2010年1月10日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓 パート6

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく) パート6」だ。

諸君、諸君の中にも生前の私の著書を手にとって読まれた方もおられるでしょう。
天風哲学の真骨頂は「人間は万物の霊長である。」という根幹に流れている絶対の真実である。
ここが一番大事なことであるが、特に忘れてはならないことは、万物の中でも人間は、宇宙根本の創造エネルギーの分派分量を最も多く頂戴しているということだ。
ヨガ哲学では「先天の一気」と呼んでいるんですよ。
人間以外の生命が真似(まね)することのできないほど、まことに多くの分量をいただいている。
故にこのことが、人間が自然物の中で霊長といわれる所以があるんです。
けっして人間のおごりでそう言っているんじゃないんですぞ。
天風哲学は、造物主が人間を万物の霊長として創造された、人間本来の面目とは何かを、私の生涯かけての体験経験から問うて、探究して、導き出した実践哲学なんですよ。
その目的は、万物の霊長たる本来の人間に立ちかえること。
そして、本来の人間として生きることなんですよ。
生前はこのことを真人間として真人生を生きることを天の導きを得てお伝えしていたんですよ。

「天風哲学は、本来儒教や仏教、神道などをはじめ、多様な宗教や哲学を『打って一丸』としたものであり、日々に自ら実践し、行うものであり、人生という社会生活の現場に活かしてこそ意味がある。 単なる知識だけの修得では、『論語読みの論語知らず』と同じことで意味がない。」

これは私の生前に述べた言葉なんですぞ。
この話の続きは明日また。
では・・・
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

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