本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート104」だ。
諸君、昨日の達巷(たつこう)村の村人が孔子先生について語っている続きからだね。
達巷の村人が「『セレモニーのプロ集団である孔子典礼社(こうしてんれいしゃ)』代表取締役社長の孔子さんは諸事万事長(た)けておられる天才ですねぇ。 微から細さいに渡って詳細に御存知だ。 それに様々な事情を考慮してお客様のニーズに合わせた儀式や周礼にのっとった冠婚葬祭に関する御予算に合わせた各種セレモニーの請負業、為政者向けコンサルタント業、塾の講師兼経営者、何でもござれ悩み人生相談のカウンセリングとアドバイス等々、いったい何が本職本業なんだろうねぇ~!」と、孔子典礼社社員に聞いたんだ。
これを内弟子から伝え聞くと、代表孔子先生、門人たちにこう言った。
「何が本職本業かと言われても困るね。 何でもやるからねぇ・・・。 まあ六芸の中であげるとすれば、馬術と弓術ということだが、まあ馬が好きだから馬術と言うことにしておこうかねぇ・・・。」
諸君、この話、何が面白いかと言うとね、ジャイアント馬場、チェ・ホンマン等の体のあまりにも大きい人は、小さい人より動きが遅いようにも感じるんだがね。
馬が本職であるということは馬を操ることにかけてはプロということになるね。
プロバレーボール選手やプロバスケットボール選手のように大柄の体には似合わないほど動作が機敏であったんだろうね。
話は変わるが、孔子先生は門弟から塾料や月謝をとっていなかった。
それでは食えないし、内弟子(うちでし)を養ってもいけない。
何を生業(なりわい)として食べていたかというと、ズバリ葬儀屋さんがメインだったんだ。
達巷の村人のお偉いさんが亡くなったおりに孔子典礼の葬儀部が担当して達巷に赴いて葬儀一式を執り行った際の村人の中の責任者が孔子門弟であり、葬儀部の従業員に聞いたいきさつがここにあるんだ。
孔子典礼社の代表が孔子先生であり、一部の門弟はそこの従業員ということだね。
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
0 件のコメント:
コメントを投稿