本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート85」だ。
諸君、昨日の引き続き居酒屋「ざ・論民」、「学而(がくじ)の間」であります。
回(かい)小声で曰く、「子貢(しこう)君、それより隣がやけにそうぞうしくないですか?」
子貢小声で曰く、「そうですね。 イチゴ大福のおねえさんのカナキリ声がしますね!」
回小声で曰く、「とにかくビールの追加オーダーのついでにおねえさんにそれとなく隣の様子をうかがってくれませんか。」
子貢小声で曰く、「そうですねチップも渡しましたからね。 聞いてみます。」
回小声で曰く、「子貢君、その時生ビールはピッチャーで持って来るようにぜひお願いしたい。」
子貢小声で曰く、「はぁ~? 大ジョッキでなくて、ピッチャーでですか?」
回小声で曰く、「はいそうです。 イチゴ大福ねえさんに何度も足を運ばせてはすまんことです。」
子貢小声で曰く、「回さん、生ビールがまずくなりませんか? それにおねえさんの職務で仕事で気を使う必要はないでしょう。」
回小声で曰く、「これが私流の思いやりの在り方、つまり恕(じょ)の心の表現です。」
子貢小声で曰く、「へぇ~、恕の心とはそんなものですかねぇ~? とにかく回さん、もったいつけずに孔子先生の人物評をお話下さいな。」
回小声で曰く、「それでは、子貢君の「是非に!」と言うしつこいリクエストにおこたえをしましょう。」
子貢小声で曰く、「回さん、生ビール、ピッチャーでたのみますから、もったいをつけずにさっさとお願いしますよ。」
回小声で曰く、「子貢君お気づかいいたみいる。 気づかいのついでに私の好物の枝豆を2ツたのみます。」
子貢小声で曰く、「はい、はい。 ついでじゃなくて、一緒にたのみますよ。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿