本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート78」だ。
諸君、ここはお馴染み居酒屋「ざ・論民」、「学而(がくじ)の間」であります。
子貢(しろ)小声で曰く、「回(かい)さん、そう言えば以前子路(しろ)先輩から妙なことを聞かれたんですよ。」
の続きからですね!
子貢小声で曰く、「実は回さん、数か月前に孔子先生から問われたことを子路先輩に話したんですよ!」
顔回(がんかい)小声で曰く、「不肖子貢君、先生から何を聞かれたんだい?」
子貢小声で曰く、「回さん、もう『不肖』はとって下さいな!」
回小声で曰く、「ああ、そうだね! 不肖回! 失礼いたした。 すまぬ! それで子貢君、改めて何を聞かれたんだい?」
子貢小声で曰く、「『子貢よ、〈仁〉の道とは、万物の霊長たる人間としての歩むべき誠と愛と調和の道だ。 時代性の変遷(へんせん)と共に人間の価値観も移り変わる。 然(さ)れど人の本質は変わらぬ。 〈仁〉の道とは、人格の生長及び形成に最も大切な徳行の道でもあるのだよ。 子貢よ、回はその徳の道に至りつつあるんだ。 私はそう感じている。 子貢よ、おまえは回と自分とを比べてみて、徳の道を行くにおいて、どちらが上だと思うかね? どうだろうよ?』と聞かれたんですよ。」
回小声で曰く、「それで子貢君は何と答えたんだね?」
子貢小声で曰く、「まあまあ、一息入れて飲みましょうよ! 回さん、ちっとも飲んでないじゃないですか! グラスのビールを空けて下さいな! その次はチンタオプレミアム生ビール大ジョッキでたのみますから。」
回小声で曰く、「ああ、そうだね。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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