本日の一日一話、天風人語のテーマは「同化は絶対ダメだせ! 何故ダメか?」だ。
1994年放送の人気テレビドラマ「家なき子」安達祐実さん主演の強烈に印象に残っている少女役のセリフがあったね。
諸君の中にも知っている人もいるでしょうよ。
そう…「同情するなら金をくれ!」だったね。
当然私はすでにあの世にいましたがね。
「どうして死んじまっているのにそんなこの世の娑婆世界のこと知ってるんだよ?」と疑問に思うだろう。
私の役目柄もあるが、この世のことも、あの世からリーディングできるんだぜ。
人の記憶を読むことも出来る。
ま~そのへんは、いずれおいおい話をするよ。
このぐらいのことは生前も出来たんだ。
本当だ。
それたので話をもどそう。
お互いの携帯のメールのやりとりでも、パソコンのメールのやりとりでも、電話の会話でも、直接に顔をにらめっこしての会話でも、特別に、さしたる理由もないのに、やたらと意味のない相槌を打つ人がある。
「うん、うん、わかる、わかる。」
「あなたの悲しい気持ち、よーくわかる。うん、うん。」
「そうよ、その人、ひどい人よ! あなた被害者よ。あなたのつらい気持ち、わかるわ~。」
これは理由のない相槌を打つことによって、同情してあげてるんだ。
また同情することが社交辞令であって、礼儀だと思っている人もいるな。
これは同情の勘違いだぜ。
けっこういるよ、この手のタイプ。
諸君もその一人じゃないかい?
真心からの元気づける励ましのメールや言葉や少しでも気持ちが楽になる、明るくなるメールや言葉ならいいがね。
大切な友達だからと、相手の立場に立って親身に話を聞いたり、メールなどのやりとりで、相手に同情したりしてるうちに、いつの間にか自分の気持ちまで、暗くなってきて、落ち込んでしまった。
どうにもならない、どうすることもできない無力な私。
何故か、悲しくて、やるせなくなってしまった。
同情から励まそうと思ったのに、相手の超ネガティブな心の毒をあびて、いつの間にか麻痺して、相手に同化されちまった。
ミイラとりがミイラにされちまった。
知らず知らずに、いつしか、自分も同じように、超ネガティブな人間になっちまうのであります。
しかもだぞ、そうした恐るべき誘惑が悪意でなく、当り前のように、良いことだと思って行われているんです。
人事ではありません。
気をつけなすったほうがよろしいですぞ。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風
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