本日の一日一話。
天風人語のテーマは「善いことは徹底してまねる パート4」だ。
諸君、このテーマのパート1で、「諸君の子供の頃の憧れの的は、憧れていたものは何でしたかね?」と諸君等に問いましたな。
憧れを抱くということは、憧れている存在のようになりたい! 憧れの存在に近づきたい!なれるような存在じゃなくとも夢や勇気や強さ、正義、誠や愛、理由(わけ)は、わかんないけどワクワクしてくる、何故か心引かれる。
白黒テレビの時代から始まった「鉄腕アトム」「鉄人28号」。
カラーテレビに変わったカラーアニメ「機動戦士ガンダム」、毛色の一風変わったところで「ゲゲゲの鬼太郎」、映画アニメ「宇宙戦艦ヤマト」などなど、いろいろあるね。
人の情味をよく表現している映画「ALWAYS三丁目の夕日」は昭和三十年代の東京を舞台にした東京タワーがだんだんに立ち上がっていくところに高度経済成長をあらわしているとともに「月光仮面」に代表される勧善懲悪マンガや劇画がはやっていたね。
今でも人気があるのかな?
女の子には「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」、ちょっと前までは「美少女戦士セーラームーン」などなど人気があったね。
もちろん「ディズニーアニメ映画」や「スタジオジブ
リ映画」も人気だね。
劇画では「五人組の勇士戦士が活躍する戦隊ヒーローもの」「仮面ライダーシリーズ」「ウルトラマンシリーズ」などなど、今も人気がおとろえないね。
昨今は、大人買いというのかな、子供の頃、欲しかったけれど買えなかった、買ってもらえなかったおもちゃなどを、金を稼ぐようになって子供の頃の満たせない欲求を満たすために買っているね。
鉄道のミニチュアや自動車のミニチュアが欲しくてしょうがなかったが、生活がやっとでそんなもの買ってもらえる境遇じゃなかった。
そんな子供時代の満たされない衝動に駆られて、収集狂のコレクトマニアになっている方もいるよな。
いい意味でとらえれば、子供の頃の潜在意識に刻印された強い憧れのイメージの欲求がそうさせているんだね。
別にアニメに限らず「青春のアイドル」や「芸能スター」や「伝記の偉人」も憧れの的にあたるでしょうな。
とにかく、憧れの的は時代の変遷によってその価値観も対象も変わるでしょうが、その中に流れている夢や大志、希望、愛の心、誠の心、正義、友情、恋する心、未知なるものへの冒険心、そして恐れずに立ち向かう勇気、自信を持つこと、やりとおす信念などなどのコンセプトは、変わっていない。
変わらない。
そのことをわかりやすくはっきり表現してくれる、または、なりたい自分を演じてくれるヒーローやヒロインに憧れをもったんですね。
幼い子供心に、お母さんに読んでもらった絵本の中の童話の世界に出てくる「おとぎ話」や「日本むかし話」や「世界の寓話」の中のいましめや教訓がいつまでも忘れられずに心に残っているんですな。
「憧れ」という文字は「童」(わらべ)の「心」と書いて「憧」(あこが)れなんですな!
天風がいう「憧れ」とはね。
幼子(おさなご)の心でいる状態が「憧れ」なんだな。
成長して大人になってもいつまでも忘れないで、捨てないで抱いていたい「憧れの心」は、いつまでも若々しくいられる秘訣でもあるんですぜ。
知ってましたか諸君?
いくつになっても、「憧れの心」の状態は不思議と細胞が生き生きと活性化するんですぞ。
私、天風が言うところの「幼子(おさなご)にかえる。」「童心にかえる。」とは、
「忘れてしまった憧れの心とともに、『無邪気な素直な心』『純真な心』に立ち返ってみようよ。
立ち返って、今一度、諸君の人生に対する考え方思い方を振り返り、自己省察して見直してみる。」
ということだ。
「素直な心」、「純真な心」こそ「本然の自性」、あるがままであるからなんですよ。
本日はこれまで。
この続きは明日また・・・では。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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