2010年7月30日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート188

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート188」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「もちろんその欲望は、これまた各人各様、種々雑多でしょう。 あるいは金が欲(ほ)しい。あるいは地位が欲しい。 名誉が欲しい。 溶(と)けるような気持の恋愛が欲しい。 あるいは宝石がいい。 いや俺は家屋敷(いえやしき)がいい。 いや什器(じゅうき)だ。 俺はそれよりも、このごろはやりの石を集めたいとか、いや私は着物だ、というようにね―みんな欲しい? みんなはいけないよ。 それで、こうしたいろいろの区別をもつ個性的欲望のいずれもが、すべて結論すればだ、み~んな自分自身がそれによって喜びを感じたときに幸福を感じるじゃないですか。 だから幸福とは、喜びを感じるときの人生を指していう言葉だと言えるね。 手をたたくときが幸せじゃないね。 『幸せなら手をたたこう』って歌があるけれど、手をたたいたって幸せになりゃしないもん。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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