2010年7月19日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート177

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート177」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「子路(しろ)先輩! 子路ちゃんと陽明(ようめい)君との秘密で、『誰にも言わないでよ!』と言う約束ごとなんですよね。 誰にも言ってはいけないことを聞いてしまいましたよ。」

子路曰く、「もう何十年も経っているんだ! この約束はすでに時効だ。」

顔回(がんかい)曰く、「まあ、今さらどうでもいいことですから、そこは聞かなかったことにしましょう。 その先をお願いします。」

子路曰く、「さすがに顔回は子貢君と違って人間ができてるねぇ! 重箱の隅を楊枝でほじくるような度量の小さい男ではないな!」

子貢曰く、「度量が小さくて悪かったですね! 先輩は度量が大海のごとく大きいですからね! ああやだやだ。」

顔回曰く、「子貢君、ボヤキはみっともないですよ! ここは子路先輩に話の続きをしてもらいましょう。」

子貢曰く、「先輩すいません。 話の続きをお願いします。」

子路曰く、「おお、子貢よ、そういう謙虚な態度で先輩を敬う心が大切だぞ! では、話の続きをしよう。 俺は急いで陽明のリュックを取りに行こうとしたが、もう一人一緒に来た玄徳(げんとく)の姿がなかったんだ。 とっくに皆のいる所に戻っているかと思ったんだ。」

顔回曰く、「え~え、玄徳ちゃんが行方不明になったんですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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