本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート205」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、
さゆり:『そうよここは私の家でもあるのよ! 他の派遣切りにあった妖怪たちも次の職が見つかる間暮していけるための大切な施設でもあるの! そんなことより、ぐずぐずしているとあなたの友達がこのままミイラになるわよ! やるしかないのよ。 あなたにノーという返事はないの。 覚悟しなさい!』
路:『“義を見てせざるは勇無きなり” 男、子路! やってみせるぜ! すぐに役場に行って事情を話をして俺の仲間とお前の仲間とこの学校を壊さないでもらうように話をつけて来るぜ!』
さゆり:『あなたの仲間が持っていたとビデオカメラが一目で事態がわかるようにしてあるからこれを見せればいいわ! それとこの鏡を持って行って! これは“真実の鏡”と言って精霊たちの必須アイテムで、人の心の思いが真実かどうか見抜ける鏡なのよ! それにナビにもなるとっても便利な鏡なのよ。 使い方は簡単よ! 鏡に自分の顔を写してこうとなえるの “鏡よ、鏡よ、鏡さん。役場まで連れて行って下さいな!” わかった?』
路:『わかった! ロンパールームの要領で言えばいいんだな。 ありがとう』
さゆり:『終わったら返してね! ぐずぐずしないで早く行って!』
路:『行ってくるぜ!』
早速俺は食料と水をリュックに入れて、カメラと鏡を持って村役のいる役場に向かったんだ。
俺は鏡の導くままに従って行くと村の家々が見えてきた。
村の唯一の繁華街である銀座通り商店街の中心に地上10階建てのガラスばりのビルでこの村の環境には似つかわしくない建物であった。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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