本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート172」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、「俺がトイレに行くと後から俺と同じでおしっこしたいやつが俺の後を追っかけてきたんだ。」
顔回(がんかい)曰く、「それで二人になったんですね!」
子路曰く、「いや三人だ。 その後でもう一人ついて来た。 とにかく三人で校舎の外のトイレに行った。 とても風通しのよい古い木造のトイレなんだ。 三人とも我慢できずにトイレに駆け込んだ。 俺は大小一緒だったんで個室に入った。 もう一人も個室に入った。 俺は出すものを出してはいたが、誰かがついてきて俺をじっと見ている気配がしてならなかった。」
顔回曰く、「それで・・・」
子路曰く、「それからだ。 隣の個室に入ったやつが突然大声で悲鳴を上げたんだ。」
顔回曰く、「どんな悲鳴なんですか?」
子路曰く、「ゴジラとギャオスをミックスした叫びだった。」
顔回曰く、「先輩、それってどんな叫び声なんですか?」
子路曰く、「どんな声だったかは君たちの想像におまかせする! その声をとなりで聞いていた俺は恐怖のあまり一瞬すくんでしまったが、この時とばかりに中村天風先生の「力の誦句」を勇気をふりしぼって唱えたんだ。 『私は 力だ! 力の結晶だ! 何ものにも打ち克つ力の結晶だ。 だから何ものにも負けないのだ。 病にも 運命にも、 否 あらゆるすべてのものに 打ち克つ力だ。 そうだ!! 強い 強い 力の結晶だ。』」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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