2010年3月3日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート39

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート39」だ。


諸君、処世術という言葉があるよね!
この世の中で生きてゆく、暮しを立ててゆくための世渡りの術(すべ)。
つまり、今時で言う、「世渡り上手になるための学問のススメ!」みたいなものだな。
成功者による成功哲学もそのジャンルにはいるね!
「どうやったら巨万の富を築けるのか?」なんて書店に行けばたくさん並んでいるだろう!!
一般ピープルはそこまでの野心、野望、大志は無いにしても、今時の御時勢、正社員として就職ができれば十分とか、派遣でも働ければOK!とかね!
とにかく生活していければ文句はないとかね!
そんなことより、宝くじ3億円の半分でも当たる方法を知りたいとかね!
いろんな処世術本が出ているね!!
「これを読めばあなたは変わる。 一夜にして、成功者になれる!」なんてね!
それが、今時と言ったのは、孔子先生の孔子塾の第一義は、「君子たるもの」、または「『仁』の道に至る」ための学問であり、日々実践するための実践哲学を教えるものであるのだが、孔子塾で有能な人材を育て、世に排出していくことでもあった。
しかし、就職のためだけに門人となるという輩(やから)、そういう弟子も多くいたということが「論語」の中に孔子先生のポロっと口から出てしまった愚痴&ぼやきが載っているんですよ。
なにも子路だけが愚痴っぽかったわけではないですよ!
人間思い通りにいく時は、愚痴は出ませんよ!
その反対であれば、愚痴の一つや二つや三つ出ませんかい?
諸君はどうですかな?
身に覚えがありませんかな?

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

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