本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート183」だ。
諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、「先生が珍しく居間でテレビを見てくつろいでおられた。 『先生、時代劇が好きなんですか?』と聞いたんだ。 子曰く、『水戸◎門のテレビドラマが好きでね!』と言われたんだ。」
神北(かんぺき)曰く、「もしかして孔子先生もお銀さんの隠れファンだったりしてね!」
子路曰く、「それは先生から聞いてはいないが、子曰く『私は初代の東野英治郎の黄門様が好きだね。 あの笑い顔と笑い方が明るくて自然でいい!』とおっしゃったんだ。」
子貢(しこう)曰く、「へぇ~、知らなかったです。 回(かい)さん知っていましたか?」
顔回(がんかい)曰く、「薄々は知っていましたよ。 子曰く、『政(まつりごと)を成すものは水戸の◎門様を見習うべきだな。』とおっしゃっていましたからね。」
神北曰く、「先生は毎週見ておられたんですかねぇ!」
子路曰く、「いやたまにしか見ないそうだ。 子曰く、『いや、何がいいって、NHKの連続テレビ小説は一回見逃すと先に進んでしまって流れがわかりずらくなるが、一回一回完結していていいいよ。 最後の10分だけ見逃さなければそれで済むことだ。』とおっしゃっていた。」
神北曰く、「『この印籠が目に入らぬか! こちらにおわす御方をどなたと心得る! 畏れ多くも前(さき)の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ! 一同、御老公の御前である、頭が高い!控え居ろう!!!』 お決まりのこのシーンですよね。」
子路曰く、「いやそうでもないようだ。 子曰く、『話の内容はともかく毎回ハッピーエンドで終わることをわかっていて安心しているから終わりだけ見届ければそれでいいんだ。』とおっしゃっていた。 つまり一件落着して、次の所へ旅に出る、互いに別れを惜しむシーンがお好きなようだ。」
顔回曰く、「わかるような気がします。」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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