本日の一日一話。
天風人語のテーマは「鞍馬天狗見参、快刀乱麻を断つ!パート2」だ。
昨日の続きです。
明るく朗らかで、グチグチ、キナキナ、ネチネチしない、心の中をきれいにさっぱりとして物事にとらわれることなく、懐が広く、深く、長く、強くの己自身を目指す!
生き方の目標にするということだね。
想定外の出来事事件などに際しても、非常に驚いて、精神的動揺をおこさないことを有意注意して、心にとめておくこと。
この突然の事態に際してこそ「クンバハカ法(神経反射の調節法)とプラナヤマ法(活力吸収法)」を間(かん)髪(はつ)を容(い)れず、すかさずやる!
いずれの機会にこれは解説しましよう。
「虚心平気」はね、何事かの不測の事態が起こると、すぐに心は自身から放れちまう。
つまり、心ここにあらず。
放心状態だね。
起こっていることに心が飲み込まれちまうんだな。
いかなる場合があろうとも、いざというときは、そんな出来事が、寝てる間に起こって、ぜんぜん知りもしない。
目が覚めて、聞かされた。
へえ~、よく寝ていたもので知りません。
知らないものは知らないんだ。
心というものを絶対的に虚にして、気を平にする。
気は気分や気持ち、気は心だね。
事あるときも事なきと一緒にする。
いつも気持ちや態度を変わりなく振舞う。
気を平らにすれば、何も知らなかったんだから恐ろしいことはない。
つまり、「虚心平気」とは、よく寝てるときのように、何事もなかったかのような心でいる状態のことですよ。
落ち着いた平静な気持でいなさい。
心得ておきなさいよということです。
心得だからね諸君、聞いて知っているだけじゃだめなんだぜ。
それでは、いざというときに何の役に立ちませんぞ。
習い自分のものとしておぼえ体得修得することですよ。
よろしいですかい!
この続きは明日また・・・
では、御機嫌よう。
今日一日、真我とともにあらんことを・・・
天意天風
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