2010年5月28日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート125

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート125」だ。

諸君、顔回(がんかい)は第一義と第二礼を重んじる。
孔子先生の薫陶を受け頑(かたく)なにその教えを固持した。
「論語」の子路篇にこうある。

「子曰く、剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し。」

「剛直で木訥な人間は仁者に近い。」とある。

飾り気はなく話し下手ではあるが、心が強く、信念を曲げない人間は、仁者に近い。
顔回のことでもあるが、子路のことでもある。
二人に共通の一面を述べていたのだと思う。
この一面は融通がきかないと見られがちであるが、人間真理から論断すれば、まさしく終始一貫積極的な心の態度で信ずるところの信念を曲げない者は仁者に近いと言える。
孔子自身も「信は万事のもと」と言っている。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

子路曰く、「偏屈で融通がきかないあの顔回がピッチャーの一気のみだと? 皆様のご期待にそえるよう気合を入れてガンバリますだぁ~? 何を猪口才(ちょこざい)なことを言いおって・・・」

居酒屋「ざ・論民」、一階、二階、「イッキ!イッキ!」の大合唱の熱気に包まれる。

神北(かんぺき)、その「イッキ!」の熱気に思わずつられて曰く、「イッキー! 回さん! イッキー! 回さん! イッキー! 回さん!」

子路曰く、「神北、お前もか!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

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