2010年6月24日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート152

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート152」だ。

諸君、昨日の続きです。

子貢(しこう)曰く、「神北 (かんぺき) 君、私は孔子先生に御用を頼まれて出張で留守をしていたんですよ! その仕事を終えて先生に御報告に行く道すがら、帰宅する回(かい)さんの後姿を見かけてね・・・」

神北曰く、「そう言われればここしばらく子貢さんの姿が見えなかったのは、出張されていたんですか?」

子貢曰く、「神北君、話はこれからだ! 回さんがいつもの回さんと違って肩をつぼめて首はうなだれてとぼとぼ歩いていたんだ。 それで気になって声をかけたんだ。 『回さんご苦労さまです! お帰りですか? ・・・回さんどうしたんですか? 元気がないじゃないですか? 体の具合でも悪いんですか』と言うと、回さんは私に変なことを言うんだ。」

神北曰く、「ほぉー、それで?」

子貢曰く、「『子貢君は私と口を聞いてもいいのかい?』って言うんだ。 目はうつろでまるでうつ病のようだった。 『はぁ~? 何をバカなことを言っているんですか? 同門の子貢ですよ! 回さんとてもお疲れのようですね! 私の留守中に何があったんですか?』とたずねたんだ。」

神北曰く、「それで回さんは何とお答えになったんですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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