2010年9月21日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート241

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート241』だ。

諸君、昨日のひきつづきであります。

子貢(しこう) 曰く、「先輩は先生に『恋』をしているんですよ! それも長年苦楽を共にしてきた先生の大きな背中を見ながら、先生に憧れ、いつしか片思いの恋に落ちたんですよ。」

子路(しろ)曰く、「俺が片思いの恋に落ちただとぉ! 子貢よ、お前の天職は司会典礼役じゃない。」

子貢曰く、「先輩、自分の心の中を見られるようで嫌なんでしょう! それで私の天職は何だと言うんですか?」

子路曰く、「お前、心理学者ぶりやがって、人の心の中見たような気になっているが、お前は心理学者なんかじゃない! お前の天性は・・・」

子貢曰く、「私の天性は・・・ ズバリ何ですか?」

子路曰く、「本当の恋を知らない恋愛小説家だ! これがお前の職業にピッタリだ。」

子貢曰く、「私は恋愛小説家ですか。」

神北(かんぺき)曰く、「いいなぁ~。 恋愛小説書いて飯が食えるなら、最高ですね! ハーレクイン・ロマンス『論語に出てくるあの子路の嫉妬と恋』というタイトルで子貢さん一つ書いてみてくださいよ! すでにネタはあがってますから・・・」

子路曰く、「おい、神北! 図に乗るんじゃないぞ! 『仏の子路様』でも我慢ならねぇことだってあるんだ。」

子貢曰く、「まあまあ・・・ 先輩、目くじら立てないで下さいよ。 つい先ほどまで、変わらぬ友情を誓いあったばかりじゃないですか。」

顔回曰く、「突然ですが、子路先輩、皆さん、私は今はっきりわかったんです。 私も孔子先生に『恋』していることに気がついたんです。 と言っても、私は心から先生を尊敬している恩師の愛なんです。」

この続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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