本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート109」だ。
諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。
子路(しろ)ブツブツつぶやいて曰く、「それにしても神北(かんぺき)のやろう、ずいぶんと遅いなぁ! 便所の中で一夜を過ごす気かよ。 このままじゃ夜が明けちまうじゃねえかぁ!」
女子店員ビールを持って入って来て曰く、「はい、子路様、同じプレミアム生ビール(大)ジョッキお隣からの返礼だそうですよ。 『お隣のよしみ、ありがたく頂戴いたしました。』と伝えて下さいとのことですよ! あら、神北様いらっしゃいませんねぇ。」
子路小声で曰く、「神北はトイレだよ。 おい、おたふく! 話が違うじゃねえかぁ! あのときねえちゃんは何と言ったかよ! え~っ? 『必ず隣のやつに挨拶して下さるように念を押しておきますからね!』 こう言ったんだぞ。 これじゃ逆にこっちから先に挨拶に顔を出さなきゃならなくなっちまったじゃねえか!」
女子店員曰く、「はい、子路様、私は確かにお隣の間のお客様に『ご挨拶して下さいな!』と念を押してきましたよ。 どうなさるかは、隣のお客様のご自由ですから。 お客様に向かって『あいさつしろ! あいさつ子路!』なんてとても言えたものじゃありませんよ! 子路様それが礼儀というものじゃありませんか?」
子路曰く、「え~い、いまいましいおなごだ。 こう言えばああ言うし、まるで『おんな子貢』だ。 お前一体何者だ? この店の店員にしておくには実にもったいないが、 しかし、うちの孔子塾は女人禁制なんだ。 おねえちゃんが男なら是非孔子先生に引き合わせたいよ!」
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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