本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート66」だ。
子貢(しこう)、店員に注文して曰く、「グラスは3個用意してくれたまえ!」
「はぁ~? お二人様なのにグラス3個ですか?」
「理由は聞くな!」
「は~い、復唱します。 キリンエビスビール中ビン2本とグラス3個ですね?」
「そうだ、よくできたね! 賢いぞ! では頼む!」
「さて~と、下駄箱はと・・・ おっ、『“こ”の二番』しか空いてないのか! 俺は孔子の弟子、ナンバー2ということかね! 『“こ”の二番』の札を取ってと・・・ どこだ、どこだ?『学而(がくじ)の間』は? どこの部屋もずいぶんと安っぽちくできてるな。 仕切りがパーテーションで、入口はのれんだけかよ! せめてフスマぐらいつけろよ! 隣の話声がまる聞こえじゃないか。 ああ、ここだ!ここだ!」
子貢、『学而の間』ののれんをくぐって曰く、「回(かい)さん、お待たせしてすみません!」
顔回(がんかい)曰く、「し~いっ! 声が大きいよ! 静かに!」
「はぁ~? 回さん、何やってんですか?」
「子貢君、お静かに! 声を出さないでくれたまえ!」
「はい!」
「声を出さないでと言っただろ!」
そのあと子貢、しばらく無言・・・
「子貢君! 隣に子路(しろ)先輩と神北(かんぺき)君が飲んでいるようだ! 僕らが隣にいることがバレたらまずいんだ。 とにかく、小声で話してくれたまえ!」
「ああ~、そうですか! ラジャー! 了解しました。」
二人とも蚊の鳴くような声でささやきあった。
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿