2010年11月5日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート286

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート286」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子曰く、「では、そういうことで。 私は講義の準備があるので、帰る。」

子路(しろ)曰く、「先生、俺は顔回(がんかい)の跡目について何か話さなくてもいいんですか?」

子曰く、「余計なことは、言わなくてもよい! そこに居てくれるだけでいいよ。 ・・・そうだ、礼服で来てくれ! 子路は、それだけでよい!」

子路曰く、「それはどういうことですか?」

子曰く、「子路が礼服で来れば、塾生連中の身が引き締まると言うものだ!」

子路曰く、「そんなことで、身が引き締まるんですか?」

子曰く、「人は見た目を九割重視するものだよ! 子路が改まってそこに座っているだけで、塾生連中は『今日は何かある! いつもと違う!』と憶測するものだ。」

子路曰く、「そんなもんですかねぇ~。 わかりました。 寮母に頼んで、司会典礼用のスーツを借りてこさせます。」

子曰く、「では、神農廟ホールで待っている。 午後1時半からだ。 30分前にきてくれ。いいね!」

子路曰く、「はい、早速仕度いたします。」

この続きは明日また・・・。 
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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