本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート90」だ。
諸君、昨日の引き続き居酒屋「ざ・論民」、「先進(せんしん)の間」であります。
神北(かんぺき)小声で曰く、「おねえさん折り入ってたずねたいことはね、隣の間の客なんだがね、こんなうすいパーテーションのしきりなのに、やけに静かなんだが、本当にいるのかね?」
女子店員小声で曰く、「はい、もちろんイケメンのお客様がお二人様いらっしゃいますよ!」
神北小声で曰く、「話声が聞こえないんだが、どこの御家中の方だい?」
女子店員小声で曰く、「さぁ? どなた様か知りません。 今日初めてのご新規さんですからね。」
神北小声で曰く、「おねえさん、さっきチップあげたじゃないか。 教えてくれよ!」
女子店員無言で右の手のひらを上にして差し出す!
神北小声で曰く、「何だよこの手は。 またチップくれと言うのか! 冗談じゃないよ!」
女子店員小声で曰く、「ケチ。 いけず。」
神北小声で曰く、「おいおい、どっちがケチだい。 もういいよ!」
女子店員小声で曰く、「神北さん、それより頭働かせたらどうですか?」
神北小声で曰く、「頭を働かせる? どういうことだい?」
女子店員小声で曰く、「隣のお客様はチンタオプレミアム生ビール(大)ジョッキを飲んでいますから、隣同士のよしみになったということでプレゼントしたらどうかしら?」
神北小声で曰く、「なるほど、そうすればゴチになった挨拶にむこうから来るということか。」
女子店員小声で曰く、「『隣のお客様にこちらのお客様からプレゼントですよ。 挨拶して下さいね。』と念を押しておきますから・・・」
神北小声で曰く、「おねえさん、賢いね!」
女子店員小声で曰く、「それほどでも・・・」
神北小声で曰く、「子路(しろ)先輩、隣に生ビール持って行かせますが、よろしいですか?」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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