本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート101」だ。
諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而 (がくじ)の間」であります。
顔回(がんかい)小声で答えて曰く、「おねえさん、隣のお客というのは先ほどおねえさんらしき人がカナキリ声をあげていたとなりの部屋の客であるのか?」
女子店員曰く、「はい、さようでございます。 せっかくの御好意の差し入れですよ。 よかったら隣の方にご挨拶して下さいな。」
顔回小声で答えて曰く、「あのカナキリ声の主がおねえさんであればもしかしてお隣さんに私達の話はしなかったであろうね!」
女子店員曰く、「してませんよ。 ただ隣の子路(しろ)さんと神北(かんぺき)さんに聞かれたものですからね!」
顔回小声で答えて曰く、「何を聞かれたんですか?」
女子店員曰く、「『回りはうるさいのに隣の客だけは、いるのかいないのかわからないほどしずかだねぇ。 本当にいるのかい?』」
顔回小声で答えて曰く、「それでおねえさんは何と答えたんですか?」
女子店員曰く、「はいもちろん、『気前よくチップを下さったイケメンでステキな若いおにいさんがいらっしゃいますよ!』と言っておきました。」
顔回小声で答えて曰く、「それだけですか?」
女子店員曰く、「はい、それだけですよ。 子路(しろ)さんや神北(かんぺき)さんは、『隣の方はきっとお通夜の帰りで、大切な友人を亡くされて、亡くなった方を静かに飲みながらしみじみ偲んでおられるのだろう。 人事ではない。 さもあらん。』とそう勝手に思われての差し入れじゃないですかねぇ・・・ これって孔門の門人の方々がよく口にする『仁義』というんですかねぇ?」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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