本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート94」だ。
諸君、神北(かんぺき)君、独り言をつぶやきながらトイレに入りました。
トイレの場所はカギのかかる個室であります。
神北個室に入って便器の上に座って曰く、「ほっ・・・」
そして子貢(しこう)は学而の間ののれんをくぐり、隣の先進の間を一瞥してトイレへ向かって曰く、「あ~あ、相変わらず回(かい)さんは、何を考えているのかわからん御仁だ。 一を聞いて二を知るぐらいで俺はちょうど良かったよ。 一を聞いて十を知ったら回さんそっくりな奇人変人になっちまうからな。 お~恐っ! ブルブル。 つるかめ!つるかめ!」
そこですれ違ったのが店の亭主であります。
亭主すれ違って曰く、「ごきげんどすなぁ。」
子貢小声で曰く、「これこれ亭主、お女中はおらんか?」
亭主立ち止まって曰く、「何ぞご用でっしゃろか?」
子貢小声で曰く、「オーダーをしたい!」
亭主曰く、「御注文なら手前がお聞きしまひょ!」
子貢小声で曰く、「いや、亭主では用が足りん! お女中はおらんか?」
亭主曰く、「注文ぐらい私でも聞けますよ。 遠慮なさらんと、どんどんたのんでおくんなはれや!」
子貢小声で曰く、「そうか、では後ほどでよいからお女中に聞きたいことがあるので学而の間に来てくれるように伝えて下され!」
亭主曰く、「さようですか! 伝えときます。 で、ご注文は?」
子貢小声で曰く、「オーダーは、ピッチャー1ツに生ビール大ジョッキ1ツと枝豆大盛り2ツたのむ。」
亭主曰く、「へぇ~、復唱しますよ。 ピッチャー1ツに生ビール大ジョッキ1ツと枝豆大盛り2ツですな。 へぇ~毎度! かしこまりました、 それとお客はん、何でそない小声で話しはりますねん! 普通に話できませんのんか?」
子貢小声で曰く、「亭主、今は訳は聞かんでくれ! 仔細はいずれかの時に話すとしよう! 今のところは、これにてごめん!」
亭主曰く、「ま~、それにしても孔家の門人はんはけったいな方ばかりおらっしゃる!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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