本日の一日一話。
天風人語のテーマは「双葉山定次、国技たる大相撲の真髄と醍醐味を訴える ラスト」だ。
諸君、双葉山スター千一夜のゲストは、この回がラストであります。
大横綱の相撲を愛する故の切なる訴えである。
代弁するからよく聞いてくれたまえ。
相撲は、国内の争いごとを回避して、丸く納めることと、楽しむこと、そして、和平を積極的に意志してつくられた行事であったんだ。
平和や調和は、そうなるべく作為しなければつくりあげられないんだよ。
平和は、平和にしようと考えなければ、そうならないんですよ。
積極的に作為しないとね!!
横綱の土俵入りの際に、まわしに、注連縄(しめなわ)をまいて、型を披露するね。
丸い土俵は天を表わしている。
その回りの四方の土台は、地を表わしている。
天円地方ということ。
天は円!! 地は方!!
「天地にかけて、己の力のみで勝負するぞ。
武器は何一つ持っていないぞ。
よくごらんあれ。」
と雲竜型、不知火型などは、目に見える観衆だけではない日本国有の八百万の神である意識生命体にも向けられたものだ。
西洋のスポーツは、古代オリンピックのギリシャにあって、裸は同じであるが、武器一つを持って競いあう。
武器であるからして、殺し合いの道具だ。
円盤投げ、ハンマー投げ、砲丸投げ、槍投げ、投てき競技はみな、人を殺すためのものだ。
日本の大相撲は断然これとは異なるものだ。
大相撲は和をもって尊しとなす理念の下、日本国独自の平和の祭典である。
故に、その火を絶やしてはならない。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・
天意天風
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