2009年11月10日火曜日

鞍馬天狗見参、快刀乱麻を断つ!パート5

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「鞍馬天狗見参、快刀乱麻を断つ!パート5」だ。
このシリーズはパート5でラスト
となります。

「凛として粛粛としてこれを慣らう。」
「凛(りん)」とは、態度などが、引き締まっているさま、りりしいさまのこと。
「粛粛」とは、静かなさま、厳かなさま。
「慣らう」は、「何度も繰り返して、それが習慣となるまで、慣れ親しむまで行修訓練する!」という意味です。

「よりよき積極的な器づくり、人間づくりを目指して、心を引き締めて、心静かに、かつ、厳かに、行修、修養してまいる所存である。」との心得であり、決意宣言だな。
ま~、あえていや、「この厳しい御時世に生きる!生き抜く!」ための一つの人生観でもあります。

以前にも述べさせて頂きました。
諸君の人生観の所信表明文をつくってみてはどうかと提案しました。
是非「自分らしく」でかまいませんので、自分の目的や戒めとして表現せられることをお勧めします。
何度も何度も繰り返し読むことによって、「自分らしく」に立ち帰ることができるでしょう。
さらに進化向上すべく、次の高いステップへ進まれるでしょう。
仕事にもよるでしょうが、働く環境が一段と厳しくなっておりますが、
「家族のために頑張っている。」
「何はともあれ会社存続のために頑張っている。」
ひいては、「直接お目にかかれないお客様や消費者の方々のために頑張って役立ちたい、喜んでもらいたい。」
何であれ、働くというのは、人間の生まれついた役目なんです。
どんな御身分になろうと、健康である限り、働かなくてはならないようにできています。
そうなっているんです。
理屈じゃござんせん。
「家族を食わせるために俺は嫌なんだけど、我慢して、今の仕事をやっているんだ。 そんな気持ちを家族はまったく理解してくれない。 やんなっちゃうよ!! 俺は犠牲者だ。」
こんなこと、もし考えているようなら、「働くということ!働けるということ!」、その本来の尊い意義を知らないんですよ。
まず「自分は誰かの犠牲になって働いているんだ」とする考え方自体が、極めて消極的な精神状態なんですから!!
これわかるでしょ。
働くということは、このこと自体が人間として、生まれた者に与えられた大きな恩恵であり、慈悲であり、使命でもあるんです。
只々、感謝せずにはいられません。
以上、「鞍馬天狗見参、快刀乱麻を断つ!」を終わります。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・

天意天風

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