諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート54」だ。
諸君、一昨日よりの孔子先生、書院の間での先生と子路(しろ)と子貢(しこう)との会話のやりとりと昨日の顔回(がんかい)のいる居酒屋「ざ・論民」で店の亭主と会話のやりとりがありましたな。
多少の時間差はあれど同時進行で進んでおりますよ。
子曰く、「子路よ、学びたい者の妨げをしてはいけないよ!」
子路曰く、「先生、何のことですか? おっしゃっていることがわかりません。」
子曰く、「子路よ、神北(かんぺき)を授業に出させなさい。 子路が講義を受けない日は、神北も受けていない! 神北に講義を積極的(せきぎょくてき)に受けるように私からのことづけだと子路から必ず伝えてくれ! いいな!」
子路曰く、「はい、申し訳ありません。 私も真面目に講義に出させて頂きます!」
子曰く、「わかればいい! さあ、もうよいから帰りなさい! 明日の講義はサボるな!」
「はい、先生、お先に失礼します。」
子路、師の前に背筋を伸ばして凛として立ち、静かに一歩さがる。
そして、ふかぶかと一礼してくるっと向きを変えた。
子貢を一瞥(いちべつ)してニヤッと笑って出て行った。
子曰く、「子貢、待たせたな!」
子貢曰く、「いいえ、先生、子路先輩、また何かしでかしたんですか?」
「いやいやそうではないが、門弟になりたての神北と学び舎(まなびや)には来ているようだが、授業を二人してサボタージュするので注意をしていたところだ。」
「ああ、そうでしたか。 先輩も困ったものですね!」
子曰く、「それはさておき、子貢も疲れたであろう。 今日は早く帰って休むがよかろう!」
子貢曰く、「ありがとうございます。 先生一つお聞きしたいことがありますが?」
子曰く、「何だね?」
子貢曰く、「先生、先ほどの志士仁人(ししじんじん)になるための『仁』を身につけるための心構えを是非教えて下さい!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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