2010年4月29日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート96

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート96」だ。

諸君、ご存知であろうが、孔子先生の奥方は幵官氏(けんかんし)と言う方だね。
幵官氏と結婚し、一男一女をもうけるとある。
長男の名は鯉(り)、長女の名はじょうとある。
孔子先生は妻の幵官氏には相当手を焼いていたと伝えられている。
本当のところは定かでないらしいが。
以前に「論語創作ものがたり」中に紹介した、孔子先生のボヤキがそれである。

「唯(ただ)女子と小人とは養い難しとなす。 これを近づくれば則ち不遜なり。 之(これ)を遠ざくば則ち怨む。」とグチをこぼしていたんだ。
そういえばソクラテスの細君も歴史に残る悪妻とされる。
御存知「クサンティッぺ」女子である。
夫ソクラテスを理解せず、常に夫を罵っていたという。
あまりにも近い身内は、屁もする、糞もする、よだれを垂らして寝ている夫を偉人とは思えないのであろうよ。
ただ偏屈な理屈こきのつまらない夫にしか見えなかったのでしょうな。
見る人の観点つまり主観によって評価は異なります。
幸いのことおかげさまで私は孔子先生の間逆でした。
こんな孔子先生の話を聞いた子貢(しこう)君は、偉大な先生でも細君の取り扱いには、先生にはいかんせんし難いことがあるとの反面教師としての教訓となったのである。
見てきたように語るね!
子貢君つい緊張がとけて、自分の女房はこうあったらいいなぁと「人を恋うる歌」をつい口ずさんでしまったんだろう。
子貢、居酒屋「ざ・論民」2階トイレの小便の便器の前に立って張り紙を見て曰く、「『もう一歩前へ! 的(まと)に狙いをさだめよ! 一回で的に命中したお客様はお申し出下さい。 大当たり賞として粗品を進呈いたします。(嘘偽りない自己申告制。 ただし、来店一度につき1回の有効)』なんだこれは? 小便器の中央にアーチェリーの的がある。 なるほど、ここを狙えということだな!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

0 件のコメント:

コメントを投稿