本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート67」だ。
店員曰く、「お客様、キリンエビスビールをお持ちしました。 グラスは3つですね!」
子貢(しこう)、蚊の鳴くような小声で曰く、「ああ、結構だ。 ありがとう!」
店員も小声になって曰く、「お客様、どうしてそんなに小声で話すんですか?」
子貢、蚊の鳴くような小声で曰く、「おねえさん! それはね! 隣の部屋の客はひょっとして私達の知り合いかもしれないんだよ! 部屋同士がパーテーションだけの仕切りじゃないか。 これじゃ互いに会話がまるぎこえだからね!」
天意天風曰く、おねえさんですから、居酒屋の店員さんは女性だったんだね!
女子店員、平常の声で曰く、「お知り合いでしたら、小声で話す必要はないじゃないかしら?」
子貢、相変わらず小声で曰く、「それがねえ・・・ おねえさん! 私達の大先輩でね! 私と彼が隣にいるとわかると大先輩に対していろいろ気を使わにゃならんことになるんだよ! そこんとこわかるよね?」
女子店員曰く、「はあ、まあ。 お客様のご事情がおありでしょうから、好きにして下さいな!」
子貢、女子店員を手招きで誘う。
耳元でささやいて曰く、「きれいなおねえさん! ちょっと聞いてもいいかい?」
女子店員曰く、「まあ、きれいなおねえさんだなんて、お客様、お口がお上手ですね!」
「いや、そんなことはない、本心良心に誓って誠(まこと)にきれいな方だよ!」
諸君、子貢君は私と一緒で女性を口説くことで「弁舌の才」が磨かれたんではなかろうか。
おっと、これは冗談の本音ですぞ!
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿