2010年2月24日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート32

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート32」だ。

諸君、孔子先生の返答、「わかる」かな?
「わかんねえ」だろうな?
「わかる」と一言で言っても本当に「わかる」となると深遠なものですな!
この「わかる」とは理屈抜きで「わかる」ということではないかね。
あえて正しく「わかる」とは、スピリッツ(霊魂)がすでに知っているんだね。

子路(しろ)曰く、「神北(かんぺき)や子貢(しこう)、回(かい)の言っていることもわかりませんが、先生の言っておられることは、輪をかけてわかりません! 『わかる』『わからない』は、それぞれの理解度によって個人差があるんですよね! そうであるならば、もっと世間一般ピープルに合わせてわかるように教えていただきたい!」

「子路の言う通りだね。 それぞれ、天から与えられた固有の性能を有しているのだ。 皆一人一人違うことはわかっているよ。 とにかく子路よ、由(子路)がぜひ会ってくれと連れてきた相手だ。 ここで神北殿を門人とするのかしないのかの是非を顔回と子貢の二人に決めてもらう! 二人の意見が割れた場合は、私が決めよう。 子路は当然入門には異存はないであろう。 回、子貢、異存はないね!」

顔回答えて曰く、「はい! 回は異存ありません。」

「はい、子貢も異存ございません。」

「では子貢よ、神北殿を門人にするか? 否か?」

「はい、神北殿を門人に迎えます。」

「顔回はどうかな?」

「はい、神北殿を門人の同志として喜んで迎えます!」

子路の筋書き通り運んでいるようだね。
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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