2010年8月13日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート202

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート202」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「おやじグモ曰く、『正座したまま頭を下げろ! 俺が“おもてをあげよ!”と合図するまでそのままでいろよ。 いいな!』 俺は『わかった』と言ってすぐ額が床に着くぐらい深々と頭を下げた。 おやじグモ曰く、『ボスのお出ましだ。』 俺は頭を下げたまま少し緊張した。」

顔回(がんかい)曰く、「妖怪の世界も仁義を重んじるんですねぇ~! 勉強になります。」

子路曰く、「妖怪の世界が仁義に厚ければ、孔子先生の言う理想世界だぜ!」

顔回曰く、「話の先をお願いします。」

子路曰く、「いよいよボスとのご対面だ。 おやじグモ曰く、『坊主、おもてを上げよ!』 俺はゆっくりと頭をあげた。 俺の前にいたボスとはトイレの天井にいた女の子だった。」

子貢(しこう)曰く、「そうじゃないかと薄々は感じていました。 やっぱりそうでしたか。」

顔回曰く、「私も同感です。 その先をお願いします。」

子路曰く、「思わず『トイレにいた女の子じゃないか! 陽明(ようめい)や玄徳(げんとく)や友達にひどい目にあわせた首謀者はお前か?』

女の子:『子路兄ちゃん勇気あるね! それに友達思いで感心しちゃった。』

路:『おい、お前! すぐに玄徳たちを解放しろ!』

女の子:『いやよ! せっかくの人質だもの。』

路:『人質とはどうゆうことだ。 本当は人を食うつもりでいたんだろう?』

女の子:『あなた方は私の人質よ!』

路:『お前いったい何者で、俺たちを人質にとるとは何が目的だ!』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月12日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート201

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート201」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「理由はわかりませんが、おやじグモはおやじグモなりの立場があるんですね! まるで中年中堅サラリーマンのようですね!」

神北(かんぺき)曰く、「そこに勤めていた小学校の先生が亡くなって何かの理由で妖怪グモおやじになったのかもしれませんよね!」

顔回(がんかい)曰く、「まー、どちらにしても今時のサラリーマンは厳しいですよ! とにかくここでは真実を知っているのは子路少年です。 その話をうかがいましょう。 ではお願いします。」

子路(しろ)曰く、「では、話を戻そう。 どうやらおやじグモの上司が陰に隠れていて糸を引いて操っているらしいことは推測できるだろう。 『おい、おやじさんの立場はわかったから、お前のボスとやらに会わせてくれよ! 何故こんなひどいことをするのか、俺が直接ボスに聞くからな! それならおやじがボスの命令を忠実に守ったことになるだろう!』 おやじグモ曰く、『わかった。 ボスと話をしてくるからちょっと待っていろ!』 俺はその場を動かずに立って待っていたんだ。」

神北曰く、「ボスって誰でしょうねぇ? すごくグロテスクなやつなんでしょうかね?」

子貢曰く、「意外にその逆かもしれませんよ!」

顔回曰く、「私もそんな気がします。 ではその先をお願いします。」

子路曰く、「しばらくするとおやじグモが戻ってきたんだ。 おやじグモ曰く、『待たせたな。 ボスがお前に会うそうだ。 正座してして待つようにいいな!』 何で正座して待たなきゃならないのかと思ったが、とにかくボスに会うために『ハイ』と元気よく返事をしたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月11日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート200

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート200」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

神北(かんぺき)曰く、「先輩すごいですね! 敵にほめられたんですね。」

顔回(がんかい)曰く、「神北君、おやじグモがまだ敵と決めるのは早計すぎますよ。」

子路(しろ)曰く、「そうだな。」

顔回曰く、「話の先をお願いします。」

子路曰く、「俺はおやじグモに真意を尋ねた。 

路:『こりゃ、ほめてくれてありがとさん。 おやじグモに、いや、おじちゃんグモに聞きたいことがある。 答えてくれるかなぁ?』 


おやじ:『あらたまって何だよ! 聞きたいことがあるなら言えよ!』

路:『では、おじちゃんはどうしてそんな蜘蛛男になっちまったんだ?』

おやじ:『どうしてそんなことを聞く!』

路:『スパイダーマンは糸は飛ばすが姿は人間のままなので聞きたかったんだ。』

おやじ:『話せば長くなる。』

路:『では、次の質問。 どうして子供の玄徳(げんとく)をかどわかして糸でぐるぐる巻きにしてしばりつけるようなひどいことをするんだ。』

おやじ:『お化け屋敷のアトラクションじゃないんだ。 このくらいのことをしないと目的が果たせない!』

路:『目的が果たせないとはどういうことだよ! 子供の俺にわかるように話してくれないか?』

おやじ:『それは俺の口からは話せない!』

路:『聞けって言ったじゃないか!』

おやじ:『聞きたいことがあるなら言えと言ったが、それについて答えるとは言ってない!』

路:『お前、蜘蛛のくせしてずいぶんと理屈言うね。』

おやじ:『話したら俺のボスにこっぴどく叱られる! 俺のボスってすごく怖いんだ! そのことは聞くな! 俺の立場も理解してくれ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月10日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート199

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート199」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「先輩! 蜘蛛には手があるんですか?」

子路(しろ)曰く、「子貢君、おやじグモなんだ。 手もありゃ足もある。 つまりカニのハサミの部分をおやじグモの手であるとイメージしてくれたまえ。」

子貢曰く、「とりあえず了解しました。 先をお願いします。」

子路曰く、「おやじグモが額(ひたい)を指して『おい、クソガキ! お前が投げた懐中電灯が俺のおでこに当って額が割れた。 よ~く見ろよ! このキズ、どうしてくれるんだ。』と怒ってるんだ。 よ~く見ると額の真中の上部から左下に三日月型の切り傷があったんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「それで先輩はどう答えたんですか?」

子路曰く、「『おやじグモさん、よ~く聞けよ。 そんな傷ひとつくらいで死にゃしないぜ! おやじが俺たちを脅かすからいけないんじゃないか! その傷のかたちは俺のじいちゃんと同じ三日月型の傷だ! じいちゃん曰くそれって“天下御免の向こう傷”と言うんだぞ。 男の勲章だよ。 つまり度胸の証だ。』」

子貢曰く、「おやじグモはただ驚かすだけで、人喰いグモではなさそうですね。 その先をお願いします。」

子路曰く、「おやじグモが俺に向かって『おい、クソガキ! お前いい度胸してるな。 たいがいは俺の姿を見るだけで、気絶するか腰抜かすかしょん便漏らすかだ。 俺に傷をおわせたやつはお前がはじめてだ。 ほめてやるぞ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月9日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート198

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート198」だ。

諸君、子路(しろ)の話からの引き続きであります。

子路曰く、「俺は隣の教室を開けると、そこはまさに妖怪グモの吐く糸にからめとられる寸前の女子の泣き叫ぶ光景であった。 その蜘蛛ときたら、さきほど一階の教室にいたはずのおやじグモで、俺の顔を見て不敵に笑ったんだ。 俺と陽明(ようめい)とはなすすべを失ってただ呆然と立ち尽くしていた。」

子貢(しこう)曰く、「そのおやじグモは、人喰いグモなんですか? 食べる気だったらもうとっくに誰かが食べられて犠牲者が出てますよ! 先輩も人喰いグモに食べられていたら今頃はここで飲んでられませんからね! ぐるぐる巻きにして楽しんでいるだけじゃないですかねぇ。」

子路曰く、「子貢君は何でも理屈で捉えるからいけないねぇ! その場に出くわしたら起こった出来事をいちいち分析してさらに解析している余裕なんかないんだぜ! 自分を信じて刹那刹那の霊感の勘が頼りなんだ。 子貢君、事件は現場で起こっているんです。 その時にはよろしいか! 理屈を超えた判断が必要となるんです。」

顔回(がんかい)曰く、「先輩のおっしゃることがよく分かります。 その先をお願いします。」

子路曰く、「そのおやじグモが臭い息を吐きながら俺の方へ近づいてきたんだ。 さすがの俺も身震いしたよ。 ところがおやじグモが俺の前でピタリと止まっておかしなことを言いやがる。」

神北(かんぺき)曰く、「おやじグモは喋れるんですか?」

子路曰く、「まさか蜘蛛は人間の言葉は喋れねえが、妖怪おやじグモだから顔はおやじだ! 喋れねれ道理はないぜ。 いきなり俺に『お前、俺の額の傷を見ろ』と蜘蛛手でおやじの額(ひたい)を指差したんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月8日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート197

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート197」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「旗本退屈男」や「桃太郎侍」に出てくる主人公のように、人を大根や人参、キャベツを切るように切れるもんじゃありませんぜ。

真剣で命のとりやりをする時です。
いくら偉そうなことを言ったって、初めての命のとりやりというものはね、もう生きた気持ちのあるべきものじゃないんですぜ。
もしも、「俺は初めての斬(き)りあいの時だったって、何もかもはっきりしていた」っていう奴があったら、そいつは嘘ですよ。
何がどうなったんだか、ちっともわかりゃしないんだ。
殺されちゃたいへんだと思うからね。
一尺足らずの仕込み杖(づえ)を抜いて構えは構えたものの、震えてんだか動いてんだか、息してんだか生きてんだかわかりゃしない。
それで雲をつくような男が青龍刀(せいりゅうとう)ブンブンふり回して、デモンストレーション(示威)がすこぶる派手なんですからねえ、満州の馬賊(ばぞく)って奴は。
その時フウッと……思ったんじゃないよ、思わないで頭の中に出てきたんだ。
「真剣の勝負は腕前じゃない。度胸だぞ」って。
毎晩、もういやんなっちまうように聞かされていたその話が、爺(じい)の顔がパアーッとあっちへ出ると同時に、頭の中に閃(ひらめ)いたと思うと、どういうふうに斬り込んじゃったか、とにかくメチャメチャに斬っちゃったわけです。
それで、どこもどうもないとこを見れば、私は無事だったんだ。
もしも、ああいう尊い毎晩の教えが私の頭になかったら、あるいはそれでこの世を終わってしまっていたかもしれないんです。
いや、斬りあわないうちに倒れちまいますよ。
だから、現在かくある原因は自分じゃ気がつかなかろうけど、心のなかに与えられた、知らざるあいだに自分の心を同化させている暗示のおかげだということを深く反省しなければいけないんであります。
だから今夜から寝がけ、わずかな時間ですが、寝つくまでのあいだ、たとえ昼間どんな場合があろうとも、それは寝床の中に持ち込まないこと。
寝床の中はあとうかぎり積極的な状態で心を堅持しなければ駄目ですよ。
理想からいったらば、寝がけは何も考えないほうがいいんです。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年8月7日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート196

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート196」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

さて、私の爺(じい)は夕飯の場合には必ず四つも五つもお膳(ぜん)を並べて、腰元が三人もかしずいて晩酌(ばんしゃく)の楽しみを毎晩やることになっています。
そうすると必ず私が呼び寄せられる。
で、言うことがもう紋切り型、判で押したようなことを言うんです。
「そちの好めるものを食(しょく)せ。 もっと近(ちこ)うまいれ。 よく眼(まなこ)をすえて爺の額(ひたい)を見ろ」
額に三日月型の刀傷があるんです。
それが自慢なんです。
私の爺というのは。
「これは戦場出途(しゅつと)の往来によって男の誇りの向こう傷じゃ。 よくうけたまわれ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸だぞ。 いかに腕前が優れてるといえども、度胸がなければ必ずその戦いに負ける。 爺が何べんものう、戦場を往来しても、この傷だけでもって命を全うしたのは、自慢するわけじゃないが、しいだま(=度胸)があったからじゃあ。 いざという時は度胸ぞ」
これが必ず爺が私にいう毎晩の言葉なんです。
もう毎晩ですから知っているんです。
「近うまいれ、好めるものを食せ。 眼をすえてよくこの傷を見い」
もうちゃんと何もかも知っているんだ。
こっちはとにかくお膳のものを食いさえすればいいんだ。
何のこともなく思っていた。
むしろ毎晩毎晩の話を飽きっぽく聞いていたやつが、こんど真剣で命のやり取りをする時です。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月6日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート195

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート195」だ。

諸君、子路(しろ)の少年の勇気と度胸は父方のおじいさんの何に故に由来しているのか?
やはり「三つ子の魂百までも」と言うが、幼少の折に聞かされた話というのは、要するに潜在意識の中にインプレス(刻印)されるんですよ。
私が初めて満州で真剣の勝負をしたのは十八歳の時であります。
錦州城(キンシュジョウ)と九連城(キュウレンジョウ)の偵察の任務を参謀本部から仰せつかった河野金吉(こうのきんきち)という人の鞄持(かばんも)ちして十六歳の時に今の満州へ入り込んだわけなんだ。
そうして、生れて初めて真剣の前に命のやり取りをする土壇場(どたんば)に立たされた。
ほとんど無我夢中ではあったけど、その時フゥーッと私の気持ちの中に小さい時、毎夜毎夜、耳にタコが出来るほど聞かされた、私の爺(じい)の言葉をヒョイッと思い出したんです。
私の爺というのは初代の柳川藩主伯爵立花鑑徳(たちばなかんとく)で、私の幼少の名前は三午(さんご)と言った。
それは午(うま)の月の午の日の午の刻に生まれた、その三つの午というので三午という名前だった。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月5日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート194

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート194」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「子路(しろ)少年は勇気と度胸がありますね! 子路少年の勇敢さはどこに由来しているのでしょうか?」

子路(しろ)曰く、「回(かい)よ! いい質問だ。 父方のじいさんは、天風先生のおじいさんと同様に額(ひたい)に三日月型の刀傷(かたなきず)があったんだ。 毎晩の晩酌で一杯やってほろ酔い気分になると必ずこの刀傷を人差し指で大袈裟のポーズでこれ見よがしに指して自慢するんだぜ。 『パッァ! この額の刀傷が目に入らぬか! よ~く見ろよ! これが天下御免の向こう傷じゃ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸ぞ。 パッァ!』とお決まりの文句を言うんだ。 毎晩のこの言葉が幼い俺の心の潜在意識層にしっかりと刻印されていたんだな。 きっと!」

顔回曰く、「『旗本退屈男』の早乙女主水之介の決めゼリフにそっくりですね!」

子路曰く、「そうだな。 俺は幼い子供だったので、誰のセリフだろうが、毎晩言われ続けるとじいちゃんの真似を自然とするようになったんだ。 小さな額に墨つけて『パッァ! この額の刀傷が目に入らぬか! よ~く見ろよ! これが天下御免の向こう傷じゃ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸ぞ。 パッァ!』 それを見てじいちゃんも喜んでくれたんだ。 この歳になってもその言葉を俺は戒(いまし)めにしているんだぜ。」

子貢(しこう)曰く、「やはり幼い頃に自然に覚えたものは、後々すごい力となって働くんですね! 先輩、勉強になりました。」

顔回曰く、「話の続きをお願いします。」

子路曰く、「隣の女子がいる教室から遊園地の絶叫マシンが怖くって逆さになった時の悲鳴に近い悲鳴がした。 俺と陽明(ようめい)はすぐ隣の教室に向かった。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月4日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート193

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート193」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「俺は陽明(ようめい)の手を引っ張って廊下を突っ切って、二階の階段を駆け上がり皆のいる教室の戸の前に戻ったんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「そのおやじグモは追っかけてこなかったんですか?」

子路曰く、「どうしてかは知らないが追っかけてこなかったんだ。 教室の戸の前で二人して『ハァ! ハァ!』と息を切らせながら『先生! 玄徳(げんとく)が妖怪グモに捕まって食べられちゃうよ。 早く助けに来て下さい!』と二人して叫んだんだ。 ところが中から返事がない。 戸を開けて入ろうとしたんだが、戸が何かに引っかかって開かないんだ。 『おかしいなぁ。』と思ったが、何とかしなくちゃならない。 思いきって戸に体当たりした。 戸がはずれて教室を覗いてみると・・・」

顔回つばをゴクっと飲み込みながら曰く、「・・・ のぞいてみると・・・。 それから・・・」

子路曰く、「のぞいてみると・・・、何と付き添いの先生と男子全員が ♪『いーとーまきまき、いーとーまきまき』♪ 蜘蛛の糸に巻かれて、まかれて、まかれて、ぐるぐるまきになっていたんだ。」

顔回曰く、「それって妖怪グモではなく、エイリアンの間違いじゃないですか?」

子路曰く、「まさしく、エイリアン蜘蛛と言っても過言ではないな! 陽明と二人してその光景に唖然としたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月3日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート192

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート192」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「先輩どうして妖怪グモだとわかったんですか? やはり霊感でしょうか?」

子路(しろ)曰く、「蜘蛛の巣で、蜘蛛の糸に巻かれているんだから普通に考えても蜘蛛だよな! ましてや子供であっても人間が身動きできないほどの蜘蛛であれば、尋常じゃないよな。 それで妖気も感じていたから妖怪グモに間違いないと直感したんだ。 わかりやすいだろ。」

子貢(しこう)曰く、「その妖怪グモは人間をエサにするなら、人食いグモですよね! 目に見えない次元の違う妖怪が人間を実際に食べるんでしょうかねぇ~。 信じられませんがね。」

子路曰く、「子貢、お前いちいちケチをつけるね! 身の危険を感じる時の本能がはたらいて俺は子供なりに食われちまうと直感したんだ。」

顔回曰く、「それはそう感じてあたり前です。 その先をお願いします。」

子路曰く、「陽明(ようめい)が教室の戸をに引いて開けようとする刹那、蜘蛛の糸が『シュー』ととんできたんだ。 陽明は戸にべったりと貼りつけ状態にされたんだ。 俺はとっさに蜘蛛の糸がとんできた方向を懐中電灯で照らした。 その先には口先だけは蜘蛛の口でおやじの顔をしたさえない妖怪グモがいたんだ。」

顔回曰く、「それでどうしたんですか!」

子路曰く、「俺の方へ向かって来たんで懐中電灯をおやじグモの顔に目がけて投げつけてやったんだ。 そうしたらピンポイントで頭に命中した。 やつがひるんだすきに引き戸を蹴破り陽明を引きずり出して『先生助けて~』と叫びながらひたすら廊下を走って逃げたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月2日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート191

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート191」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「まさか先輩が小学生のころから霊感があったとは知りませんでしたよ。」

神北(かんぺき)曰く、「子路(しろ)大先輩は実は霊能力者だったんですか? そんな風にはみえませんですよね!」

子路曰く、「神北よ、大人に成長してからは、さっぱりない! 今はまるっきり何も感じないぜ!」

顔回(がんかい)曰く、「話を進めましょうよ! 妖気を感じて、それからどうなったんですか?」

子路曰く、「俺は陽明(ようめい)のリュックにぶら下がっていた懐中電灯を取りだし、薄暗い教室内を照らしてみたんだ。 周りをよく見ると、蜘蛛の巣だらけで不気味だった。 天井を照らしてみるとそこには突然いなくなった玄徳(げんとく)が蜘蛛の糸に巻かれて身動きができずにもがいていたんだ。 ちょうどもがけばもがくほど糸がからまり力尽きて行くセミにそっくりだった。 『おい玄徳大丈夫か? 俺だ、子路だ! 口がきけるなら返事をしろ。 今先生を呼んで助けてやるから待っていろ!』 玄徳の返答は帰ってこなかった。 玄徳はすでに力尽きてぐったりしていたのだ。 天井の奥に玄徳をこんな目に合わせた得体のしれない化け物がいるのを感じたんだ。 『おい、陽明! 玄徳が危ない! 妖怪グモのエサにされちまうぞ! 急いで先生たちを呼んで来てくれ! 急げ!』」 

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月1日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート190

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート190」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「俺は陽明(ようめい)の着替えを手伝ってやりながら、
路:『おい、陽明、お前の見た女の子は俺の見た女の子と同じ子だろう! それとお前の後について来た玄徳(げんとく)を見なかったか?』
陽:『個室トイレに入る時には、玄徳ちゃんを小使用のトイレで用を足しに来たのを見かけたのが最後ですよ。』
路:『おい陽明、何か変じゃないか? もしかして俺たちとんでもない林間学校に来ちまったかもしれないぜ。』
陽:『子路ちゃん、それどういうことだい? もしかしたら〝金田一少年の事件簿“のようにこの学校で林間学校殺人事件が起こるとか?・・・』
路:『いいか、陽明この校舎全体を何者かに監視されている気がするんだ。 つまりお化けか妖怪かわからないが、何かこの世ならざるものがうようよしている。 この学校の校門に入ってからずっと俺の髪の毛の霊感センサーがかなり強い妖気を感じとっていたんだ。』
陽:『子路ちゃん、まるでゲゲゲの鬼太郎だね! すごいよ。』
路:『さっきからこの教室も妖気が漂っている。 何かいるぜ!』
陽:『でも子路ちゃん、お化けには学校も試験も何もないはずだよね! 何で学校に出てくるんだろうね!』
路:『お前〝学校の怪談“見たことないのか?』」


この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月31日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート189

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート189」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「いずれにしても、こうしたことのいっさいを考えてみて、私はだよ―諸君がどう考えようと勝手だよ―人生を理論的に難しく考えて苦しむよりは、率直(そっちょく)に喜びのときをできるだけ多く、いかなる場合にも、心か肉体かどちらかに味わせて生きることを人生生活の主眼とするのが、どうせ遅かれ早かれ死んでいく命に対する最上の考え方だと決定したのであります。 
こういう考え方はね、死ぬときが今まもなく来るだろうと思う人間でなきゃ考えられない考え方なんだ。
あなた方みたいに、当分は死なないだろうとのんきに考える人間の頭のなかにはでてこない考え方かもしれない。 けれどね、人の命、まことに、『あすありと思う心の徒桜(あだざくら) 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは』というのが本当のことだもん。
しょっちゅう我々は死と対決してるんですよ。 『Human is mortal(ヒューマン・イズ・モータル)』という言葉があるじゃないか―人間とは死ぬものなり。 もういっぺん言おうね。 二度三度も言ってさしつかえないんだ、私の人生観をね。
人生というものは、忍苦(にんく)の忍耐道(にんたいどう)というような難しいことを考えるより、いつでも自己の命に喜びをできるだけ多く味あわせるようにするとろこに、本当の生きがいがある。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月30日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート188

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート188」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「もちろんその欲望は、これまた各人各様、種々雑多でしょう。 あるいは金が欲(ほ)しい。あるいは地位が欲しい。 名誉が欲しい。 溶(と)けるような気持の恋愛が欲しい。 あるいは宝石がいい。 いや俺は家屋敷(いえやしき)がいい。 いや什器(じゅうき)だ。 俺はそれよりも、このごろはやりの石を集めたいとか、いや私は着物だ、というようにね―みんな欲しい? みんなはいけないよ。 それで、こうしたいろいろの区別をもつ個性的欲望のいずれもが、すべて結論すればだ、み~んな自分自身がそれによって喜びを感じたときに幸福を感じるじゃないですか。 だから幸福とは、喜びを感じるときの人生を指していう言葉だと言えるね。 手をたたくときが幸せじゃないね。 『幸せなら手をたたこう』って歌があるけれど、手をたたいたって幸せになりゃしないもん。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月29日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート187

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート187」だ。

諸君、幸せって何だと思いますかい?
「おててのしわとしわを合わせて幸せ・・・」
幼い女の子が手を合わせている仏壇屋のCMがありましたな。
「手の節(ふし)を合わせたらどうなるのよ?」という反論もあるでしょうな。
私が生前にねこう言うことを話したことがあるんです。

「私は、だれが何と言おうと『人生というものは、忍苦(にんく)の、あるいは忍耐のというような難しいことを主張するよりは、現在の自分の生きている命に喜びをできるだけ多く味あわせる、そこに真の生きがいがある。』 聞き違いはないだろうね。 これが私の人生観なんだ。 ようく説明するまでもないことでしょう。 喜びのないところに本当の生きがいのある人生というものはないはずであります。 いいかい。 人間はお互いは、それぞれいろいろな欲望をもっている。 その欲望を具体化するために、お互いは毎日あくせく頭を使い、体を使ってあわただしく働いて、動いてるんじゃないかい。」


この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月28日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート186

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート186」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、
「路:『“ポン酢醤油”と言って女の子は納得したのか?』
陽明(ようめい):『それが今度は “ポン酢醤油ってなぁに?”と聞いてくるんだ。』 
路:『それでお前何と返答したんだよ。』 
陽:『“ポン酢醤油はポン酢醤油だよ! ポン酢醤油を知らないのか?” 女の子は“知らない! 知らない! 知らない! ポン酢醤油ってなぁに? ポン酢醤油ってなぁに?”って言いながら口が裂けてきて僕を飲み込もうとするんだ。』 
路:『おい陽明、女の子は仮の姿でヘビ少女じゃねえのか? それで陽明飲み込まれたのに、こうして生きてここにいるんじゃないか。 変だなぁ?』 
陽:『子路ちゃん、僕は意識がもうろうとする中で “生きなきゃ、生きなきゃ、強く生きなきゃ”ともがいているうちにおなかに力が入っちゃって打ち上げ花火のようなすごい音のオナラが出たんだ。 それからはおぼえていないんだ。』
路:『お前、ねずみ男か! それで俺が来た時は気を失っていたんだな。』
それから陽明を肩に担ぎながらリュックを持って陽明を着替えさせるためにとりあえず校舎の1階の空いた教室に入ったんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月27日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート185

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート185」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、
「陽明(ようめい):『何とかここから脱出しようとトイレの戸を思いっきり蹴りつけたが、びくともしないんだ。 そうこうしているうちに天井の柱の間にいた女の子が“あけないよ!”と言って下に飛び降りてきて、そして僕の顔の鼻先3センチまで顔を近づけてきたんだ。 目をつり上げて僕の目を睨みつけ “幸せってなあに? 幸せってなあに? 幸せってなあに?”と何度も繰り返すんだ。 子路ちゃん、せまいトイレの中で僕は出るに出られず雪隠詰めに追い込まれちゃったんだ』 
路:『雪隠と言やあ、便所のことじゃないか。 便所の中で雪隠詰めとは上手いこと言うじゃないか!』 
陽:『子路ちゃん、感心している場合じゃないよ。』 
路:『それでお前何と答えたんだ。』 
陽:『僕はその時ピーンと閃いたんだ! それで自信たっぷりにいこう言ってやった。 “よく聞けよ! それはポン酢醤油のある家(うち)さ!” 』 」

顔回(がんかい)、子貢(しこう)、神北(かんぺき)声を揃えて同時に曰く、「ポン酢醤油のある家(うち)?」

子路曰く、「陽明のやつそう言ったんだ。 ちなみに俺んちはポン酢醤油は無かったんだが、陽明の家(うち)は必ず1本は冷蔵庫の中に入っているそうだ。」

子貢曰く、「だから陽明ちゃんは自信を持って答えられたんですね。 言葉に説得力がありますよ。」

顔回曰く、「ちなみに私の家にはポン酢醤油はありませんでした。 今でもキッコーセンの醤油とポメラニアン中濃ソースです。」

神北曰く、「家(うち)はキッコーオクのポン酢醤油がありましたね。」

子貢曰く、「私の家(うち)にもありましたよ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月26日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート184

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート184」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。
子貢(しこう)曰く、「先輩、それで陽明ちゃんはどうなったんですか?」

子路(しろ)曰く、「俺の肩につかまってだが何とか立って歩けるようになったんだ。 『おい陽明、俺がリュックを取って来る間に何があったんだ?』 陽明が言うには『トイレの天井の柱の隙間に女の子がいたんだよ。 僕の方を見ながらこう言うんだ。 〝漏らしたの見ちゃった!“ 僕はすかさず〝君は女の子だろう! ここは男子トイレだよ。 女の子はここに入っちゃいけないんだぞ。”と言ってやったんだ。』」

顔回(がんかい)曰く、「それで・・・」

子路曰く、
「路:『おい陽明、俺も隣のトイレで見知らぬ女の子を見たよ!』 
陽:『子路ちゃんも見たんですか?』 
路:『見たよ! 陽明、それからどうなったんだ。』 
陽:『漏らしたの内緒にしとくから何でもいいから歌を歌えと言うんだ。』 
路:『それでお前歌ったのか?』 
陽:『うん』 
路:『何歌ったんだ?』 
陽:『それで坂本九ちゃんの“幸せなら手をたたこう”を歌ってあげたんだ。』 
路:『お前、トイレの中でよく歌えたな! えらいよ。 それからどうした?』 
陽:『歌い終わる前に女の子が怒りだしたんだ。』 
路:『何で怒ったんだ?』 
陽:『子路ちゃん、知らないよ! 僕に“幸せって何?”と聞くんだよ。 それも壊れたレコードみたいに何度も同じ言葉を繰り返すんだ。 僕は恐くなって、逃げ出そうと思ったんだけどロックがはずせないんだ。』

路:『それでおまえどうしたんだよ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月25日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート183

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート183」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、「先生が珍しく居間でテレビを見てくつろいでおられた。 『先生、時代劇が好きなんですか?』と聞いたんだ。 子曰く、『水戸◎門のテレビドラマが好きでね!』と言われたんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「もしかして孔子先生もお銀さんの隠れファンだったりしてね!」

子路曰く、「それは先生から聞いてはいないが、子曰く『私は初代の東野英治郎の黄門様が好きだね。 あの笑い顔と笑い方が明るくて自然でいい!』とおっしゃったんだ。」

子貢(しこう)曰く、「へぇ~、知らなかったです。 回(かい)さん知っていましたか?」

顔回(がんかい)曰く、「薄々は知っていましたよ。 子曰く、『政(まつりごと)を成すものは水戸の◎門様を見習うべきだな。』とおっしゃっていましたからね。」

神北曰く、「先生は毎週見ておられたんですかねぇ!」

子路曰く、「いやたまにしか見ないそうだ。 子曰く、『いや、何がいいって、NHKの連続テレビ小説は一回見逃すと先に進んでしまって流れがわかりずらくなるが、一回一回完結していていいいよ。 最後の10分だけ見逃さなければそれで済むことだ。』とおっしゃっていた。」

神北曰く、「『この印籠が目に入らぬか! こちらにおわす御方をどなたと心得る! 畏れ多くも前(さき)の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ! 一同、御老公の御前である、頭が高い!控え居ろう!!!』 お決まりのこのシーンですよね。」

子路曰く、「いやそうでもないようだ。 子曰く、『話の内容はともかく毎回ハッピーエンドで終わることをわかっていて安心しているから終わりだけ見届ければそれでいいんだ。』とおっしゃっていた。 つまり一件落着して、次の所へ旅に出る、互いに別れを惜しむシーンがお好きなようだ。」

顔回曰く、「わかるような気がします。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風