2010年7月1日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート159

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート159」だ。

諸君、ここは子路(しろ)と顔回(がんかい)のいる学而の間であります。

顔回が子路と神北(かんぺき)の礼に欠ける振る舞いに対して、「存念やいかに?」と問うたところからですよ!

子路つり上がったまなこを大きく見開き顔回のまなこを直視してい曰く「回(かい)! 俺は先生に『回を見習え、回を見習え』と言われ続けているんだぞ! 俺は貴様より二十一歳も年上なんだぜ。 出来たお前であっても俺の立場であれば後輩の貴様を見習えと言われれば面白くないのは当たり前だろう。 俺は先生を共に苦労してきた同志だと思っているんだ。 そして俺は先生のためなら命も惜しくない! 貴様にも俺の気持ちはわかるはずだ。 先生は、お前を我が子以上に可愛くてしょうがないのは、俺はわかっているつもりだ。 回は先生の言うことをいちいちうなずいて、逆らうことをしない。 俺はいちいち先生の言われること、なさることを『もっともだ』と思うこともあるが何を言っているのかわからない時は、『何を言っておられるかわかりません。』とはっきり言う! 時には先生に対して食ってかかる時もある。 『一を聞いて十を知る』なんて、そんな器用な真似はできん。 特に先生の前でいい子ぶりっ子している貴様のまねなど見習えぬわ! 俺は子路であって、顔回じゃないんだ、覚えておけ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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