくぐって自動ドアを通り抜け受付目がけて駆け寄って行った。 そこで、俺は大胆にも村役場の受付で『村長さんに会わせろ!』と大声を上げたんだ。 受付の女性が『ぼく。 ここでは大声出しちゃいけませんよ。』とたしなめられたが、『子供の命に関わる大事なんだ。 このまま放っておくと友達が死んでしまうかもしれないんだ。 助けておくれよ!』と必死で叫んだんだ。 頭の髪の毛の薄いメガネをかけた男の職員が俺の方に駆け寄って曰く、『こらぁ、ガキ、静かにしろ!』とどなり上げてきた。 『うるせぇ、お前みたいな小役人に用は無い。 村長に会わせろ!』と言い返したんだ。 『生意気な小僧だ! 小役人で悪かったな!』と言いながらこの職員が俺を捕まえようとしたから、『捕まってなるものか!』と逃げながら大声で『村長に会わせろ! 山の上にある廃校にいる子供の命が危ない! 助けてくれ! ヘルプ! 村長出てこい!』と連呼したんだ。 そこに黒塗りの公用車から降りてきた村長らしき人物に遭遇したんだ。 村長は『おいおい、この騒ぎは何だ! テロでもあったのか?』とお供のものに聞いていた。 俺はすかさず『村長さんですか? 村長さんですか? おじさんは村長さんですか?』 村長曰く、『どうしたんですか? 私がここの村長だが? 私に何か用でもあるのかい?』 俺は『大変なことになっているんだ。 俺の友達の命が危ないんだ。 助けておくれよ!』と大泣きしたんだ。 村長もただ事ではないと察したようだったが、俺は警備員に捕まって取り押さえられてしまったんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

0 件のコメント:

コメントを投稿