2009年11月3日火曜日

御恩の心パート3

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「御恩の心パート3」です

このテーマはパート3でシメさせて頂きます。
「御恩の心パート1」の冒頭で、相手を敬って、その人の受けた恩をいうのが一般的な意味なんですと述べました。
諸君も「この人に出合わなければ、今の俺は、私はないわ」と心から感謝できる恩人はいらっしゃいますかい?
一人でもそう感じる方がいる!ということは幸せなことですね。
人間は勝手が強いですから、すぐ自分の都合ばかりで、忘れてしまいがちですよ。
恩師、恩人と思える方が大勢いると素直に感じられたら、諸君はまちがいなく幸せな人です。
恩の心がしみじみ感じられるということは、諸君は「人生に情味」を感じる心を持っているということなんですよ。
「人生の情味」とは、思いやり、やさしさなど、人の心のあたたかみを感じる心、味わえる心です。

そういえば、小学校の低学年の頃に、両親が共働きで忙しかったこともあって、となりに住んでいた、おじさんとおばさんに面倒見てもらったな。
何かあるととなりにかけこんでいた。
そういえば、タバコ屋のおばさん、子供の頃の自分をよくおぼえていて、「大きくなったねえ・・・、大きくなったねえ・・・」て、言ってくれた。
でも、もう会えなくなっちゃった。

そういえばの、ちょっとしたことを感じる情味って、振り返ってみても、心があったかくなるよな。
それが、人間の証だ。
本心良心から来るところの人間としての情味であり、人間やらなきゃわからない醍醐味なんだ。
まっとうな人間の心だね!
誰しも本来もっている心なんですよ。
あらためて、もとめなくてもね!
御恩の心は、忘れられない感謝の心から発しているから、その当時のその場面がありありと思い出されて感慨とともによみがえってくるもんです。
すごく感動し感激したことは、忘れられないでしょうよ。
不思議なことです。
あの世とやらへ帰ってからも、すべて忘れてしまうと思いきや、本当に大切な真心はいつまでも残っていて変わらないんですよ。
本当にいつまでも変わらない人の心があるんですよ。
今どきの、卒業式は、「あおげば尊し」は合唱しなくなっているとか?
先生も友達感覚になってきているのかな?
ま~時代の流れですから、曲目は変わるでしょう。
時代はうつり変われど、人の心の誠は変わりません。
御恩の心は、人間の本心良心からくる情味の心なんです。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・

天意天風

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