2010年8月15日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート204

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート204」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、

さゆり:『子路兄ちゃんよく聞いて! この廃校(はいこう)になった校舎は今年いっぱいで壊されてしまうのよ! この建物は120年の歴史があってこの村の子供たちの成長を見守ってきたのよ! 校庭の二宮尊徳像も校門の桜の木もそうよ! これが全て壊されてしまうの!』

路:『さゆりちゃん、今どきは少子化で子供の数が減る一方だよ。 あっちこっちで学校が成り立たなくなって閉校している現状だ。 ましてや廃校になって子供がいないなら、このまま使わない校舎として置いておく訳にゃいかないじゃないかい? 管理するのも大変だから行政も仕方なくすることだと思うよ。』

さゆり:『そんな勝手なこと許さないわ! ここの小学校はこの地域で最初の学校で村人が自らの手で建てたところよ! 村にとっては重要文化財よ! 壊す前にこの校舎を村中で活かすことを考えてないわ!』

路:『なんか難しい話になってきたな! 俺に何をしろと言うんだよ!』

さゆり:『この校舎を壊さないでほしの! それと村中で大切にしてこの小学校に全国から子供や大人が集まるように努力して欲しいことを村役の人達に伝えてくれない!』

路:『伝えるって、小6のよそ者の子供の話を聞いてくれるかい?』

さゆり:『そのために人質よ! これは最後の手段なの。 私達は長年ここに住んでいるのよ。 この場所が無くなったら行くとこもなくなってしまうのよ!』

路:『さゆり、この小学校がお前の家なのか! ホームレスになっちまうのか! 他の小学校に転勤することはできないのかよ? バカなことはやめて次の家を早く探しなよ!』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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