2010年8月12日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート201

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート201」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「理由はわかりませんが、おやじグモはおやじグモなりの立場があるんですね! まるで中年中堅サラリーマンのようですね!」

神北(かんぺき)曰く、「そこに勤めていた小学校の先生が亡くなって何かの理由で妖怪グモおやじになったのかもしれませんよね!」

顔回(がんかい)曰く、「まー、どちらにしても今時のサラリーマンは厳しいですよ! とにかくここでは真実を知っているのは子路少年です。 その話をうかがいましょう。 ではお願いします。」

子路(しろ)曰く、「では、話を戻そう。 どうやらおやじグモの上司が陰に隠れていて糸を引いて操っているらしいことは推測できるだろう。 『おい、おやじさんの立場はわかったから、お前のボスとやらに会わせてくれよ! 何故こんなひどいことをするのか、俺が直接ボスに聞くからな! それならおやじがボスの命令を忠実に守ったことになるだろう!』 おやじグモ曰く、『わかった。 ボスと話をしてくるからちょっと待っていろ!』 俺はその場を動かずに立って待っていたんだ。」

神北曰く、「ボスって誰でしょうねぇ? すごくグロテスクなやつなんでしょうかね?」

子貢曰く、「意外にその逆かもしれませんよ!」

顔回曰く、「私もそんな気がします。 ではその先をお願いします。」

子路曰く、「しばらくするとおやじグモが戻ってきたんだ。 おやじグモ曰く、『待たせたな。 ボスがお前に会うそうだ。 正座してして待つようにいいな!』 何で正座して待たなきゃならないのかと思ったが、とにかくボスに会うために『ハイ』と元気よく返事をしたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月11日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート200

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート200」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

神北(かんぺき)曰く、「先輩すごいですね! 敵にほめられたんですね。」

顔回(がんかい)曰く、「神北君、おやじグモがまだ敵と決めるのは早計すぎますよ。」

子路(しろ)曰く、「そうだな。」

顔回曰く、「話の先をお願いします。」

子路曰く、「俺はおやじグモに真意を尋ねた。 

路:『こりゃ、ほめてくれてありがとさん。 おやじグモに、いや、おじちゃんグモに聞きたいことがある。 答えてくれるかなぁ?』 


おやじ:『あらたまって何だよ! 聞きたいことがあるなら言えよ!』

路:『では、おじちゃんはどうしてそんな蜘蛛男になっちまったんだ?』

おやじ:『どうしてそんなことを聞く!』

路:『スパイダーマンは糸は飛ばすが姿は人間のままなので聞きたかったんだ。』

おやじ:『話せば長くなる。』

路:『では、次の質問。 どうして子供の玄徳(げんとく)をかどわかして糸でぐるぐる巻きにしてしばりつけるようなひどいことをするんだ。』

おやじ:『お化け屋敷のアトラクションじゃないんだ。 このくらいのことをしないと目的が果たせない!』

路:『目的が果たせないとはどういうことだよ! 子供の俺にわかるように話してくれないか?』

おやじ:『それは俺の口からは話せない!』

路:『聞けって言ったじゃないか!』

おやじ:『聞きたいことがあるなら言えと言ったが、それについて答えるとは言ってない!』

路:『お前、蜘蛛のくせしてずいぶんと理屈言うね。』

おやじ:『話したら俺のボスにこっぴどく叱られる! 俺のボスってすごく怖いんだ! そのことは聞くな! 俺の立場も理解してくれ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月10日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート199

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート199」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「先輩! 蜘蛛には手があるんですか?」

子路(しろ)曰く、「子貢君、おやじグモなんだ。 手もありゃ足もある。 つまりカニのハサミの部分をおやじグモの手であるとイメージしてくれたまえ。」

子貢曰く、「とりあえず了解しました。 先をお願いします。」

子路曰く、「おやじグモが額(ひたい)を指して『おい、クソガキ! お前が投げた懐中電灯が俺のおでこに当って額が割れた。 よ~く見ろよ! このキズ、どうしてくれるんだ。』と怒ってるんだ。 よ~く見ると額の真中の上部から左下に三日月型の切り傷があったんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「それで先輩はどう答えたんですか?」

子路曰く、「『おやじグモさん、よ~く聞けよ。 そんな傷ひとつくらいで死にゃしないぜ! おやじが俺たちを脅かすからいけないんじゃないか! その傷のかたちは俺のじいちゃんと同じ三日月型の傷だ! じいちゃん曰くそれって“天下御免の向こう傷”と言うんだぞ。 男の勲章だよ。 つまり度胸の証だ。』」

子貢曰く、「おやじグモはただ驚かすだけで、人喰いグモではなさそうですね。 その先をお願いします。」

子路曰く、「おやじグモが俺に向かって『おい、クソガキ! お前いい度胸してるな。 たいがいは俺の姿を見るだけで、気絶するか腰抜かすかしょん便漏らすかだ。 俺に傷をおわせたやつはお前がはじめてだ。 ほめてやるぞ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月9日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート198

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート198」だ。

諸君、子路(しろ)の話からの引き続きであります。

子路曰く、「俺は隣の教室を開けると、そこはまさに妖怪グモの吐く糸にからめとられる寸前の女子の泣き叫ぶ光景であった。 その蜘蛛ときたら、さきほど一階の教室にいたはずのおやじグモで、俺の顔を見て不敵に笑ったんだ。 俺と陽明(ようめい)とはなすすべを失ってただ呆然と立ち尽くしていた。」

子貢(しこう)曰く、「そのおやじグモは、人喰いグモなんですか? 食べる気だったらもうとっくに誰かが食べられて犠牲者が出てますよ! 先輩も人喰いグモに食べられていたら今頃はここで飲んでられませんからね! ぐるぐる巻きにして楽しんでいるだけじゃないですかねぇ。」

子路曰く、「子貢君は何でも理屈で捉えるからいけないねぇ! その場に出くわしたら起こった出来事をいちいち分析してさらに解析している余裕なんかないんだぜ! 自分を信じて刹那刹那の霊感の勘が頼りなんだ。 子貢君、事件は現場で起こっているんです。 その時にはよろしいか! 理屈を超えた判断が必要となるんです。」

顔回(がんかい)曰く、「先輩のおっしゃることがよく分かります。 その先をお願いします。」

子路曰く、「そのおやじグモが臭い息を吐きながら俺の方へ近づいてきたんだ。 さすがの俺も身震いしたよ。 ところがおやじグモが俺の前でピタリと止まっておかしなことを言いやがる。」

神北(かんぺき)曰く、「おやじグモは喋れるんですか?」

子路曰く、「まさか蜘蛛は人間の言葉は喋れねえが、妖怪おやじグモだから顔はおやじだ! 喋れねれ道理はないぜ。 いきなり俺に『お前、俺の額の傷を見ろ』と蜘蛛手でおやじの額(ひたい)を指差したんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月8日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート197

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート197」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「旗本退屈男」や「桃太郎侍」に出てくる主人公のように、人を大根や人参、キャベツを切るように切れるもんじゃありませんぜ。

真剣で命のとりやりをする時です。
いくら偉そうなことを言ったって、初めての命のとりやりというものはね、もう生きた気持ちのあるべきものじゃないんですぜ。
もしも、「俺は初めての斬(き)りあいの時だったって、何もかもはっきりしていた」っていう奴があったら、そいつは嘘ですよ。
何がどうなったんだか、ちっともわかりゃしないんだ。
殺されちゃたいへんだと思うからね。
一尺足らずの仕込み杖(づえ)を抜いて構えは構えたものの、震えてんだか動いてんだか、息してんだか生きてんだかわかりゃしない。
それで雲をつくような男が青龍刀(せいりゅうとう)ブンブンふり回して、デモンストレーション(示威)がすこぶる派手なんですからねえ、満州の馬賊(ばぞく)って奴は。
その時フウッと……思ったんじゃないよ、思わないで頭の中に出てきたんだ。
「真剣の勝負は腕前じゃない。度胸だぞ」って。
毎晩、もういやんなっちまうように聞かされていたその話が、爺(じい)の顔がパアーッとあっちへ出ると同時に、頭の中に閃(ひらめ)いたと思うと、どういうふうに斬り込んじゃったか、とにかくメチャメチャに斬っちゃったわけです。
それで、どこもどうもないとこを見れば、私は無事だったんだ。
もしも、ああいう尊い毎晩の教えが私の頭になかったら、あるいはそれでこの世を終わってしまっていたかもしれないんです。
いや、斬りあわないうちに倒れちまいますよ。
だから、現在かくある原因は自分じゃ気がつかなかろうけど、心のなかに与えられた、知らざるあいだに自分の心を同化させている暗示のおかげだということを深く反省しなければいけないんであります。
だから今夜から寝がけ、わずかな時間ですが、寝つくまでのあいだ、たとえ昼間どんな場合があろうとも、それは寝床の中に持ち込まないこと。
寝床の中はあとうかぎり積極的な状態で心を堅持しなければ駄目ですよ。
理想からいったらば、寝がけは何も考えないほうがいいんです。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年8月7日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート196

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート196」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

さて、私の爺(じい)は夕飯の場合には必ず四つも五つもお膳(ぜん)を並べて、腰元が三人もかしずいて晩酌(ばんしゃく)の楽しみを毎晩やることになっています。
そうすると必ず私が呼び寄せられる。
で、言うことがもう紋切り型、判で押したようなことを言うんです。
「そちの好めるものを食(しょく)せ。 もっと近(ちこ)うまいれ。 よく眼(まなこ)をすえて爺の額(ひたい)を見ろ」
額に三日月型の刀傷があるんです。
それが自慢なんです。
私の爺というのは。
「これは戦場出途(しゅつと)の往来によって男の誇りの向こう傷じゃ。 よくうけたまわれ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸だぞ。 いかに腕前が優れてるといえども、度胸がなければ必ずその戦いに負ける。 爺が何べんものう、戦場を往来しても、この傷だけでもって命を全うしたのは、自慢するわけじゃないが、しいだま(=度胸)があったからじゃあ。 いざという時は度胸ぞ」
これが必ず爺が私にいう毎晩の言葉なんです。
もう毎晩ですから知っているんです。
「近うまいれ、好めるものを食せ。 眼をすえてよくこの傷を見い」
もうちゃんと何もかも知っているんだ。
こっちはとにかくお膳のものを食いさえすればいいんだ。
何のこともなく思っていた。
むしろ毎晩毎晩の話を飽きっぽく聞いていたやつが、こんど真剣で命のやり取りをする時です。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月6日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート195

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート195」だ。

諸君、子路(しろ)の少年の勇気と度胸は父方のおじいさんの何に故に由来しているのか?
やはり「三つ子の魂百までも」と言うが、幼少の折に聞かされた話というのは、要するに潜在意識の中にインプレス(刻印)されるんですよ。
私が初めて満州で真剣の勝負をしたのは十八歳の時であります。
錦州城(キンシュジョウ)と九連城(キュウレンジョウ)の偵察の任務を参謀本部から仰せつかった河野金吉(こうのきんきち)という人の鞄持(かばんも)ちして十六歳の時に今の満州へ入り込んだわけなんだ。
そうして、生れて初めて真剣の前に命のやり取りをする土壇場(どたんば)に立たされた。
ほとんど無我夢中ではあったけど、その時フゥーッと私の気持ちの中に小さい時、毎夜毎夜、耳にタコが出来るほど聞かされた、私の爺(じい)の言葉をヒョイッと思い出したんです。
私の爺というのは初代の柳川藩主伯爵立花鑑徳(たちばなかんとく)で、私の幼少の名前は三午(さんご)と言った。
それは午(うま)の月の午の日の午の刻に生まれた、その三つの午というので三午という名前だった。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月5日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート194

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート194」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「子路(しろ)少年は勇気と度胸がありますね! 子路少年の勇敢さはどこに由来しているのでしょうか?」

子路(しろ)曰く、「回(かい)よ! いい質問だ。 父方のじいさんは、天風先生のおじいさんと同様に額(ひたい)に三日月型の刀傷(かたなきず)があったんだ。 毎晩の晩酌で一杯やってほろ酔い気分になると必ずこの刀傷を人差し指で大袈裟のポーズでこれ見よがしに指して自慢するんだぜ。 『パッァ! この額の刀傷が目に入らぬか! よ~く見ろよ! これが天下御免の向こう傷じゃ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸ぞ。 パッァ!』とお決まりの文句を言うんだ。 毎晩のこの言葉が幼い俺の心の潜在意識層にしっかりと刻印されていたんだな。 きっと!」

顔回曰く、「『旗本退屈男』の早乙女主水之介の決めゼリフにそっくりですね!」

子路曰く、「そうだな。 俺は幼い子供だったので、誰のセリフだろうが、毎晩言われ続けるとじいちゃんの真似を自然とするようになったんだ。 小さな額に墨つけて『パッァ! この額の刀傷が目に入らぬか! よ~く見ろよ! これが天下御免の向こう傷じゃ。 男が戦う際は腕じゃないぞ、度胸ぞ。 パッァ!』 それを見てじいちゃんも喜んでくれたんだ。 この歳になってもその言葉を俺は戒(いまし)めにしているんだぜ。」

子貢(しこう)曰く、「やはり幼い頃に自然に覚えたものは、後々すごい力となって働くんですね! 先輩、勉強になりました。」

顔回曰く、「話の続きをお願いします。」

子路曰く、「隣の女子がいる教室から遊園地の絶叫マシンが怖くって逆さになった時の悲鳴に近い悲鳴がした。 俺と陽明(ようめい)はすぐ隣の教室に向かった。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月4日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート193

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート193」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「俺は陽明(ようめい)の手を引っ張って廊下を突っ切って、二階の階段を駆け上がり皆のいる教室の戸の前に戻ったんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「そのおやじグモは追っかけてこなかったんですか?」

子路曰く、「どうしてかは知らないが追っかけてこなかったんだ。 教室の戸の前で二人して『ハァ! ハァ!』と息を切らせながら『先生! 玄徳(げんとく)が妖怪グモに捕まって食べられちゃうよ。 早く助けに来て下さい!』と二人して叫んだんだ。 ところが中から返事がない。 戸を開けて入ろうとしたんだが、戸が何かに引っかかって開かないんだ。 『おかしいなぁ。』と思ったが、何とかしなくちゃならない。 思いきって戸に体当たりした。 戸がはずれて教室を覗いてみると・・・」

顔回つばをゴクっと飲み込みながら曰く、「・・・ のぞいてみると・・・。 それから・・・」

子路曰く、「のぞいてみると・・・、何と付き添いの先生と男子全員が ♪『いーとーまきまき、いーとーまきまき』♪ 蜘蛛の糸に巻かれて、まかれて、まかれて、ぐるぐるまきになっていたんだ。」

顔回曰く、「それって妖怪グモではなく、エイリアンの間違いじゃないですか?」

子路曰く、「まさしく、エイリアン蜘蛛と言っても過言ではないな! 陽明と二人してその光景に唖然としたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月3日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート192

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート192」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「先輩どうして妖怪グモだとわかったんですか? やはり霊感でしょうか?」

子路(しろ)曰く、「蜘蛛の巣で、蜘蛛の糸に巻かれているんだから普通に考えても蜘蛛だよな! ましてや子供であっても人間が身動きできないほどの蜘蛛であれば、尋常じゃないよな。 それで妖気も感じていたから妖怪グモに間違いないと直感したんだ。 わかりやすいだろ。」

子貢(しこう)曰く、「その妖怪グモは人間をエサにするなら、人食いグモですよね! 目に見えない次元の違う妖怪が人間を実際に食べるんでしょうかねぇ~。 信じられませんがね。」

子路曰く、「子貢、お前いちいちケチをつけるね! 身の危険を感じる時の本能がはたらいて俺は子供なりに食われちまうと直感したんだ。」

顔回曰く、「それはそう感じてあたり前です。 その先をお願いします。」

子路曰く、「陽明(ようめい)が教室の戸をに引いて開けようとする刹那、蜘蛛の糸が『シュー』ととんできたんだ。 陽明は戸にべったりと貼りつけ状態にされたんだ。 俺はとっさに蜘蛛の糸がとんできた方向を懐中電灯で照らした。 その先には口先だけは蜘蛛の口でおやじの顔をしたさえない妖怪グモがいたんだ。」

顔回曰く、「それでどうしたんですか!」

子路曰く、「俺の方へ向かって来たんで懐中電灯をおやじグモの顔に目がけて投げつけてやったんだ。 そうしたらピンポイントで頭に命中した。 やつがひるんだすきに引き戸を蹴破り陽明を引きずり出して『先生助けて~』と叫びながらひたすら廊下を走って逃げたんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月2日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート191

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート191」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「まさか先輩が小学生のころから霊感があったとは知りませんでしたよ。」

神北(かんぺき)曰く、「子路(しろ)大先輩は実は霊能力者だったんですか? そんな風にはみえませんですよね!」

子路曰く、「神北よ、大人に成長してからは、さっぱりない! 今はまるっきり何も感じないぜ!」

顔回(がんかい)曰く、「話を進めましょうよ! 妖気を感じて、それからどうなったんですか?」

子路曰く、「俺は陽明(ようめい)のリュックにぶら下がっていた懐中電灯を取りだし、薄暗い教室内を照らしてみたんだ。 周りをよく見ると、蜘蛛の巣だらけで不気味だった。 天井を照らしてみるとそこには突然いなくなった玄徳(げんとく)が蜘蛛の糸に巻かれて身動きができずにもがいていたんだ。 ちょうどもがけばもがくほど糸がからまり力尽きて行くセミにそっくりだった。 『おい玄徳大丈夫か? 俺だ、子路だ! 口がきけるなら返事をしろ。 今先生を呼んで助けてやるから待っていろ!』 玄徳の返答は帰ってこなかった。 玄徳はすでに力尽きてぐったりしていたのだ。 天井の奥に玄徳をこんな目に合わせた得体のしれない化け物がいるのを感じたんだ。 『おい、陽明! 玄徳が危ない! 妖怪グモのエサにされちまうぞ! 急いで先生たちを呼んで来てくれ! 急げ!』」 

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年8月1日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート190

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート190」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「俺は陽明(ようめい)の着替えを手伝ってやりながら、
路:『おい、陽明、お前の見た女の子は俺の見た女の子と同じ子だろう! それとお前の後について来た玄徳(げんとく)を見なかったか?』
陽:『個室トイレに入る時には、玄徳ちゃんを小使用のトイレで用を足しに来たのを見かけたのが最後ですよ。』
路:『おい陽明、何か変じゃないか? もしかして俺たちとんでもない林間学校に来ちまったかもしれないぜ。』
陽:『子路ちゃん、それどういうことだい? もしかしたら〝金田一少年の事件簿“のようにこの学校で林間学校殺人事件が起こるとか?・・・』
路:『いいか、陽明この校舎全体を何者かに監視されている気がするんだ。 つまりお化けか妖怪かわからないが、何かこの世ならざるものがうようよしている。 この学校の校門に入ってからずっと俺の髪の毛の霊感センサーがかなり強い妖気を感じとっていたんだ。』
陽:『子路ちゃん、まるでゲゲゲの鬼太郎だね! すごいよ。』
路:『さっきからこの教室も妖気が漂っている。 何かいるぜ!』
陽:『でも子路ちゃん、お化けには学校も試験も何もないはずだよね! 何で学校に出てくるんだろうね!』
路:『お前〝学校の怪談“見たことないのか?』」


この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月31日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート189

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート189」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「いずれにしても、こうしたことのいっさいを考えてみて、私はだよ―諸君がどう考えようと勝手だよ―人生を理論的に難しく考えて苦しむよりは、率直(そっちょく)に喜びのときをできるだけ多く、いかなる場合にも、心か肉体かどちらかに味わせて生きることを人生生活の主眼とするのが、どうせ遅かれ早かれ死んでいく命に対する最上の考え方だと決定したのであります。 
こういう考え方はね、死ぬときが今まもなく来るだろうと思う人間でなきゃ考えられない考え方なんだ。
あなた方みたいに、当分は死なないだろうとのんきに考える人間の頭のなかにはでてこない考え方かもしれない。 けれどね、人の命、まことに、『あすありと思う心の徒桜(あだざくら) 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは』というのが本当のことだもん。
しょっちゅう我々は死と対決してるんですよ。 『Human is mortal(ヒューマン・イズ・モータル)』という言葉があるじゃないか―人間とは死ぬものなり。 もういっぺん言おうね。 二度三度も言ってさしつかえないんだ、私の人生観をね。
人生というものは、忍苦(にんく)の忍耐道(にんたいどう)というような難しいことを考えるより、いつでも自己の命に喜びをできるだけ多く味あわせるようにするとろこに、本当の生きがいがある。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月30日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート188

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート188」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

「もちろんその欲望は、これまた各人各様、種々雑多でしょう。 あるいは金が欲(ほ)しい。あるいは地位が欲しい。 名誉が欲しい。 溶(と)けるような気持の恋愛が欲しい。 あるいは宝石がいい。 いや俺は家屋敷(いえやしき)がいい。 いや什器(じゅうき)だ。 俺はそれよりも、このごろはやりの石を集めたいとか、いや私は着物だ、というようにね―みんな欲しい? みんなはいけないよ。 それで、こうしたいろいろの区別をもつ個性的欲望のいずれもが、すべて結論すればだ、み~んな自分自身がそれによって喜びを感じたときに幸福を感じるじゃないですか。 だから幸福とは、喜びを感じるときの人生を指していう言葉だと言えるね。 手をたたくときが幸せじゃないね。 『幸せなら手をたたこう』って歌があるけれど、手をたたいたって幸せになりゃしないもん。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月29日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート187

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート187」だ。

諸君、幸せって何だと思いますかい?
「おててのしわとしわを合わせて幸せ・・・」
幼い女の子が手を合わせている仏壇屋のCMがありましたな。
「手の節(ふし)を合わせたらどうなるのよ?」という反論もあるでしょうな。
私が生前にねこう言うことを話したことがあるんです。

「私は、だれが何と言おうと『人生というものは、忍苦(にんく)の、あるいは忍耐のというような難しいことを主張するよりは、現在の自分の生きている命に喜びをできるだけ多く味あわせる、そこに真の生きがいがある。』 聞き違いはないだろうね。 これが私の人生観なんだ。 ようく説明するまでもないことでしょう。 喜びのないところに本当の生きがいのある人生というものはないはずであります。 いいかい。 人間はお互いは、それぞれいろいろな欲望をもっている。 その欲望を具体化するために、お互いは毎日あくせく頭を使い、体を使ってあわただしく働いて、動いてるんじゃないかい。」


この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月28日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート186

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート186」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、
「路:『“ポン酢醤油”と言って女の子は納得したのか?』
陽明(ようめい):『それが今度は “ポン酢醤油ってなぁに?”と聞いてくるんだ。』 
路:『それでお前何と返答したんだよ。』 
陽:『“ポン酢醤油はポン酢醤油だよ! ポン酢醤油を知らないのか?” 女の子は“知らない! 知らない! 知らない! ポン酢醤油ってなぁに? ポン酢醤油ってなぁに?”って言いながら口が裂けてきて僕を飲み込もうとするんだ。』 
路:『おい陽明、女の子は仮の姿でヘビ少女じゃねえのか? それで陽明飲み込まれたのに、こうして生きてここにいるんじゃないか。 変だなぁ?』 
陽:『子路ちゃん、僕は意識がもうろうとする中で “生きなきゃ、生きなきゃ、強く生きなきゃ”ともがいているうちにおなかに力が入っちゃって打ち上げ花火のようなすごい音のオナラが出たんだ。 それからはおぼえていないんだ。』
路:『お前、ねずみ男か! それで俺が来た時は気を失っていたんだな。』
それから陽明を肩に担ぎながらリュックを持って陽明を着替えさせるためにとりあえず校舎の1階の空いた教室に入ったんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月27日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート185

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート185」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、
「陽明(ようめい):『何とかここから脱出しようとトイレの戸を思いっきり蹴りつけたが、びくともしないんだ。 そうこうしているうちに天井の柱の間にいた女の子が“あけないよ!”と言って下に飛び降りてきて、そして僕の顔の鼻先3センチまで顔を近づけてきたんだ。 目をつり上げて僕の目を睨みつけ “幸せってなあに? 幸せってなあに? 幸せってなあに?”と何度も繰り返すんだ。 子路ちゃん、せまいトイレの中で僕は出るに出られず雪隠詰めに追い込まれちゃったんだ』 
路:『雪隠と言やあ、便所のことじゃないか。 便所の中で雪隠詰めとは上手いこと言うじゃないか!』 
陽:『子路ちゃん、感心している場合じゃないよ。』 
路:『それでお前何と答えたんだ。』 
陽:『僕はその時ピーンと閃いたんだ! それで自信たっぷりにいこう言ってやった。 “よく聞けよ! それはポン酢醤油のある家(うち)さ!” 』 」

顔回(がんかい)、子貢(しこう)、神北(かんぺき)声を揃えて同時に曰く、「ポン酢醤油のある家(うち)?」

子路曰く、「陽明のやつそう言ったんだ。 ちなみに俺んちはポン酢醤油は無かったんだが、陽明の家(うち)は必ず1本は冷蔵庫の中に入っているそうだ。」

子貢曰く、「だから陽明ちゃんは自信を持って答えられたんですね。 言葉に説得力がありますよ。」

顔回曰く、「ちなみに私の家にはポン酢醤油はありませんでした。 今でもキッコーセンの醤油とポメラニアン中濃ソースです。」

神北曰く、「家(うち)はキッコーオクのポン酢醤油がありましたね。」

子貢曰く、「私の家(うち)にもありましたよ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月26日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート184

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート184」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。
子貢(しこう)曰く、「先輩、それで陽明ちゃんはどうなったんですか?」

子路(しろ)曰く、「俺の肩につかまってだが何とか立って歩けるようになったんだ。 『おい陽明、俺がリュックを取って来る間に何があったんだ?』 陽明が言うには『トイレの天井の柱の隙間に女の子がいたんだよ。 僕の方を見ながらこう言うんだ。 〝漏らしたの見ちゃった!“ 僕はすかさず〝君は女の子だろう! ここは男子トイレだよ。 女の子はここに入っちゃいけないんだぞ。”と言ってやったんだ。』」

顔回(がんかい)曰く、「それで・・・」

子路曰く、
「路:『おい陽明、俺も隣のトイレで見知らぬ女の子を見たよ!』 
陽:『子路ちゃんも見たんですか?』 
路:『見たよ! 陽明、それからどうなったんだ。』 
陽:『漏らしたの内緒にしとくから何でもいいから歌を歌えと言うんだ。』 
路:『それでお前歌ったのか?』 
陽:『うん』 
路:『何歌ったんだ?』 
陽:『それで坂本九ちゃんの“幸せなら手をたたこう”を歌ってあげたんだ。』 
路:『お前、トイレの中でよく歌えたな! えらいよ。 それからどうした?』 
陽:『歌い終わる前に女の子が怒りだしたんだ。』 
路:『何で怒ったんだ?』 
陽:『子路ちゃん、知らないよ! 僕に“幸せって何?”と聞くんだよ。 それも壊れたレコードみたいに何度も同じ言葉を繰り返すんだ。 僕は恐くなって、逃げ出そうと思ったんだけどロックがはずせないんだ。』

路:『それでおまえどうしたんだよ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月25日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート183

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート183」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、「先生が珍しく居間でテレビを見てくつろいでおられた。 『先生、時代劇が好きなんですか?』と聞いたんだ。 子曰く、『水戸◎門のテレビドラマが好きでね!』と言われたんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「もしかして孔子先生もお銀さんの隠れファンだったりしてね!」

子路曰く、「それは先生から聞いてはいないが、子曰く『私は初代の東野英治郎の黄門様が好きだね。 あの笑い顔と笑い方が明るくて自然でいい!』とおっしゃったんだ。」

子貢(しこう)曰く、「へぇ~、知らなかったです。 回(かい)さん知っていましたか?」

顔回(がんかい)曰く、「薄々は知っていましたよ。 子曰く、『政(まつりごと)を成すものは水戸の◎門様を見習うべきだな。』とおっしゃっていましたからね。」

神北曰く、「先生は毎週見ておられたんですかねぇ!」

子路曰く、「いやたまにしか見ないそうだ。 子曰く、『いや、何がいいって、NHKの連続テレビ小説は一回見逃すと先に進んでしまって流れがわかりずらくなるが、一回一回完結していていいいよ。 最後の10分だけ見逃さなければそれで済むことだ。』とおっしゃっていた。」

神北曰く、「『この印籠が目に入らぬか! こちらにおわす御方をどなたと心得る! 畏れ多くも前(さき)の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ! 一同、御老公の御前である、頭が高い!控え居ろう!!!』 お決まりのこのシーンですよね。」

子路曰く、「いやそうでもないようだ。 子曰く、『話の内容はともかく毎回ハッピーエンドで終わることをわかっていて安心しているから終わりだけ見届ければそれでいいんだ。』とおっしゃっていた。 つまり一件落着して、次の所へ旅に出る、互いに別れを惜しむシーンがお好きなようだ。」

顔回曰く、「わかるような気がします。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月24日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート182

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート182」だ。

諸君、こんな時にこそ、クンバハカ(神経反射の調節法)を知っていたら腰は抜かさなかったろうな。
諸君も理屈抜きにして、天風式クンバハカ法を会得しなさいよ!
腹が立つこと、心配なこと、恐ろしいこと、何かにつけて感情、感覚の刺激、衝動を心に感じたらすぐ肛門を締めちまう。
そしておなかに力を込めると同時に肩を落としちまうんだ。
何度も繰り返すようだが、この三か所がそうした状態にされた時に初めて感情や感覚の刺激衝動が心には感じても神経系統に影響を与えないという、いわゆる影響を減ずる効果がある。


諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「正解! 『水戸◎門』だぜ。 実は俺、お銀さんの隠れファンなんだけど、お銀さんが引退しちまったんで寂しいよ!」

子貢(しこう)曰く、「先輩、珍しく私と同意見ですね! 定番の徳川家三葉葵のご紋の印籠とお銀さんの入浴シーンが出てこないと『水戸◎門』見た気がしませんからね。」

神北(かんぺき)曰く、「私も同意見ですね! 何故かそれがないと落ち着きませんよね!」

顔回(がんかい)曰く、「私も同感! 以下同文。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月23日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート181

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート181」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。
子路(しろ)曰く、「俺は陽明(ようめい)の体を後ろから羽交い締めにしてトイレの外へと引きずり出した。 すでに雨は本降りになっていた。 少しぐらい濡れてもどうせ漏らして濡れているんだからかまわねえ! 俺はやつの仙骨あたりを足の裏で蹴飛ばしながら同時に羽交い締めした両手を引き上げたんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「先輩、何故そんなことしたんですか?」

顔回(がんかい)曰く、「神北君、腰を抜かして立てない場合、そこに気合を入れて蹴飛ばすと腰ぬけが動けるようになるんですよ。」

子路曰く、「そうなんだ。 いきなり立てはしないが、自分の力でハイハイくらいできるようになるんだぜ。」

子貢(しこう)曰く、「へえ~、それってすごいですよ! 先輩、小6なのにどうしてそんな技(わざ)がとっさにできたんですか?」

子路曰く、「子供の頃なのでうる覚えなんだが毎週月曜日夜8時からの時代劇のワンシーンなんだ。 ある男が夜道を提灯を持って急ぎ足で歩いている。 地蔵堂を通りかかった時になにかにつまづいてうつぶせにバタッところんでしまった。 起き上がろうとすると自分の顔と血まみれの顔が鉢合わせ。 男は驚き立とうとするが、立てない。 つまり腰を抜かして立てないんだ。 そんな所を通りかかった助さんだったか、格さんだったか、風車の弥七だったか定かでないが、こんな風にして腰を抜かした男を助けたんだ。」

子貢曰く、「それって人気時代劇『水戸◎門』じゃないですか。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年7月22日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート180

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート180」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「神北(かんぺき)君、実は私もノミの金玉がどのくらいの大きさだろうかと考えてしまったんですよ。 それにノミに心臓ってあるでしょうかねぇ~」

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さん、ノミの金玉でもノミの心臓でも『極めて小さい』という意味でしょう。 『ノミの心臓みたいに気が小さくて臆病である』という例えでしょう。」

顔回曰く、「子貢君、君に問いたい! 何故ノミなのか? シラミではいけないのですか?」

子貢曰く、「回さん、私もノミの金玉もノミの心臓もこの目で見たことはありませんよ。 人の気持ちが極めて小さいことの例えですから、シラミでもミジンコでもかまいませんよ。 屁理屈を言わないで下さいよ!」

子路(しろ)曰く、「おいおい、お前ら内輪もめはやめんか! どうでもいい小さいことにこだわるなよ。」

顔回曰く、「では子路先輩、大きいことだったらこだわってもいいですか?」

子路曰く、「回よ、そうむきになってかみつくな!」

子路曰く、「おいお前ら、話を元に戻すぞ!」

顔回曰く、「では、先輩話の続きをお願いします。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月21日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート179

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート179」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「それからどうしたんですか?」

子路(しろ)曰く、「俺はよじ登ったトイレの隙間からそっとリュックをおろして、中に降りたんだ。 トイレの天井を向いて仰向けに倒れている陽明(ようめい)を起こしてトイレの壁に座らせたんだ。 そしてロックをはずしてトイレの戸を開けた。」

顔回(がんかい)曰く、「面白くなってきましたね。」

子路曰く、「陽明をゆすり起こしたんだ。 やはり直感は当っていて気を失っていたんだな。 意識を取り戻した陽明はいきなり俺に抱きついた。 『子路ちゃん、おれ、おれ、見ちゃったんだよ! 聞いちゃったんだよ!』 『漏らしたきたねえ手で抱きつくんじゃないよ。 まぁ~とりあえず陽明が無事であってよかったぜ。 話は後でよく聞くからとりあえずここから出て着換えろよ。』 『子路ちゃん、ありがとう。 でも立ち上がろうとしても立ち上がれないんだ。』 『お前、腰を抜かしたな! おい陽明、そのまま動くな。 俺がトイレから引きずって外に出すからそのままにしてろ。』 『うん、子路ちゃん、わかった。』」

顔回曰く、「先輩、小学6年生で大人顔負けの判断と行動ですね! ふつうなら、そんな状態の陽明ちゃんを見たらすぐにでも付き添いの先生を呼びに行きますものね。」

子路曰く、「普通はそんなんだがな。 陽明との男と男の約束があったものだから、後で本当の理由を先生や友達に聞かれたらやつは学校へ来なくなっちまうと思ったからだ。」

子貢曰く、「でも呼びかけに答えない緊急事態であったんでしょうからどんな事情であれ先生をすぐに呼びに行くべきですよ!」

子路曰く、「やつはとてもシャイでナイーブで心臓はノミの金玉ぐらいしかないんだ。 漏らしたことが皆に知れたらその後のマインドケアーが大変なんだ。 それに俺の子分でもあるから、俺が面倒をみなくっちゃと思ったんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「子路先輩、『ノミの金玉』ってどのくらいの大きさですか?」

子貢曰く、「神北君、察して下さいよ! 先輩は『ノミの心臓』って言いたかったんですが、間違えたんですよ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月20日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート178

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート178」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「とにかく俺は甥陽明(おいようめい)のリュックを取りに行った。 皆は2階の教室の2室を男子と女子にわけて寝泊まりすることになっていた。 すでにリュックはそこに持って行かれていたんだ。 やつのリュックを背負ってすぐにトイレに戻ったんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「ムムム・・・」

子路曰く、「『甥陽明、リュックを持って来たぞ。戸を開けろ。』 甥陽明は俺の呼びかけにこたえなかった。 『おい、陽明、リュックを持って来てやったぞ。 もらしてしまったことははずかしいことじゃないぜ! リュックを渡すからはやく戸をあけろよ。』 2度の呼びかけにも無言。」

顔回曰く、「ムムム・・・」

子路曰く、「俺は思いっきりジャンプしてトイレの戸の上に手をかけよじ登った。 そしてやつのいるはずのトイレの中をのぞいてみたんだ。 すると・・・」

顔回曰く、「すると・・・。 どうだったんですか?」

子路曰く、「やつはトイレの中で寝ていたんだ。 『おい陽明、起きろ、寝てる場合じゃないぞ! おい、陽明、リュックを投げるぞ!』と大声で怒鳴ったがやつの反応がないんだ。」

顔回曰く、「ムムム・・・」

子路曰く、「最初は陽明が『ただ居眠りでもしているのだ。 のんきなやつだ。』と思ったが、『何か様子が変だ。 これは違う!』と直感したんだ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月19日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート177

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート177」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「子路(しろ)先輩! 子路ちゃんと陽明(ようめい)君との秘密で、『誰にも言わないでよ!』と言う約束ごとなんですよね。 誰にも言ってはいけないことを聞いてしまいましたよ。」

子路曰く、「もう何十年も経っているんだ! この約束はすでに時効だ。」

顔回(がんかい)曰く、「まあ、今さらどうでもいいことですから、そこは聞かなかったことにしましょう。 その先をお願いします。」

子路曰く、「さすがに顔回は子貢君と違って人間ができてるねぇ! 重箱の隅を楊枝でほじくるような度量の小さい男ではないな!」

子貢曰く、「度量が小さくて悪かったですね! 先輩は度量が大海のごとく大きいですからね! ああやだやだ。」

顔回曰く、「子貢君、ボヤキはみっともないですよ! ここは子路先輩に話の続きをしてもらいましょう。」

子貢曰く、「先輩すいません。 話の続きをお願いします。」

子路曰く、「おお、子貢よ、そういう謙虚な態度で先輩を敬う心が大切だぞ! では、話の続きをしよう。 俺は急いで陽明のリュックを取りに行こうとしたが、もう一人一緒に来た玄徳(げんとく)の姿がなかったんだ。 とっくに皆のいる所に戻っているかと思ったんだ。」

顔回曰く、「え~え、玄徳ちゃんが行方不明になったんですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月18日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート176

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート176」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「 『陽明(ようめい)慌てるな! 落ち着け!』  『子路ちゃん、落ち着いてられないよ!』 『とにかくここから出て来いよ!』  『いやだよ!』  『おい、いくら友達のお前でもこの子路に逆らうと、この便所の戸を蹴破るぞ!』  『子路ちゃん、わかったよ! 俺、もらしちゃったんだよ!』  『お前、さっきの見たのか?』  『何それ? 何も見ちゃいないよ。 ただ我慢できずにトイレに駆け込んだけど、間に合わなかったんだ。』  『それじゃ、何か? さっきの悲鳴は、ただ単に陽明がもらしただけのことか?』  『ひどいよ、俺にとってはこのままじゃトイレから出られないじゃないか。 だからどうしようかと途方に暮れていたんだよ!』  『わかった。 おい陽明、お前着替えを持って来てるよな!』  『子路ちゃん、あるよ! リュックの中にパンツとシャツと体操服も入ってる。』  『わかった、俺がお前の着替えを持ってきてやるから待ってろ!』  『子路ちゃん、ありがとう。 ついでにトイレットペーパー上から投げ込んでよ。 もう使い果たしちゃったんだ。』  『わかった、隣のペーパーを上から投げ込んでやる。』  『子路ちゃん、ありがとう。 すぐに来てね!』  『わかった、すぐ来るからな!』  『それと子路ちゃん、このことは子路ちゃんと僕だけの秘密で、誰にも言わないでよ!』  『わかったぜ、誰にも言わないから安心しろよ!』」

顔回(がんかい)曰く、「ただのおもらしだったんですか? トイレの花子さんがてっきり出てきて驚いておもらししたと思っちゃいましたよ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月17日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート175

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート175」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

神北(かんぺき)曰く、「回(かい)さんも子貢(しこう)さんもお酒もかなり強いですね!」

子路(しろ)曰く、「特に回なんか、ザルか穴のあいた甕(かめ)かバケツだ。 だからこいつには質より量なんだ。 高いいい酒はいらないんだ。 お中元でもらわない限り、チンタオプレミアム生ビールなんて贅沢過ぎてもったいない。 生ビールは値段が高いから第四のビールで十分なんだぜ!」

子貢曰く、「それは回さんに失礼ですよ! せめて発泡酒じゃなければビールの味わいが楽しめませんよね。」

顔回曰く、「私は質即量、量即質でどちらとも不可分です。 それより子路先輩の話の続きをお願いします。」

子路曰く、「おうおうそうだったな。 諸君のたってのリクエストにこたえて引き続き話をすることにしよう。」

子貢曰く、「先輩、我々にここまで期待をもたせているんですから、つまんない話はごめんですよ!」

子路曰く「子貢君は一言多いいね! それではトイレのいきさつからだ。 俺は隣の個室に入っているやつに呼びかけたんだ。 『おい、陽明(ようめい)大丈夫か?』」

顔回曰く、「隣の子よりトイレの花子さんはどうしたんでしょうかねぇ?」

子路曰く、「隣のやつは甥(おい)陽明という名前だんだが、俺も恐る恐る天井を見上げたんだが、声の主はいなかった。 そこで個室を出てとなりの個室の戸を思いっきり叩いたんだ。 そうしたら甥陽明から返事が返ってきた。 『子路ちゃん、明けないでくれよ!』 『おい、陽明、何かあったのか?』 『子路ちゃん、大変なことになっちゃったんだ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月16日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート174

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート174」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

バイザー京華(きょうか)曰く、「私はトイレの花子さんじゃないですよ! 早少女京華(さおとめきょうか)ですよ。」

顔回(がんかい)曰く、「それはわかってますよ! いいところで急におねえさんが来られたんでね!」

子貢(しこう)曰く、「ちょうどよかった。 一息入れて乾杯しましょうよ!」

子路(しろ)曰く、「邪魔しやがって! これからが面白いところなんだぜ!」

神北(かんぺき)曰く、「まあまあ、先輩の話の続きは後ほど。 まず乾杯しましょうよ!」

バイザー京華曰く、「はい、盃5つですね。」

子貢曰く、「花子さんじゃなくて京華さん、後は僕がやります。」

バイザー京華曰く、「ではおまかせして、ここにおいておきます。」

子貢曰く、「おねえさん、ありがとう。」

バイザー京華曰く、「後ほど記念撮影しますので、よろしく! ではごゆっくりどうぞ。」

子貢曰く、「では孔家司会典礼役不肖子貢、乾杯の音頭をとらせて頂きます。 では盃を一つ中央に置きます。 皆様の手前に盃を置きます。 では、お酒を中央からお注ぎいたします。 ツー、ツー、ツーで3回お注ぎしました。」

子路曰く、「子貢よ、能書(のうが)きはいいから、さっさと乾杯しようぜ!」

子貢曰く、「では、今宵の出合いに! そして回(かい)さんのチャレンジ成功をお祝いして! また皆様のご健勝とご多幸をお祈りしまして、乾杯!!」

子貢の乾杯の音頭に続いて子路、顔回、神北同時に曰く、「乾杯!!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月15日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート173

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート173」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「先輩、子供なのによく中村天風先生の誦句を知っていましたねぇ。」

子路(しろ)曰く、「俺の母親が天風先生の大ファンで、毎日朝と夜の二回、仏壇の前に座って御経代わりに『力の誦句』を木魚を叩きながらリズムをつけてまるでヒップホップを歌っているいるように唱えていたんだ。」

顔回曰く、「先輩のお母さんはとてもユニークな方ですね!」

子路曰く、「母ちゃんの『力の誦句』はノリがいいものだから意味もわからずにいつの間にか口ずさんでいたんだな。」

顔回曰く、「習慣は第二の天性と言いますが、いざという時に役に立ったんですね。」

子路曰く、「その時はとっさに唱えていたんだが、天井の方から声がするんだ。」

顔回曰く、「どんな声がしたんですか?」

子路曰く、「それが女の子の声なんだ。 『ねぇ~、面白い歌ね! 数え唄じゃないのね! その歌私に教えて・・・』という声なんだ。」

顔回、子貢(しこう)、神北(かんぺき)同時に口を揃えて曰く、「それってもしかして『トイレの花子さん』ですか?」

バイザー京華(きょうか)曰く、「たいへん長らくお待たせしました。 ご注文の芽台酒(マオタイジュウ)です!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月14日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート172

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート172」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「俺がトイレに行くと後から俺と同じでおしっこしたいやつが俺の後を追っかけてきたんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「それで二人になったんですね!」

子路曰く、「いや三人だ。 その後でもう一人ついて来た。 とにかく三人で校舎の外のトイレに行った。 とても風通しのよい古い木造のトイレなんだ。 三人とも我慢できずにトイレに駆け込んだ。 俺は大小一緒だったんで個室に入った。 もう一人も個室に入った。 俺は出すものを出してはいたが、誰かがついてきて俺をじっと見ている気配がしてならなかった。」

顔回曰く、「それで・・・」

子路曰く、「それからだ。 隣の個室に入ったやつが突然大声で悲鳴を上げたんだ。」

顔回曰く、「どんな悲鳴なんですか?」

子路曰く、「ゴジラとギャオスをミックスした叫びだった。」

顔回曰く、「先輩、それってどんな叫び声なんですか?」

子路曰く、「どんな声だったかは君たちの想像におまかせする! その声をとなりで聞いていた俺は恐怖のあまり一瞬すくんでしまったが、この時とばかりに中村天風先生の「力の誦句」を勇気をふりしぼって唱えたんだ。 『私は 力だ! 力の結晶だ! 何ものにも打ち克つ力の結晶だ。 だから何ものにも負けないのだ。 病にも 運命にも、 否 あらゆるすべてのものに 打ち克つ力だ。 そうだ!! 強い 強い 力の結晶だ。』」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月13日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート171

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート171」だ。

論語「述而(じゅつじ)篇」の中に、
「子、怪(かい)、力(りき)、乱(らん)、神(しん)を語らず」とある。

孔子先生は奇妙奇怪な怪談話や確実かどうかはっきりしない噂話や人の心をかき乱す話や、神や死んでからのあの世の世界の話はしなかった。

只今、NHKの朝8時からの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主人公の主人、つまり水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪の話は話題の人気マンガやアニメであってもしなかったということだね。
ところが弟子の中にもいろいろな人がいて、「この手の話が大好き!」という者もいておかしくないですな。
もちろんかの顔回(がんかい)が好きであってもおかしくないということですよ。

諸君、昨日の引き続きであります。

顔回(がんかい)曰く、「それで一人でトイレに行ったんですよね!」

子路(しろ)曰く、「あったぼうよ! 途中までは一人で行ったんだ。」

子貢(しこう)曰く、「途中で恐くなってオシッコちびりながら戻って来たんじゃないんですか?」

子路曰く、「子貢君、君はデリカシーというものを知らんようだねぇ~。 デリカシーに欠ける子貢君、回先輩に指導を仰ぎなさい!」

顔回曰く、「先輩、子貢君のことはどちらでもかまいませんからその続きをお願いします。」

子路曰く、「では、ご期待に応えて続きを話すとしよう。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月12日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート170

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート170」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さん、若い女性じゃあるまいし、ここでかわい子ぶりっ子しないでくださいよ!」

顔回(がんかい)曰く、「失礼ですね。 これは僕の『地』です。」

子路(しろ)曰く、「話を先に続けるぞ!」

顔回曰く、「お願いします。」

子路曰く、「暑さの汗と冷や汗とあぶら汗が混じって、体じゅう汗だくでタオルで拭いても拭いても止まらないんだ。 やっとの思いで分校までたどり着くとポツポツと雨が降り出してきたんだ。 案内のおじさんが校舎の出入り口のカギをあけてくれたので、とりあえず校舎の中に急いで入ることにした。 校庭の入り口の横に二宮金次郎の薪(まき)しょって論語を読んでいるお馴染みの像があったんだ。 その像の台座にこの分校の校歌が彫ってあった。 その像を見上げていたら、首が一回転して俺の方を向いて『薪をおろしたいよぉ~。 お前俺の代わりに背負ってくれよ』と言ってニヤッと笑ったんだ。」

顔回曰く、「二宮さんがニヤッと笑ったんですね。 怒ってなくて良かったですね。」

子路曰く、「回よ! ここは冗談を言うところじゃないぞ! こっちを見て本当に笑ったんだ。」

顔回曰く、「それから・・・」

子路曰く、「黒い雲がたれこめて回りも薄暗くなってきていた。 電気をつけてもらって教室の中に入ったんだ。 俺はかなり汗をかいていたせいかシャツもズボンも汗がひいてかなり冷たくなっていた。 体が冷えたせいか大と小を同時にしたくなったんだ。」

顔回曰く、「フムフム・・・」

子路曰く、「案内役のおじさんにトイレはどこかと尋ねたら、『校舎の隣で外の別棟にある。 裏口からすぐだから一人で行っといで。』と言われた。 本音を言うと恐いから一緒について来てほしいと言いたかったんだが、ガキ大将の俺のプライドがそう言わせなかったんだな。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月11日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート169

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート169」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子路(しろ)曰く、「終点のバス停を降りると地元の人が待っていてくれて、目的地の学校まで道案内をしてくれた。 俺は付き添いの先生と殿(しんがり)にいたんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「それから・・・」

子路曰く、「総勢30人余りだろうか・・・ 山道をリュックをかつぎ水筒をぶら下げて山道を登って行った。 俺と先生が殿のはずが、何故か後ろから一緒について来る人の気配を感じたんだ。 それで後ろを振り向くと誰もいない。 『おかしいなぁ?』と前を向いて歩きだすと後ろから左肩を軽くポンポンと叩かれたんだ。」

顔回曰く、「む~ぅ。 面白くなってきましたねぇ・・・」

子路曰く、「また後ろを振り向くと誰もいない! この子路様をなぶるのは、いったい誰だ?先生が俺をからかっているのかと思って聞いてみたんだ。 『先生、いいかげんにからかうのはやめて下さいよ。』 すると先生、きょとんとした顔でこう言ったんだ。 『俺は何も子路にはしてないぞ。 子路君、実はね。 去年も付き添いで児童を引率したんだ。 そして去年と同じように殿を務めたんだ。 その時一緒にいた6年生の男子が君と同じことを聞くんだよ。』」

顔回曰く、「それから・・・、それから・・・」

子路曰く、「おれに先生はこんなことも言うんだ。 『後ろには誰もいないのに、その後をぞろぞろとついて来るものがある。 そのついて来ているものが左肩を叩くんだろうね!』 『先生、それはどう言うことですか?』『どうやらここらへんは出るらしい・・・』」

顔回曰く、「きゃあ~こわい! 何がでるんですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月10日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート168

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート168」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さんを見習うのは私だけじゃないでしょうよ! 先輩も先生に『回を見習え』と言われていたんじゃなかったですか?」

子路(しろ)曰く、「だまれ! 子貢! それ以上減らず口をたたくと貴様の黄色いくちばしをへし折るぞ!」

顔回(がんかい)曰く、「まあまあ、先輩、子貢君、お二人ともそう興奮しないで下さい! お互い親のかたき同志じゃないですからね!」

そこへ神北(かんぺき)が戻って来る・・・

神北曰く、「芽台酒(マオタイジュウ)すぐに用意するそうです。 乾杯までちょっとお待ち下さい!」

子貢曰く、「神北君、御苦労。 その酒の支払いは私がしよう。」

子路曰く、「貴様はまったく金と口でものを言わせるやつだな!」

顔回曰く、「まあまあ、先輩! ここは子貢君の御好意です。 ありがたく受けましょうよ。それより話の続きをお願いします。」

子路曰く、「そうだな! あの出来事は小学校6年生の夏休みの林間学校へ行ってのことだった。 その林間学校は標高1200mの山あいの中腹にある村の閉校になった分校を使わせてもらったらしい!」

顔回曰く、「何かぞくぞくしてきました。 僕この手の話、本当は大好きなんですよ!」

子路曰く、「俺は友達とキャンプファイヤーをしたり、カブトムシやクワガタ獲りを楽しみにしていたんだ。」

顔回曰く、「それから・・・」

子路曰く、「そこまで行くには途中の村までバスで乗り継いで終点のバス停で降りる。 そこから大人の足で歩いて2時間はゆうにかかるところなんだ。」

顔回曰く、「それから・・・」

子路曰く、「その日は、やけにジトッと蒸し暑く、空はどんより曇って、今にも雨が降りだしそうだった・・・」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月9日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート167

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート167」だ。


諸君、昨日の引き続きであります。

神北(かんぺき)曰く、「まあまあ、子路(しろ)大先輩、ここは芽台酒(マオタイジュウ)で乾杯しましょうよ。」

子路曰く、「お前らの好きにしろ!」

神北曰く、「では、京華(きょうか)ねえさんに用意するように言って来ますから待っていて下さい!」

子貢(しこう)曰く、「盃(さかずき)は5つ用意して下さい。」

神北曰く、「孔家司会典礼役の子貢先輩! 心得てますよ。」

子貢曰く、「では、お頼みします。」

神北立ち上がり、のれんをくぐって部屋を出て行った。

子貢曰く、「そういえば子路先輩は写真が嫌いなその訳を聞いていませんでしたね!」

顔回曰く、「そうでした。 小学校6年生の夏休みに林間学校へ行ったところからでしたね!」

子路曰く、「お前らが、どうしてもその先を聞きたいというのなら話さない訳でもないがな。」

子貢曰く、「本音は話したくてうずうずしているくせして、まったくもって先輩は素直じゃないんだから。」

子路曰く、「うるせえ! 口先男のお前には言われたくないわ!」

顔回曰く、「まあまあ、子路先輩、その先の話を待ってました。 ぜひそのいきさつを聞かせて下さい!」

子路曰く、「さすが回(かい)君だね! 『先輩、待ってました。』いいねぇ・・・ 『ぜひその話聞かせて下さい!』うれしいねぇ・・・ こうでなくっちゃ話が滑らかに進まないな。 子貢よ、お前謙虚になって先輩に対する口のきき方を回君から見習いなさい!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月8日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート166

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート166」だ。

諸君、昨日の引き続きであります。

子貢(しこう)のれん越しに曰く、「遅くなってすみません。 神北(かんぺき)君どうぞお入り下さい。」

神北曰く、「では、失礼して入らせて頂きます。」

子路(しろ)曰く、「子貢! 神北! ずいぶんとおせえじゃねえか! 待ちくたびれたぜ。お前らハワイ旅行でもして来たんじゃねえのか?」

子貢曰く、「子路先輩、神北君に話があったものですから、つい話しこんでしまって遅くなりました。 お待たせしました。」

顔回曰く、「神北君、私の隣でよかったら、ここへどうぞお座り下さい。」

神北曰く、「はい、ありがとうございます。 では、おじゃまさせて頂きます。」

子路曰く、「では諸君、それぞれここへ来た経緯はともかくとして、奇(く)しくもここに孔家の門弟の四人が集った。 せっかくの機会であるから、回のピッチャー一気飲み成功の祝いもかねて乾杯して飲みなおそうぜ!」

顔回曰く、「私はビールは結構です。 十二分に頂きました。」

子路曰く、「そうだな! ホッピーにしよう!」

子貢曰く、「似たようなものじゃないですか?」

神北曰く、「まあまあ、大先輩の御三方! 祝宴ですから、芽台酒(マオタイジュウ)で乾杯したらどうでしょうか?」

子貢曰く、「芽台酒ですか?」

神北曰く、「はい!」

顔回曰く、「芽台酒と言えば、毛沢東国家主席がリチャード・ニクソン大統領をもてなし、周恩来が田中角栄首相をこの酒で接待したことなどで知られている結婚式などのお祝いの宴席で乾杯に用いられるあのお酒ですね!」

子貢曰く、「それはいいですね。 強い芳香があり、飲み干してもなお香りが残る。 その上飲み過ぎても二日酔いせず、むしろ適度の飲用は健康に良いとされていますね!」

子路曰く、「おめえら、うんちくが長えんだよ! 俺の知らない知識をひけらかすな。 いちいち癇(かん)に障るぜ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを
天意天風

2010年7月7日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート165

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート165」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子路(しろ)曰く、「回(かい)よ、俺はお前の点数かせぎのいい子ぶりっ子のものの言い方が気に入らないんだ。」

顔回(がんかい)曰く、「では先輩が気に入るように、私にどうしろと仰せになりたいのですか?」

子路曰く、「むぅ・・・」

顔回曰く、「『 “子曰く、詩三百、一言をもってこれを蔽(おお)う。 曰く、思い邪(よこしま)なし。” と詩教三百篇の魯頒(ろしょう)の駉(けい)篇の中の “偽りのない心” の一句に集約される。』 と孔子先生は言われていますよね。 先輩の『偽りのない心』、つまり『本心良心を偽らぬ誠の心』で回を御指導下さいませんか?」

子路曰く、「回よ! 貴様の言わんとしていることはよくわかった。 俺も先生が『回よ!回よ!』と貴様一人可愛がるものだから正直嫉妬していたんだ。 今思うと年甲斐もなく恥な真似をしたと後悔している。」

顔回曰く、「・・・ そんな風に思っていたんですか。」

子路曰く、「隣だというのに、おい、ずいぶんと子貢(しこう)も神北(かんぺき)も遅いなぁ!」

顔回曰く、「先輩、話をはぐらかさないで下さい!」

子路曰く、「・・・・・・」 無言。

顔回曰く、「先輩の本音は、ズバリ、『子路は孔家門弟一の正義感と勇気と行動力がある』と先生に誉められたんでしょ!」

子路曰く、「うるせえ! それ以上言うな!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月6日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート164

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート164」だ。

諸君、ここは子路(しろ)と顔回(がんかい)のいる学而の間の話の続きであります。

顔回曰く、「子路先輩! お言葉を返すようですが、それは何かの間違いか誤解です。 または私に対する回りの偏見ではないでしょうか? 私は自らの心の中を内省検討しても、先生の前でいい子ぶりっ子した覚えはただの一度もありません。 先生の言われることが逐一もっともなことだと感嘆するばかりです。 私にとって先生との対話は常に私論をはさむ余地がなかっただけなんです。 それよりも先生の語られることを心の耳をそば立てて、一言一句ももらすまいと集中しています。 私の心の耳で聞いたことをさらに記憶にとどめて忘れないように心の手帳に速記しているんです。 『一を聞いて十を知る』と例えて私の人物評を子貢(しこう)君が先生の前で述べたことは本人からも聞いています。 しかし、私としては先生の話の一つ一つがその意味において奥深さの限界が底知れないので、後で消化不良をおこさないために、先生より聞いた一つ一つのことを『聞き洩らすまいぞ!』と自分なりに有意注意しながらよく咀嚼(そしゃく)してから、発言しようと思っているからです。 子路先輩、『一を聞いて十を知る』は過大評価です。 私は『一を聞いて一を咀嚼する』が当を得ていると思います。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月5日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート163

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート163」だ。

諸君、「善」とは大辞林の解説の哲学や倫理学の項目では、「一定の使用・行為・道徳・秩序などにおいて、人や物の性質(価値)がよいこと、望ましくすぐれていること。また、それらをよくあらしめる根拠。真・美とならぶ基本的価値の一。倫理学の対象とされ、人間のあらゆる営みが目指すところ、あるいは営みを律する義務の源泉とされる。」とある。


極めて難解であり、どのように実践したらよいやらわからなくなる。
天風流に要約すれば、「日常の人生生活を、自他のいずれに対しても独りぎめのわがままな自己本位の気持ちではなく、お互い人間同士の間柄を極めて円満に融和するような、普遍的妥当性のある言葉と行為のみで行おうと心がけて、かつそれを確実に実行することなのである。そうすれば、それが期せずして、一切全てがそのまま『善』なるものに共通するからである。」
つまりここで言う「善」は、「人為的なものではない! どんな時にも変わらぬ愛の実践!」ということである。
「致知格物(ちちかくぶつ)」「致良知(ちりょうち)」も万物の霊長たる人間に備わった本心良心をプリンシプルとした知覚力、判断力、断行力を発揮せよということである。
然(さ)すれば、諸君の霊光が自ずと発揚することになる。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月4日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート162

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート162」だ。

諸君、昨日は渋沢栄一翁の著述を掲載させて頂いたが、その中で特筆すべき点は、
「仁義道徳は日常の修養から得らるるので、決して愚昧卑屈(ぐまいひくつ)でその域に達するものではない。大学の致知格物(ちちかくぶつ)も、王陽明の致良知(ちりょうち)も、やはり修養である。修養は土人形を造るようなものではない。かえっておのれの良知を増し、おのれの霊光を発揚(はつよう)するのである。修養を積めば積むほど、その人は事に当たり、物に接して善悪が明瞭になって来るから、取捨去就(しゅしゃきょしゅう)に際して惑わず、しかもその裁決が流るるごとくなって来るのである。」
と述べられたところである。
これについて、異存はないが、「致知格物」、「致良知」について私なりの見解と有意すべき注意点を述べたいと思う。
生前に「日常生活を行なう際、能(あた)う限り、善なることを行おうと心がけることは、人生の最も尊いことである。」と語ってきた。
諸君らは、「善」と言うと「悪」と対比して考えがちだ。
これは人為による善悪の道徳律で、時代の変遷、人心の価値観の推移によって変化するものだ。
諸君らも、子供の頃と、今現在であれば、至極当然物のとらえ方、考え方は変わっているに違いない。
人為的な道徳律では、極端に言えば、昨日の「悪」が、今日には「善」になったり、逆に今日の「善」が明日の「悪」になったりする。
一日前は名誉なことであったが、明ければ不名誉となり、その逆もまたしかりである。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月3日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート161

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート161」だ。

諸君、昨日の引き続きにあるが、陽明学の祖、王陽明の陽明学の致良知について述べてみたい。

大辞林によると「
王陽明は(1472~1528)中国,明代の儒学者。浙江省余姚(よよう)出身。 名は守仁、字(あざな)は伯安、諡(おくりな)は文成公。陽明は号。朱子学に満足せず、心即理・知行合一(ちこうごういつ)、致良知を説き、陽明学を完成、実践倫理への道を開いた。 また、寧王宸濠(しんごう)の乱を平定するなど軍事的才能もあった。著「王文成公全書」、語録「伝習録」がある。 」とある。

「論語と算盤」の中の「誤解されたる修養説を駁す」で渋沢栄一翁もこのように述べている。

「修養ということについて、私はある者より攻撃を受けたことがある。その説は、大体二つの意味に分かれていたのである。その一つは、修養は人の性の天真爛漫を傷つけるから宜しくないと言うので、他の一つは、修養は人を卑屈にすると言うのであった。よってこれらの異見に対して答えておいたことを、左に述べてみようと思うのである。
 まず修養は、人の本然の性の発達を阻害するから宜しくないというは、修養と修飾とを取り違えて考えておるものと思う。修養とは身を修め徳を養うということにて、練習も研究も克己も忍耐もすべて意味するもので、人が次第に聖人や君子の境涯に近づくように力(つと)めるということで、それがために人性(じんせい)の自然を矯(た)めるということはないのである。つまり人は充分に修養したならば、一日一日と過(あやま)ちを去り、善に遷(うつ)りて聖人に近づくのである。もしも修養したために、天真爛漫を傷つけると言うならば、聖人君子は完全に発達した者でないということになる。また修養のために偽君子となり、卑屈に陥るならば、その修養は誤れる修養であって、われわれの常に言う修養ではないと思う。人は天真爛漫が善いということは、私は最も賛成する所であるが、人の七情すなわち喜怒哀楽愛悪慾の発動が、いつ如何なる場合にも差し支えないとは言われぬ。聖人君子も発して節に中(あた)るのである。ゆえに修養は人の心を卑屈にし、天真を害するものと見るは、大なる誤りであると断言するのである。
 修養は人を卑屈にするというに、礼節敬虔(けいけん)などを無視するより来る妄説(もうせつ)と思う。およそ孝悌忠信、仁義道徳は日常の修養から得らるるので、決して愚昧卑屈(ぐまいひくつ)でその域に達するものではない。大学の致知格物(ちちかくぶつ)も、王陽明の致良知(ちりょうち)も、やはり修養である。修養は土人形を造るようなものではない。かえっておのれの良知を増し、おのれの霊光を発揚(はつよう)するのである。修養を積めば積むほど、その人は事に当たり、物に接して善悪が明瞭になって来るから、取捨去就(しゅしゃきょしゅう)に際して惑わず、しかもその裁決が流るるごとくなって来るのである。ゆえに修養が人を卑屈愚昧にすると言うに大なる誤解で、極言(きょくげん)すれば、修養は人の智を増すにおいて、必要だということになるのである。これをもって修養は智識を軽んぜよというのではない。ただ今日の教育は、あまりに智を得るのみに趨(はし)って、精神を練磨することに乏しいから、それを補うための修養である。修養と修学を相容(あいい)れぬごとくに思うのは、大なる誤りである。
 蓋(けだ)し修養ということは広い意味であって、精神も智識も身体も行状も向上するように練磨することで、青年も老人も等しく修めねばならぬ。かくて息(や)むことなければ、遂には聖人の域にも達することができるのである。
 以上は私が二つの反対説、すなわち修養無用論者に対して反駁(はんばく)したる大要であるが、青年諸氏もまたこの考えで、大いに修養せられんことを切望するのである。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年7月2日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート160

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート160」だ。

諸君、論語「公冶長篇(こうやちょうへん)」に
「子路聞くことありて、いまだこれを行なうことあたわざれば、ただ聞くあらんことを恐る」とある。


子路は孔子先生に何か一つ教えを受けると、それをすぐさま実行に移そうとした。
身をもって実行できないうちは、新たに別の教えを師から受けることを拒否したとある。
子路にとってみれば、どんなに良い教えを聞いたところでそれが現実に活かせぬもの、または役に立たない物は良しとしなかった。
偉そうに口巧者に語ったとしても実行せぬものは信用しなかった。
言行が一致しないことは何らの価値を見いだせないと考えていたのだろう。
後の世に生を受ける陽明学の祖、王陽明の実践哲学がそれである。

大辞林によると陽明学とは、「中国明代の王陽明およびその学派の新儒教学説。 元・明代に官学として重んじられた朱子学の主知主義的理想主義的傾向に対して現実主義的批判を加え、主体的実践を重視した。 心が理であるという心即理(しんそくり)、生来の道徳的判断力を発揮せよという致良知(ちりようち)、認識と実践を一致させよという知行合一(ちこうごういつ)、欲望を肯定する無善無悪などを主要な学説とする。 王学。」と説明されている。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年7月1日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート159

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート159」だ。

諸君、ここは子路(しろ)と顔回(がんかい)のいる学而の間であります。

顔回が子路と神北(かんぺき)の礼に欠ける振る舞いに対して、「存念やいかに?」と問うたところからですよ!

子路つり上がったまなこを大きく見開き顔回のまなこを直視してい曰く「回(かい)! 俺は先生に『回を見習え、回を見習え』と言われ続けているんだぞ! 俺は貴様より二十一歳も年上なんだぜ。 出来たお前であっても俺の立場であれば後輩の貴様を見習えと言われれば面白くないのは当たり前だろう。 俺は先生を共に苦労してきた同志だと思っているんだ。 そして俺は先生のためなら命も惜しくない! 貴様にも俺の気持ちはわかるはずだ。 先生は、お前を我が子以上に可愛くてしょうがないのは、俺はわかっているつもりだ。 回は先生の言うことをいちいちうなずいて、逆らうことをしない。 俺はいちいち先生の言われること、なさることを『もっともだ』と思うこともあるが何を言っているのかわからない時は、『何を言っておられるかわかりません。』とはっきり言う! 時には先生に対して食ってかかる時もある。 『一を聞いて十を知る』なんて、そんな器用な真似はできん。 特に先生の前でいい子ぶりっ子している貴様のまねなど見習えぬわ! 俺は子路であって、顔回じゃないんだ、覚えておけ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月30日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート158

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート158」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子貢(しこう)に釈明したいけど言えないもどかしさをこらえて神北(かんぺき)曰く、「子貢さん、私はどんな約束事にせよ、いったんそれを受け約束を交わした以上、その約束を遵守(じゅんしゅ)するということを旨としております。 これ以上は私の口からはお答え出来かねます。 どうぞ御容赦下さい!」

子貢曰く、「わかりました。 それ以上このことに関しては君に聞くのはやめましょう。」

神北曰く、「御恩情痛み入ります。」

子貢曰く、「神北君、子路(しろ)先輩と回(かい)さんをかなり待たせています。 回さんのチャレンジ成功祝いと験(げん)直しを兼ねて一緒に一杯やりましょうよ!」

神北曰く、「はい、そうですね。 お二人がお待ちかねでしょう! では遠慮なくお邪魔させて頂きます。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月29日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート157

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)〜論語創作ものがたり パート157」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

先進の間で神北(かんぺき)は子貢(しこう)に「事の真相やいかに」と詰め寄られ、同じく学而の間で発端をつくった子路(しろ)に顔回(がんかい)がガチンコで「真意やいかに」と詰め寄った。
本音で語りあえる対話処 居酒屋「ざ・論民」で繰り広げられる人間模様であります。

改めてここは子貢と神北のいる先進の間であります。

神北沈黙を破って曰く、「子貢さん、数々の御無礼お許し下さい!」と深々と頭(こうべ)を下げた。

子貢曰く、「神北君、私は理由のないのに君に頭を下げられても却って不自然じゃありませんか? 私はこの度の回(かい)さんに対する子路先輩や神北君、そして門人門下生の無礼、不敬、不遜ならびに孔家の門人に対してあるまじき礼を逸した振る舞いは、孔子先生の仁を志す者として最も嫌うことで恥とすることですよ。」

神北平身低頭して曰く、「子貢さんのおっしゃる通りです。 面目(めんぼく)ありません。」

子貢曰く、「神北君、私は君に何度も頭を下げ謝られても、これは私自身が直接受けた当事者ではないんです。 許しを乞われるのなら回さんに対してですよね。 しかし、 あなたも子路先輩に止められているのか、義理立てしているのか? 事の真相を言えない理由があるのでしょうから、今ここで君に問い詰めるのはやめにします。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月28日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート156

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート156」だ。

ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

顔回(がんかい)曰く、「では、正々堂々たる子路(しろ)先輩に折り入ってお聞きしたいことがあるんですが、よろしいですか?」の続きからです。

子路曰く、「ああ、言いたいことがあれば言ってみろ!」

顔回曰く、「子路先輩、言いたいことではありません。 聞きたいことがあるんです。」

子路曰く、「どっちも似たようなものだ。 聞きたいことがあったら言えよ!」

顔回曰く、「先輩の写真嫌いの理由(わけ)は後ほどうかがいます。 先輩と神北君はこのところ私が挨拶しても無視されるだけで口もきいてくれませんでしたね。 それに他の門人門下生も私を無視するようになりました。 孔家は礼と義を特に重んじます。 ましてや礼の基本である挨拶をすることは門人であれば誰もがわきまえていることです。 私について言いたいことがあれば面と向かっておっしゃって下さい。 先輩は孔家を代表する古参で先輩の言行は影響力があります。 私にとって先輩は実の兄同様、それ以上の方です。 先輩の率直な忠告であれば実の兄の言葉として謙虚にお聞きしたい。 ぜひ先輩の存念をはっきりと先輩のお言葉でお聞かせ下さい!!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月27日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート155

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート155」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さんが『子貢君、ありがとう! では、君のご厚意に甘えてそうさせて頂くことにするよ。』と快く受けてくれたんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「・・・」 うなだれたまま無言。

子貢曰く、「『それでは回さん、居酒屋「ざ・論民」をご存じですね!』 いつもの回さんの笑顔でうなずいた。 『そこの2階でPM7:00に待ち合わせしませんか? もし私が遅れるようでしたら先に飲んでいてかまいませんから! 勘定は私に任せて下さい! 時間に間に合うように急いで行きますから、待っていて下さいな!』ということで只今こうして、神北君と私がここにいる次第ですよ。 まさか隣どうしで来ていることなど予想だにしてはいなかったんですよ。 もっと驚いたことにあの回さんがピッチャーの一気飲みにチャレンジするハプニングが起こるとは青天の霹靂でした。 神北君、君もそう思ったでしょ。」

神北曰く、「・・・」 変わらずうなだれたまま無言。

子貢曰く、「神北君、どうしたんですか? 体の具合でも悪いんですか?」

神北曰く、「・・・」 無言。

子貢曰く、「先ほど君は大声で回さんのチャレンジにエールを送っていましたね。 どうしたんですか?口でもきけなくなったんですか? それとも言いたくないことがあるんですか? どんな理由であれお互い縁あって孔家同門の弟子になったのですから事の真相を正直に話してはくれませんか! 神北君、君と私は同志じゃないですか!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年6月26日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート154

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート154」だ。

諸君、昨日の続きです。

子貢(しこう)曰く、「『回(かい)さん、これから私は孔子先生のところに御報告にあがるところです。 もしお急ぎでなければ留守中に私の当番を回さんに代わっていただきました。 お礼に一献(いっこん)差し上げたいがいかがでしょうか?』と私から誘ったんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「・・・」 頭を上下に振って無言でうなずく。

子貢曰く、「回さんのお気持ちを察するに、孔子先生に心配や迷惑をかけたくないということもありましょう。 事実を明らかにしたうえで慎重に、冷静に判断しなければならないでしょう。 そして、自身の発言には影響力もあるため無責任なことは言えないとのお立場を考えられてのことでしょう。 『子貢君、これについては先生にはなさないでくれたまえ。』と言われたんですよ。」

神北曰く、「・・・」 頭を上下に振って無言でうなずく。

子貢曰く、「私はすかさず『承知しました。 回さん久しぶりに飲みながらお互い忌憚(きたん)のない話をしませんか?』とさらにうながしたんですよ。」

神北曰く、「・・・」 うなだれたまま無言。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年6月25日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート153

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート153」だ。

諸君、昨日の続きです。

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さんが『私にもよくわからないんだ!』と言うから、すかさず『わからないってどういうことですか?』とたずねた。 すると回さん本人もどうしてもそうなったのかわからないが私の留守におこったことの一部始終を話してくれたんだ。」

神北(かんぺき)曰く、「・・・」 沈黙。

子貢曰く、「『子貢君、実は突然、子路(しろ)先輩や神北君が口をきかなくなったんだ。 私が挨拶や声をかけるとすぐその場を立ち去るんだ。 君の留守中からは他の門下生も同じ態度をとるようになったんだ。 先生のいらっしゃるところではさすがにそれはないが、先生が立ち去るとすぐに私を無視しだすんだよ。 気にとめないようにしているんだがね! さすがにまいっているんだ。』と回さんには珍しく弱気で言葉に力のないものだった。」

神北曰く、「・・・」 沈黙。

子貢曰く、「私は回さんに『そうですか。 回さん何か心当たりはありますか?』と言うと回さんは『私は普段通りで思い当たるところがないんだよ。』と答えたんだ。」

神北うなだれぎみに曰く、「・・・」 沈黙。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月24日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート152

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート152」だ。

諸君、昨日の続きです。

子貢(しこう)曰く、「神北 (かんぺき) 君、私は孔子先生に御用を頼まれて出張で留守をしていたんですよ! その仕事を終えて先生に御報告に行く道すがら、帰宅する回(かい)さんの後姿を見かけてね・・・」

神北曰く、「そう言われればここしばらく子貢さんの姿が見えなかったのは、出張されていたんですか?」

子貢曰く、「神北君、話はこれからだ! 回さんがいつもの回さんと違って肩をつぼめて首はうなだれてとぼとぼ歩いていたんだ。 それで気になって声をかけたんだ。 『回さんご苦労さまです! お帰りですか? ・・・回さんどうしたんですか? 元気がないじゃないですか? 体の具合でも悪いんですか』と言うと、回さんは私に変なことを言うんだ。」

神北曰く、「ほぉー、それで?」

子貢曰く、「『子貢君は私と口を聞いてもいいのかい?』って言うんだ。 目はうつろでまるでうつ病のようだった。 『はぁ~? 何をバカなことを言っているんですか? 同門の子貢ですよ! 回さんとてもお疲れのようですね! 私の留守中に何があったんですか?』とたずねたんだ。」

神北曰く、「それで回さんは何とお答えになったんですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月23日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート151

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート151」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

先進の間の出入り口ののれんの前で子貢(しこう)曰く、「孔家門弟の子貢です。 神北(かんぺき)殿はおられますかな?」

神北その声に答えて曰く、「同門の神北です。 子貢先輩どうぞお入り下さい。」

子貢曰く、「それでは、失礼して入らせていただく。」

神北曰く、「これはこれは子貢先輩! このようなところでお会いするとは思いもよらぬことです。」

子貢曰く、「確かに! しかし神北君はここの常連だと聞いたが?」

神北曰く、「常連と言われるほどには来てはいませんが、このところ子路(しろ)先輩と連れだってよく来るようになったんですよ。 それにここは、私にとって孔家とご縁を結んでくれた縁起の良いところですからね。」

子貢曰く、「君もわかっているだろうが今隣に子路先輩が来ていてね。 子路先輩と回(かい)さんに神北君を呼んで来てくれと頼まれたので、声をかけに来たんだ。」

神北曰く、「回先輩も私のことを呼んでくれとおっしゃっているのですか?」

子貢曰く、「初めに神北君に来てほしいと言ったのは回さんだよ。」

神北曰く、「そうですか。 まー、立ち話ではなんですからどうぞお座りになって下さい!」

子貢曰く、「では遠慮なくそうさせてもらうよ。 それで神北君も店内放送で事のなりゆきを聞いていると思うから、私の方から逐一説明する必要もなかろうと思う。」

神北曰く、「しかし回先輩と子貢先輩がここに飲みにこられているとは正直驚きましたよ。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月22日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート150

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート150」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子路(しろ)曰く、「誰にも言うなよ! 実は俺、小学校6年生の夏休みに林間学校に行ったんだ。」

子貢(しこう)曰く、「それからどうしたんですか?」

顔回(がんかい)曰く、「話の腰を折るようですまないが、子貢君、神北(かんぺき)君を一人きりにさせておかないでここへ呼びましょうよ!」

子貢曰く、「そうですね。 子路先輩、神北君にここへ来てもらいますが差支えありませんよね?」

子路曰く、「ああ、神北にも口止めせにゃいかんからな!」

子貢曰く、「では、僕が呼んできます。 ちょっと待っていて下さい!」

子貢小部屋ののれんをくぐって隣に入っていった。

顔回曰く、「子路先輩、先ほどは力の入った御声援誠にありがとうございます。」

子路曰く、「欲がないと思っていた回がピッチャー一気飲みの大それた野望を抱いていたとは知らなかったぜ!」

顔回曰く、「先輩、回だって人間だもの。」

子路曰く、「お前、あいだみつおか?」

顔回曰く、「先輩が写真嫌いとは知りませんでしたよ。」

子路曰く、「俺は酒盗もきらいだ!」

顔回曰く、「それって鰹(かつお)の腸(わた)の塩辛(しおから)のことですね!」

子路曰く、「そうだ!」

顔回曰く、「この塩辛を肴(さかな)にするとますます酒がすすむというじゃないですか。」

子路曰く、「それだ。 それがいけねえんだ。 はなから『お酒がススム君』とか『酒進(しゅしん)』にすればいいものを、盗人じゃねえんだから盗人呼ばわりするとは気に入らん! 正々堂々と酒の友達で『酒達(さけだち)』にしろよ!」

顔回曰く、「先輩、今、正々堂々とおっしゃいましたか?」

子路曰く、「ああ」

顔回曰く、「では、正々堂々たる子路先輩に折り入ってお聞きしたいことがあるんですが、よろしいですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月21日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート149

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート149」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子路(しろ)答えて曰く、「無論おれは異存はない! ただし・・・」

バイザー京華(きょうか)、子路、顔回(がんかい)、子貢(しこう)の三人に会釈をして学而の間を出ていった。

子貢曰く、「『ただし・・・』何ですか?」

子路曰く、「回(かい)、子貢、口の堅いお前たちこのことだが、孔子先生や他の門人、それ以外の誰にも言うなよ! 約束できるか?」

顔回曰く、「先輩が『言うなよ!』と言われることは、この顔回、愛宕白山に誓って誰にも言いません!」

子路曰く、「口巧者(くちごうしゃ)な子貢、お前はどうなんだよ?」

子貢曰く、「先輩が嫌だと言うことなら言いませんが、せっかくの回さんの晴れ姿ですよ。 それに孔家一門のメンツがたったんですから・・・ たかが記念撮影じゃないですか。」

顔回曰く、「子貢君、たかが記念撮影とは何ですか! 私にとっては命がけのチャレンジに成功したんです。」

子路曰く、「回さん、すいません。 つい口がすべりました。」

顔回曰く、「わかっていただければ許します。」

子路曰く、「お前ら俺の話を聞けよ! 俺の個人的なことだが、『ただし・・・』には訳があるんだ。」

顔回曰く、「個人的とはどういうことですか?」

子路曰く、「実は俺、写真に写るのが苦手で、ズバリ、写真嫌い!」

子貢曰く、「えー、どうしてですか? 先輩はミーハーで目立ちたがり屋じゃないですか。」

子路曰く、「何事においても寛大な子路様にも苦手なものがあるんだ!」

子貢曰く、「へぇ~、ひょっとして写真写りが悪いので気にしているとか、ですか?」

子路曰く、「バカ言っちゃいけねぇ。 そんなんじゃないやい。」

子貢いわく、「じゃ何ですか? 『男』が売りの先輩がずいぶんはっきりしないですね。 ズバリ言って下さいよ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月20日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート148

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート148」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

子貢(しこう)曰く、「それより子路(しろ)大先輩、どうしてここにいるんですか?」

子路曰く、「それは俺が聞きたいよ!」

子貢曰く、「それなら、子路先輩、この場は無礼講ということでお尋ねしたいことがいくつかあるのですが、よろしいですか?」

バイザー京華(きょうか)話に入って曰く、「お取り込み中恐れ入ります。 それでは回(かい)様後ほど記念撮影にまいりますからお待ち下さいな! それでは私はこれで失礼します。」

子路曰く、「おたふく、まだいたのか!」

バイザー京華曰く、「おあいにくさま! 回様ではのちほど。」

顔回(がんかい)曰く、「おねえさん、ちょっと待って下さい! ぜひおねえさんにお願いがあるんです。」

バイザー京華曰く、「まあ、回様なんでしょう。」

顔回曰く、「僕といっしょに記念写真に入ってもらえませんか?」

バイザー京華曰く、「まあ、うれしい。 回様と私のツーショットですね!」

顔回曰く、「おねえさんには申し訳ありませんがせっかくの記念撮影です。 おねえさんと御亭主と子路大先輩と子貢君と隣で一人待ちぼうけをくっている神北(かんぺき)君と私の6人なんですが、よろしいですか。」

バイザー京華曰く、「え~、ツーショットじゃないんですか? 京華、とても残念! はい、でも亭主はすごく喜ぶと思いますよ。 襟を正して早少女(さおとめ)京華、謹んで記念撮影のお仲間に入らせて頂きます。」

顔回曰く、「京華ねえさん、ありがとう! 子路先輩も子貢君も異存はないですよね!」 

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月19日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート147

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート147」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

バイザー京華(きょうか)の言動の豹変ぶりと厚かましさ、そんな彼女に対してのひんしゅくの大ブーイングでしたねぇ~。
バイザー京華、大ブーイングをものともせずに曰く、「いつもお客様に愛されるおもてなしを居酒屋「ざ・論民」従業員一同心がけてまいります。 本日は御来店まことにありがとうございます。 皆様のお相手は『笑顔と愛嬌は0円(ぜろえん)よ!』がモットーの早少女(さおとめ)京華でした。 これで学而の間より実況中継を終わります。」

顔回(がんかい)何を思ったのか突然バイザー京華のマイクを取って曰く、「御来店の皆様、僕はハワイには行きましぇん!」

バイザー京華マイクを取り戻して曰く、「お客様、緊張がほどけて酔いがまわったんですか!」

顔回曰く、「僕はハワイには行きましぇん!」

子貢(しこう)曰く、「回(かい)さんそれはわかりました。 もう帰りましょうよ! 回さん、早朝から野良仕事でしょう!」

顔回曰く、「僕はハワイには行きましぇん!」

子路曰く、「回、ハワイに行かないことはわかった! 気をしっかり持て。」

バイザー京華曰く、「回様、ハワイのペアチケットはどうされるのですか?」

顔回曰く、「孔子先生に差し上げます。 僕がハワイに行ったら、ぶっちゃけ帰りたくなくなるでしょう!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月18日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート146

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート146」だ。

「論語」「憲問」篇に孔子先生がこう述べておられる。

子曰く、そのこれを言いて怍(は)じされば、これをなすや難(かた)し。 

心にもないことを言うべきでないが、相手に対して本心良心から湧き出(い)ずる思いがあり、発言に対応する実質があってこそ、自信を持った断言ができる。
と言うことは、ことに処するに、言わなければならない肝心要のときに言い、言わなくてもよいことには、口を出さない!
渋沢翁に言わせれば、沈黙は必ずしも金ならず。
雄弁は必ずしも銀ならずと言うことになるね!

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)、顔回(がんかい)にマイクを向けてインタビューして曰く、「チャレンジ成功おめでとうございます! 今の心境を語って頂けますか?」

顔回答えて曰く、「論民ファンの皆様、御声援まことにありがとうございます。 私のイメージどおりの結果で終わってほっとしています。」

バイザー京華、顔回にインタビューして曰く、「チャレンジ終盤にチャレンジャーの目の前にペキン原人シロが突然現われて驚きませんでしたか?」

顔回答えて曰く、「あ~、はい! ちょうどそのときは、意識がもうろうとしていましたので、誰が目の前にいるかわかりませんでした。」

バイザー京華、顔回にインタビューして曰く、「後ほど、記念撮影とJTBで行く『思いっきりハワイ満喫6泊8日の旅』の目録をお渡ししますが、何とこれペアチケットなんですね。 どなたと一緒にいかれますか?」

顔回答えに窮して無言!

バイザー京華曰く、「失礼ですが、回(かい)様は独身ですか?」

顔回答えて曰く、「あっ、はい。」

バイザー京華曰く、「回様は、今おつき合いしている方がおられますか?」

顔回答えて曰く、「あ~、特定の人はおりません。」

バイザー京華曰く、「回様! 私でよければ喜んで同伴いたしますよ!」

顔回答えに窮して無言!

店内より「帰れ! 帰れ! 本部に帰れ!」の大ブーイングが起こる。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月17日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート145

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート145」だ。

諸君、バイザー京華(きょうか)の口舌(こうぜつ)態度の豹変(ひょうへん)ぶりに店内のお客が唖然として沈黙してしまったんだ。
よく「口は禍(わざわい)の門である」といいますね。
また「沈黙は金、雄弁は銀」とも言います。
渋沢翁も「論語と算盤」の中でこんなことを言っている。

 余は平素多弁の方で、よく種々(いろいろ)の場合に口を出し、あるいは演説なぞも処嫌わず、頼まれればやるので、知らず識らず言い過ぎることなぞあって、人からしばしば揚げ足を取られたり、笑われたりすることがある。 しかし、如何に揚げ足を取られようが、笑われようが、余はひとたび口にして言う以上は、必ず心にもないことは言わぬという主義である。 したがって、自分自身では妄語(もうご)したとは思っておらない。 あるいは世人には、妄語と聞こえる場合がないでもなかろうが、少なくとも自分は、確信のある所を口にしたつもりでいる。 口舌は禍の門であるだろうが、ただ禍の門であるということを恐れて一切口を閉じたら、その結果はどうであろう。 有要な場合に有要な言(げん)を吐くのは、できるだけ意思の通ずるように言語を用いなければ、折角のことも有邪無邪中(うやむやちゅう)に葬られねばならぬことになる。 それでは禍の方は防げるとしても、福の方は如何にして招くべきか、口舌の利用によって福も来るものではないか。 もとより多弁は感心せぬが、無言もまた珍重すべきものではない。 唖(おし)はこの世の中において、如何なる用を弁じ得るか。
 余のごときは多弁の為に禍もあるが、これによってまた福も来るのである。 例えば、沈黙していいては解らぬのであるけれども、一寸(ちょっと)口を開いたために、人の困難な場合を救ってやることができたとか、あるいはよく喋ることが好きだから、何かのことにあの人を頼んで口を利いて貰ったら宜しかろうと頼まれて、物事の調停をしてやったとか、あるいは口舌のあるために、種々の仕事を見出すことができたとかいうように、すべて口舌が無かったら、それらの福は来るものではないと思う。 して見れば、これらは誠に口舌より得る利益である。 口は禍の門であるとともに、福の門でもある。 芭蕉の句に「ものいへば唇寒し秋の風」というのがある。 これも要するに、口は禍の門ということを文学化しかものであろうけれども、こういう具合に禍の方ばかり見ては消極的になり過ぎる。 極端に解釈すれば、ものを言うことができないことになる。 それではあまり範囲が狭過ぎるのである。
 口舌は実に禍の起こる門でもあるが、また福祉の生ずる門でもある。 ゆえに福祉の来るためには、多弁あえて悪いとは言われぬが、禍の起こる所に向かっては言語を慎まねばならぬ。 片言隻語(へんげんせきご)といえども、決してこれを妄(みだ)りにせず、禍福の分かるる所を考えてするということは、何人にとっても忘れてはならぬ心得であろうと思う。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風
  
  
妄語(もうご) ― うそをつくこと。 不実な言葉。

2010年6月16日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート144

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート144」だ。

諸君、顔回(がんかい)ついにチャレンジに見事に成功しました。

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「完飲です! 店内の皆様、ピッチャーの一気飲み完飲しました。 チャレンジに成功です! コングラチュレーション! おめでとうございます! チャレンジャーは放心状態のようでありますので、同門の子路(しろ)様、一言コメントをお願いします。」

子路、差し出されたマイクを両手につかんで号泣して曰く、「感動した、回(かい)! 感動したよ! お前は孔家門弟の鑑(かがみ)だ。」

バイザー京華、子路の持ったマイクを無理やり取り上げて曰く、「はい、子路様、ありがとうございます。 回さん、お尻の穴にじょうごをさされてビールを流されなくて良かったですね! はい、では、もうお一人方、同席の御友人に一言コメントを頂きましょう。」

子貢マイクを向けられて曰く、「カメラはどこ?」

バイザー京華あきれ顔で曰く、「さっきも言ったでしょう。 音声放送だけです。 カメラはありませんよ。」

子貢、バイザー京華のマイクを取り上げて曰く、「えー、本日は、私の友人回君のピッチャー一気飲みチャレンジパフォーマンスショウにお越しいただき誠にありがとうございます。 チャレンジャーと私は、孔家の門下生で親友であります。 えー、ともに師の言われる『道に志し、徳に拠(よ)り、仁に依(よ)り、芸に游(あそ)ぶ。』を目指しております。 えー、わかりやすく言いますと、万物の霊長たる人間としての正しい道の悟りを目標とし、人徳を身につけ、仁の心を実践し、幅広く教養をひろめていくと誓い合った同志であります。 えー・・・」

バイザー京華、子貢のマイクを取り上げて曰く、「こら! ボケ! 勘違いすんな! 結婚式の友人代表のあいさつじゃねえんだ! 一言と言っただろう。 あんたの話はめんどくさくって、くどくって、なげえんだよ! 『回さん、チャレンジ成功おめでとう!』これだけでいいんだよ。」

店内急にシーンとなる。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年6月15日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート143

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート143」だ。

諸君、顔回(がんかい)チャレンジ成功なるか?

独身の顔回の日常生活は、日々疏食(そし)を飯(く)らい、水を飲み、肱(ひじ)を曲げて手枕でごろ寝する。
こんな貧乏ぐらしの中にも、顔回の楽しみがあった。
その楽しみは、素直な気持ちで心の中のスクリーンに思い切り理想を描くことであった。
決まって心のスクリーンに描くイメージは、顔回の「お決まりのシーン」があった。

憧れの地、ここはハワイ!
それもダイヤモンドヘッドが見えるワイキキビーチ!
その砂浜にいるのは二人だけ。
そう「顔回君」と「サキちゃん」である。
暑い太陽の日差し、そして青い海と潮風、砂浜をビキニ姿で走るサキちゃんを追いかけるアロハシャツに海パンの顔回。

二人は互いに顔を見つめあい、こう呼びあう。
「サキちゃん!」、「顔回君!」
そして二人のお決まりのセリフを言い合う。
「仁者はハワイがお好き!」
「サキちゃん、違うだろ! 仁者は山が好き!」
「あなた相変わらずかたいのね!」

諸君、「論語」雍也(ようや)篇に「知者は水が好きだ。 仁者は山が好きだ。」とある。
顔回はこの孔子先生の言葉から「仁者は山が好き。」と答えたんだね。

そして二人の乾いた喉を潤してくれるのは、サキちゃんが決まってトロピカルドリンク。
顔回君のお決まりは、ピッチャーに入った生ビールである。
顔回君はイメージの中では、ピッチャーに入った生ビールを10本のストローを口にくわえて一気飲みする一発芸であったんだ。
これもサキちゃんを喜ばせるためなんだね。
そう「人の喜びをわが喜びとする」をモットーにしている顔回君の愛情表現なんだ。
そして顔回の理想イメージの中では「一気飲み」の失敗はただの一度もなかったんですよ。

諸君、話が長くなりました。
顔回君、残りのビールを巨大ストローをイメージして、一気にすいこんだ。
完飲の瞬間である。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月14日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート142

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート142」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

パーテーションをはさんだ先進の間から、神北(かんぺき)曰く、「イッキ!イッキ!回(かい)さん、もうすぐだ。 がんばれ回さん! ファイト~一気!」

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「店内の皆様、チャレンジャーの目に生気が戻ってきました。 マラソンで例えればスタートした競技場の中へ戻ってきたというところでしょうか? さあこのチャレンジ、成功なるか? 実況アナは早少女(さおとめ)京華です。」

諸君、顔回の生気が戻ってきた訳は、ハワイ旅行の目録という響きの言葉であったんだね。
顔回が少年の頃、友達の家で見たテレビCMに強い衝撃を受けたことが第一原因なんだ。

「芸能人は歯が命」
「芸能人はハワイがお好き」
諸君の中にも記憶にある方もおられると推察する。
顔回の潜在意識の中にこのCMがまるごとインプレスされていたんだ。
その記憶が呼び覚まされたことで潜勢力が働いて生気が戻ってきたという訳なんですよ。

店内より、「回! 回! 回!」コールが響く。

子貢大声で曰く、「回さん、聞こえますか? みんな回さんの成功を待ち望んでいますよ!」

顔回(がんかい)、まばたき3回でエールの言葉にこたえた。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風
昨日午前10:00にアップいたしました「第141話」は、再考の上加筆いたしました。

2010年6月13日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート141

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート141」だ。

諸君、昨日の引き続きです。
できた人物の顔回(がんかい)であるが学びたいという欲求は人一倍強かった。
孔子先生も含めて皆、万物の霊長たる人間として生まれて、活きていく以上欲を捨てることはできない相談である。
人間の世界が常に進化し、向上しようとするのも、ある意味から言えば大自然のもう一つの大きな欲望だ。
人間を作った大自然がすでにこの大きな欲望を持っているんだ。
その大きな欲望を持ってるもの(神、仏、宇宙霊等々と呼んでいる根源存在)の力で生まれた人間に、よろしいかい、いろいろの欲望があるのは当然じゃないですか!
諸君は率直にどう思われますかな?
子罕(しかん)篇に孔子先生が顔回を追憶してこのように語っている。

子、顔淵(がんえん)を謂(い)いて曰く、惜しいかな、われその進むを見る。 いまだその止まるを見ず。

「まったく惜しい人物を死なせたものだ。 真理、道理を求めて止まることを知らず、前へ前へと前進する若者だったが。」

子曰く、賜(し)や、始めて与(とも)に詩を言う可(べ)きのみ。諸(これ)(子貢)に往(おう)を告げて、来(らい)を知る者なり、と。

前述のこの文章は、察するに顔回を失ってからの孔子先生の言葉であろう。
子貢に対しての師弟の別をおいて、「お互いに真から分かりあえるのは君だ、賜君(しくん)分かっている君となら詩を談じあえる。 君は話を一度聞くと、その先のことがみえる力がある。 君は、今は亡き回(かい)についてこう言ったね。 『回さんは一を聞いて十を知る方です。』と! 今の君はまさしく回と同じ心的状態だね。 君のような弟子を持てて私は実にうれしい。」と子貢の成長を評価して誉めたんだね!

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月12日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート140

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート140」だ。

子曰く、回やそれ庶(ちか)きか。 しばしば空し。 賜(し)は命(めい)を受けずして貨殖(かしょく)す。 億(おもんばか)れば、しばしば中(あた)る。

諸君、孔子先生は先進篇で「顔回(がんかい)の人格はほぼ完全に近い。」、つまり「人間が出来ている。」と語っている。
その証に「回(かい)は赤貧の中でも天命を楽しんでいるからだ。」と述べている。

かたや「子貢(しこう)は天命に甘んじないで、金もうけに浮身をやつしているがそれでも遠い見通しを誤るような人物ではない。」とも評価している。
また学而篇の中では、子貢をかなり評価もしている。

子貢曰く、貧にして諂(へつら)うこと無く、富みて驕(おご)ること無くんば、如何(いかん)、と。 子曰く、可(か)なり。 未だ貧にして楽しみ富みて礼を好む者には若(し)かざるなり、と。 子貢曰く、詩(「詩経」)に云(い)う、切(せつ)するが如く、磋(さ)するが如く、琢(たく)するが如く、磨(ま)するが如し、と。 其(そ)れ斯(これ)の謂(い)いなるか、と。 子曰く、賜(し)や、始めて与(とも)に詩を言う可(べ)きのみ。諸(これ)(子貢)に往(おう)を告げて、来(らい)を知る者なり、と。

このことについて「論語と算盤」の書中に渋沢栄一翁がこのように解釈して述べている。

門人の子貢が老(孔子)先生におたずねした。
「貧乏であってもどんな術(て)を使ってでも物を求めようなどとはせず、金持ちになっても物力(ぶつりょく)で偉そうにしたりしない。 そういう生き方はいかがでしょうか」と。
すると老先生はこうお答えになった。
「まあまあというところだな。 貧しくとも人間の生き方を考えたり、豊かであっても世の道理を求めようとする者には及ばない」と。
子貢は〔物質の増加でなくて精神を鍛(きた)えることのほうが上と分かって〕こう申し上げた。
「詩(「詩経」)にあります、〈(石を)切るごと、磋(と)ぐ(研ぐ)ごと、琢(う)つ(打つ)ごと、磨(す)るごと(心をみがけ) 〉と。 それをおっしゃりたいのですね」と。
老先生はお褒めになられた。
「賜(し)君、(詩を使えるな。)分かっている君となら詩を談じあえる。 話を一度聞くと、その先のことが見える力がある」と。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月11日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート139

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート139」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

子路(しろ)、バイザー京華(きょうか)の制止を振り払い、チャレンジャー顔回(がんかい)の体面に鎮座して曰く、「回(かい)! もしお前が失敗しても安心しろ! お前のかたきは、この子路大先輩がとってくれるわ!」

無念無想の境地に入っているはずの顔回であったが、実は苦しくて白目になり、血の気が引いて顔色は青ざめ、酸欠状態で意識がもうろうとしていただけであった。
それでも無意識下で顔回の霊魂の固有性能の一つであるフロンティアスピリッツが働いていたのか、ピッチャーだけは口をつけたまま握って離さなかった。

顔回に向かって子路大声で曰く、「回! しっかりしろ、もう一息だ!」

顔回、子路の一喝がきいたのか、どんぐりまなこがまばたいた。

バイザー京華マイクを持って曰く、「チャレンジャー、回さん、かなり苦しい様子です。 完飲までもう少しです! もう少しが進みません! 回さん、私の手元にハワイ旅行の目録があります。 これですよ! 意識をしっかり持って気合を入れなおして下さいな!」

顔回、意識がもうろうとする中でバイザー京華の力強い励ましとハワイ旅行の目録という言葉に我を取り戻した。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月10日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート138

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート138」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。
ついに子路(しろ)と子貢(しこう)、そして顔回(がんかい)が学而の間で御対面しましたな。

子貢曰く、「子路先輩! 店内放送で聞いて知っておられるでしょうが、今、回(かい)さんはチャンレンジ中です! 集中してますから邪魔しないでくださいよ!」

子路大声で曰く、「子貢、勘違いするな! 俺はチャレンジを邪魔しに来たんじゃないぞ。」

子貢大声で曰く、「じゃあ、何しに来たんですか? 先ほどから『チャレンジに失敗したら孔家一門の名折れ! 一門のメンツがたたんぞ! 失敗したら腹を切れ!』 大袈裟すぎますよ! 生ビールの一気飲みに失敗したくらいで、孔家のメンツはつぶれませんよ! 先輩、ただのお遊びですよ!」

子路大声で曰く、「何を言うか! このチャレンジは回の永年の夢だというじゃないか? あの回がそこまで思いつめているんだ! 俺は大先輩として回に何が何でも一気飲みに成功して初一念を貫徹してもらいたいんだ!」

子貢大声で曰く、「子路大先輩! そうむきにならないで下さいよ!」

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「店内の皆様、早少女(さおとめ)京華です。お二人の会話お聞きになりましたか? 孔家の門人様でした。」

子路、子貢、同時に口をついて曰く、「おたふく、だまってろ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月9日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート137

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート137」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

子路(しろ)が学而の間ののれんの手前で大声で「回(かい)!回! よく聞け! もうお前一人の失敗じゃ済まされないぞ! 孔家一門の名折れぞ! 成功しなければ、一門のメンツがたたんぞ! 貴様、失敗したら責任をとって直ちに腹を切れよ! いいな、回!」

これを聞いていたのは顔回(がんかい)本人ではなく、子貢(しこう)であった。
顔回は無念無想の境地に入っていたので周りのどんな悪口雑言罵声も声援も聞こえていなかった。
子貢、子路の怒鳴り声を聞いて心中でつぶやいて曰く、「子路先輩だぜ! ややこしいことになってきたな。 俺たちがここにいること、バレてたのか。」

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「子路さん! 入って来ちゃダメ! ここは別のお客様の部屋よ!」

子路大声で曰く、「うるせぇ、おたふく。 生ビールの返礼の御礼の挨拶にまかりこしたんだ。 入るぞ!」

バイザー京華マイクを持って曰く、「店内のお客様、隣の先進の間のお客様のお一人が学而の間のイベント会場に乱入してまいりました。 孔家一門の方でチャレンジャーの方のお知り合いのようです。 『このチャレンジに失敗したら一門のメンツがたたぬ! 直ぐに腹を切れ!』と叫んでおります。 面白いことになってきましたね! こちらイベント会場より実況中継です。 お相手は早少女(さおとめ)京華です。」

子貢大声で曰く、「シロ、シロ、子路先輩どうしたんですか?」

子路大声で曰く、「落ち着け、子貢! 俺は犬じゃない! どうしたんですか? それは俺が言いたいセリフだぁ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月8日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート136

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート136」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

松下幸之助氏曰く、「子路(しろ) は一本とられたわけである。  もちろん、孔子は決して勇気というものを否定しているわけではない。 別の機会には、「仁者は必ず勇あり」ともいっているのである。 ただ、その勇気は一つの道というか正義に基づく大きな勇気であって、単なる向こう見ずの勇気ではない。 というより、そういったものは勇気とはいえないということだと思う。 実は私白身こういったことで人から教えを受けた経験がある。 事業を始めて数年たったころ、競争相手の会社が非常に無茶な安売り競争を始めた。 こちらも若かったから、『よし、こうなったら徹底的に安売り競争をやってやろう。 やる以上は絶対負けない』と考え、それをあるお坊さんに相談した。 そうするとその人は、『そりゃ面白いですな。 あなた一人だったら大いにやるのもいいでしょう。 しかし、今のあなたには大勢の社員もいるし、その人たちには家族もいる。 あなたは大将です。 この際ひとつやってやろうというのはいわば匹夫の勇でしょう。 大将は自分一個の怒りにかられて、そういう匹夫の勇をふるってはいけません』というのである。 それを聞いて、私もなるほどその通りだと考え直し、安売り競争に巻き込まれず、自分の是とする道を行き、結果的にはそれがお得意先の信用もまし、成功に結びついたのであった。 だから、指導者は勇気を持たなくてはいけないが、それは単なる匹夫の勇、無鉄砲な勇気であってはならない。 つねに何が正しいか、何をなすべきかということを考えつつ、その正しいこと、なすべきことを行なっていくについては、たとえ千万人といえどもわれ往かんというような真の勇気、大きな勇気を持つことが大切なのである。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年6月7日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート135

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート135」だ。

諸君、昨日の引き続きです。

孔子先生は、「子路(しろ)よ、素手で虎に立ち向かったり、歩いて黄河を渡る無謀極まりない命知らずはごめんだね。 無鉄砲な行為だと気付かずに勇猛果敢であると錯覚している大バカ者だ。 自分だけ勝手に一人死ぬのはかまわぬが、約3万7500人もの三軍の兵を引きて犬死させる訳にはいかないのは論を待つまでもない! 己を知らず無茶をすることを勇気とするそんな者より臆病なほど有意注意を思慮深く、確実に勝つための成功率を上げていく、さりとて犠牲を最小限に食い止めるべく周到綿密な計画を立てる参謀の方が頼りになるよ!」と答えたんだね。
これと同じ「論語」を教訓とされて松下幸之助さんも指導者の条件としてこう述べられているね。
参考までに記載しよう。

「勇気を持つ」というタイトルで、サブタイトルに「指導者に必要なのは匹夫(ひっぷ)の勇でなく正義に立った大勇である」が付されている。
後はそのままを抜粋することにする。

「孔子がある時門弟たちと話をしていて、顔回(がんかい)という弟子の徳を非常に褒めた。 するとそれを聞いていた子路という武勇に優れた弟子が『それでは先生は軍隊を率いて戦おうと言う時、誰と一緒にいきますか』とたずねた。 暗に、『体の弱い顔回じゃだめでしょう。 私のような勇敢な者でないと』というつもりである。 ところが孔子は、「虎に素手で立ちむかったり、大河を徒(かち)で渡ったりして、まかりまちがえば命を捨てるような無鉄砲なことをする人間とは、私は行動を共にしない。 綿密に計画して、慎重にそれを遂行するような人間でなくてはだめだ。」と答えたという。」
 
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月6日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート134

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート134」だ。

諸君、子路(しろ)の横紙(よこがみ)を破るような無理をおしとおすところは、頑(かたく)なであるが、子路なりの信条があったんだね。
「論語」「述而(じゅつじ)篇」の中にこう述べている。

子、顔淵(がんえん)に謂(い)いて曰く、「これを用うれば行ない、これを舎(す)つれば蔵(かく)る。 ただ、われとなんじとこれあるかな」。 子路曰く、「子、三軍を行なわば、たれとともにせん」。 子曰く、「暴虎馮河(ぼうこひょうが)、死して悔いなき者はわれともせず。 必ずや事に臨みて懼(おそ)れ、謀(はか)りごとを好んで成す者なり」。

この対話の意味は、
孔子先生が顔淵(顔回)に向かって言った。
「一旦召(め)し抱(かか)えられ、役職に登用されれば、職務に全力を発揮するが、認められぬときはジッと時を待ち静観している。 こう言う境地に安住できるのは、孔家の中でも私と回ぐらいのものだろうな。」
これを聞いた子路は憤慨し、黙っていなかった。
「それならもし先生が大国のたとえばイギリスのネルソン提督や第二次世界大戦中、連合軍総司令官としてノルマンディー上陸作戦を指揮したアイゼンハワーや連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮した東郷平八郎元帥らの立場になられた場合は、どんな人物を頼りにしますか?」と孔子先生に問い詰めた。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月5日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート133

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート133」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「店内のお客様、お聞きになりましたか? この高感度マイクに興奮されたお客様の下品な声が入ってしまいました。 大変失礼いたしました。」

子路大声でどなって曰く、「どけどけ、どけ~い。 手足の骨へし折られたくなかったら道をあけろ!」

バイザー京華マイクを持って曰く、「先ほどの下品な言葉を叫んでいたお客様が学而の間特設イベント会場に乱入して来ました! ここはさながらプロレス会場のようです!」

顔回(がんかい)は無念無想の境地に入っているかの如く周りの雑音騒音にも惑わされず残り1/5というところまで飲み進んだ。
もう先が見えてきたそのとき・・・

子路学而の間ののれんの手前で大声で曰く、「回(かい)!回! よく聞け! もうお前一人の失敗じゃ済まされないぞ! 失敗すれば孔家一門の名折れぞ! 成功しなければ、一門のメンツがたたんぞ! 貴様、男なら失敗したら責任をとって直ちに腹を切れよ! 山鳩(やまばと)ちゃんと大沢(おおさわ)ちゃんみたいにやめりゃいいってもんじゃないぞ! いいな、回!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月4日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート132

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート132」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

子路(しろ)曰く、「何だよ神北(かんぺき)、含みをもたせやがって何が言いたいんだ?」

神北曰く、「先輩が出ていけば驚かせるし、孔家を代表する大先輩の子路さんですよ。 それこそ事が大袈裟になって、おさまるものもおさまらないじゃないですか!」

子路曰く、「理屈では貴様の言う通りだ。 だが俺は感情的には我慢の限界だ。 俺は行くぜ!」

神北曰く、「もお止めはしませんよ! 後はどうなっても知りませんからね! お好きにしてくださいよ!」

子路、神北の忠告も聞かずに鼻息も荒く小部屋を出て隣の学而の間に向かったが、そんな距離はない隣だがヤジウマ客の人だかりで通路が通れなくなっていた。

子路曰く、「おいおい、どけどけ! 俺は隣の客だ、そこをどけ! 道をあけろ!」

バイザー京華(きょうか)マイクを持って曰く、「学而の間の通路はお客様が見に来ておられて大変混雑しております。 すごい熱気に包まれております。 なにやらひときわ大声を出してどなっているお客様がおられます。」

子路通路で大声で曰く、「おーい、チャレンジャーのバカ者! 失敗しやがったら、お前の体を逆さづりにして、ケツの穴にじょうごをさしてビールを流しこむぞ! わかったか!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月3日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート131

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート131」だ。

諸君、オーナー亭主の孫逸郎(そんいつろう)というのは、私の若い頃アメリカのコロンビア大学で医学博士の学位をもらったときの支那人の名前なんですよ!
それにしても稲盛和夫氏、孫正義氏の両氏は現経済界の中で群を抜く積極的(せきぎょくてき)精神の持ち主だね。

あらためてここは居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

子路(しろ)店内放送を隣で聞いて曰く、「記念品が半額券と思いきやハワイ旅行とはな! ずいぶんとあおってくれるじゃねえか!」

神北(かんぺき)曰く、「ちょっとやりすぎですよね! 回さんもギブアップしたいのに引くに引けなくなってるんじゃないですか?」

子路曰く、「神北! 同門のよしみだ、お前隣に行って回に気合入れてこい!」

神北曰く、「先輩、回さん驚いて飲んでるビールふき出しちまいますよ!」

子路曰く、「ここまで事が大きくなると孔家一門の名誉がかかっているからな。 成功しなければ一門のメンツがたたん!」

神北曰く、「そんな大げさなことではないでしょうに! ちょっとした遊び心で言ったことがひくに引けなくなったんじゃないですか?」

子路曰く、「お前が行かないなら俺が直々(じきじき)に行ってくる! お前そこどけ!」

神北曰く、「先輩それはよしましょうよ! 回さんそれこそ・・・」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月2日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート130

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート130」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)マイクを手にして曰く、「一時は止まっていましたが、またゆっくりと飲み始めました。 只今3/4を完飲したところでしょうか? 当店亭主が記念撮影用カメラと記念品目録を持ってラストスパートをかけているチャレンジャーにエールをおくろうと現場に来ております。 では居酒屋『ざ・論民』フランチャイズチェーンオーナーで当店亭主の孫逸郎(そんいつろう)さんにお言葉を頂きましょう! では孫オーナーどうぞ!」

オーナー亭主、店の宣伝を兼ねて曰く、「え~、オーナー亭主の孫です。 同じ孫でもソフトバンクの孫正義オーナーの親戚ではありませんのであしからず! 『本音で語り合える対話処』居酒屋『ざ・論民』毎度御ひいきをあずかっております。 え~、このたびチャレンジャーが成功しました暁には、記念品として何と! JTBで行く『おもいっきりハワイ満喫6泊8日の旅』をプレゼントいたします。 清水の舞台から飛び降りまして、奮発しました。  もう少しでおます! ぜひおきばりやす。」

バイザー京華曰く、「店内放送をお聞きのお客様、お聞きになりましたか? 記念品は何と海外旅行ですよ! ぜひお客様もこの機会を逃さずにハワイ旅行をGETして下さいませ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年6月1日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート129

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート129」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)マイクを手にして曰く、「チャレンジャーは冷静です。 慌てずゆっくりゆっくりゆっくり飲み進めています。 すでにピッチャーの半分をクリアーしたところです。 マラソンで言えば折り返し点のターニングポイントでありましょうか? 実況アナバイザー京華、私事ですが、マイクを握る手が興奮のあまりかなり汗をかいております。 まさに手に汗握るとはこのことでしょうか? 店内の皆さま、では、ここでお仲間のお連れ様にコメントをいただきましょう。 こちらのお客様は木村拓哉さんとペ・ヨンジュンさん、イ・ビョンホンさんと明石家さんまさんを足して合計してクォーターにした精悍(せいかん)なお顔立ちでスタイリッシュな方ですよ! 一言でまとめればイケメン王子そんなニックネームがピッタリの方です。 では一言お願いします。」

子貢(しこう)、バイザー京華にいきなりマイクを向けられコメントを求められて曰く、「あ、あ、カメラさんどこ?」

バイザー京華曰く、「カメラはありません! 音声だけですよ!」

子貢曰く、「まさかのまさか、このチャレンジが長年の夢とは知りませんでした。 彼には是非成功してこの栄誉を歴史に留めて欲しいです!」

バイザー京華曰く、「どうもご友人に熱いエールのコメントありがとうございます。 チャレンジャー、2/3をクリアしたところで止まってしまいました。 このルールではジョッキに口を離さないでビールが唇に触れていれば、一気飲み状態は継続中と見なされますので
止まっても失敗ではありません。」

諸君、顔回(がんかい)、どんぐりまなこで童顔ではあるが、実はアルコールの方もめっぽう強い!
孔門一、二の酒豪である。
顔色一つ変えない。
とりわけ今宵はまるでバッカス神が取り憑いた如くである。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月31日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート128

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート128」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

子路 (しろ)曰く、「神北(かんぺき)、アンケート用紙なんかもらったか?」

神北答えて曰く、「もらってないすよ~。」

子路曰く、「バイザー京華(きょうか)! 誰もアンケートなんか答えちゃいねえのに、いい加減なこと言いやがって、あのアマくせもんだぜ!」

神北答えて曰く、「でも、先輩、面白いじゃないですか! 先輩は、回(かい)さんに成功して欲しい? 失敗して欲しい? 本音はどっちですか?」

子路答えて曰く、「俺の腹は決まってるぜ! お前はどうなんだ?」

神北答えて曰く、「僕ですか? 僕は同門のよしみで是非成功してほしいです!」

子路答えて曰く、「おまえ、回に惚れたのか?」

神北答えて曰く、「よして下さいよ! 何故か回さんはとっつきづらいところがありますが、憎めないんですよ!」

子路曰く、「確かにとっつきづらいが、可愛いところもあるからな。」

神北曰く、「先輩、今まで回さんに嫉妬していたくせにどうしたんですか?」

子路曰く、「うるせえや~い! なんかバカバカしくなってきちまったぜ!」

神北曰く、「ところで先輩、本音はどっちですか?」

子路答えて曰く、「本音? もちろん回に成功してほしいよ!」

神北曰く、「え~、うっそ~。 それって偽りのない本音ですか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月30日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート127

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート127」だ。

諸君、この「論語創作ものがたり」の始まりは、子路(しろ)の嫉妬がそもそもの物語の発端であったね。
子貢(しこう)も「本音で答えて曰くアンケート」に顔回のチャレンジ「失敗」の方に心の中のアンケート用紙に本音でマルをした。
やはりここでもライバルの顔回には負けたくないんだ。
「論語」の中に子貢と孔子先生とのやりとりがある。

子貢問いて曰く、「賜(し)やいかん」。 子曰く、「なんじは器なり」。 曰く、「なんの器ぞや」。 曰く、「瑚璉なり」。

子貢が孔子先生に問いかけた。 「先生、先生から見た私を率直にご批評願います。」 「子貢お前は器(うつわ)だ。」 「器と申しますと?」 「瑚璉(これん)だよ。」

この対話を推測するに「孔門に子貢あり」と孔門内外から言われだしてきていたんだろう。
その噂を子貢も聞いていて、そこで師の率直な評価を聞きたいということだね。
孔子先生は、「お前は器だ。君子などではないぞ! つけあがるな。」と皮肉たっぷりに言っておきながら、「しかし、君子ではないが宗廟の祭りにあわときびを盛って神前に供えるための貴重な祭器で最高のものだ。」と返答をした。
こんなやりとりからも「同門のよしみとしてはチャレンジにぜひ成功してほしいが、ライバルとしては失敗してほしい。」。
「顔回には負けたくない」という抑えがたい感情情念がそうさせるんだな!

改めて、諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

店内放送が入る。

「チャレンジの火ぶたがいよいよ切って落とされました。 チャレンジャー、かなり気合が入っていますが、落ち着いています。 額にうっすら汗がにじんでおります。 ではここで店内でアナウンス中にお配りしました『ピッチャー一気飲み本音で答えて曰く、成功 or 失敗アンケート』を早急に集計いたしました。 ここでアンケートの集計結果をお伝えします。 アンケート者数は来店のお客様と当店従業員の総数から亭主と私ジャッジのバイザー京華、そして一部のお客様を除きまして、『成功』と答えた方は全体の10%でした。 一気コールで盛り上がっている割に『失敗』と答えた方は意外に90%でした。」

子路 (しろ)曰く、「本音で答えて曰くアンケート? 何じゃそりゃ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月29日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート126

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート126」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

顔回(がんかい)、2~3回深呼吸をして両肩の力を抜き、肛門を締め、丹田に気を込めた。
バイザー京華(きょうか)のチャレンジスタートの合図で右手でピッチャーの取っ手をグッと握りしめ、軽く持ちあげピッチャーの底に左手を添えて、少し手前に傾け口からお迎えをしてゆっくり飲み始めた。

バイザー京華マイクを持って曰く、「チャレンジの火ぶたがいよいよ切って落とされました。 チャレンジャー、かなり気合が入っていますが、落ち着いています。 額にうっすら汗がにじんでおります。 ではここで店内でアナウンス中にお配りしました『ピッチャー一気飲み本音で答えて曰く、成功 or 失敗アンケート』を早急に集計いたしました。 ここでアンケートの集計結果をお伝えします。 アンケート者数は来店のお客様と当店従業員の総数から亭主と私ジャッジのバイザー京華、そして一部のお客様を除きまして、『成功』と答えた方は全体の10%でした。 一気コールで盛り上がっている割に『失敗』と答えた方は意外に90%でした。」

子貢(しこう)心の中でつぶやいて曰く、「『本音で答えて曰く、成功or失敗アンケート』何だぁ? いつの間に配られたんだ。 俺は答えてないぞ!」

バイザー京華マイクを持って曰く、「チャレンジャー、ピッチャーをななめにして、泡を飲まないようにゆっくりゆっくりと飲み進んでいます。 ただいま1/3をクリアーしました。 初めてのチャレンジとは思えないほどの順調なペース配分です。」

子貢(しこう)心の中でつぶやいて曰く、「『本音で答えて曰くアンケート』、『失敗』にマル!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月28日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート125

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート125」だ。

諸君、顔回(がんかい)は第一義と第二礼を重んじる。
孔子先生の薫陶を受け頑(かたく)なにその教えを固持した。
「論語」の子路篇にこうある。

「子曰く、剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し。」

「剛直で木訥な人間は仁者に近い。」とある。

飾り気はなく話し下手ではあるが、心が強く、信念を曲げない人間は、仁者に近い。
顔回のことでもあるが、子路のことでもある。
二人に共通の一面を述べていたのだと思う。
この一面は融通がきかないと見られがちであるが、人間真理から論断すれば、まさしく終始一貫積極的な心の態度で信ずるところの信念を曲げない者は仁者に近いと言える。
孔子自身も「信は万事のもと」と言っている。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

子路曰く、「偏屈で融通がきかないあの顔回がピッチャーの一気のみだと? 皆様のご期待にそえるよう気合を入れてガンバリますだぁ~? 何を猪口才(ちょこざい)なことを言いおって・・・」

居酒屋「ざ・論民」、一階、二階、「イッキ!イッキ!」の大合唱の熱気に包まれる。

神北(かんぺき)、その「イッキ!」の熱気に思わずつられて曰く、「イッキー! 回さん! イッキー! 回さん! イッキー! 回さん!」

子路曰く、「神北、お前もか!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月27日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート124

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート124」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

神北(かんぺき)小声で曰く、「子路(しろ)先輩、そんな殺生な! 間違いなく二人の一人は子貢(しこう)さんですよ! 顔を合わせたくないんです。」

子路小声曰く、「四の五のぬかしてないで行ってこい! 俺の命令だ!」

このタイミングで店内放送が入る!

「こちら実況中継女子アナ兼当店ジャッジを務めさせていただきます早少女(さおとめ)京華です。 どうぞよろしく! 本日は店内学而の間より実況します。 一気飲みにチャレンジして頂くチャレンジャーのお客様、ぜひ今の心境をどうぞ‼」

子路、神北、店内放送を聞いて思わず同時に口をついて曰く、「何だ! 何だ! 何だぁ~! 早少女京華!」

このタイミングで店内放送が入る!

「御声援、ありがとうございます。 皆様のご期待にそえるよう気合を入れてガンバリます。 本日は本音で語り合える対話処居酒屋『ざ・論民』御来店誠にありがとうございます。」

子路、神北、店内放送を聞いて思わず同時に口をついて曰く、「顔回(がんかい)だ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月26日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート123

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート123」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「先進の間」であります。

店内放送が流れる。
ピンポンパンポン。
「ああ! マイクのテスト中! ああ! マイクのテスト中! 本日は晴天なり! 本日は晴天なり! 本日『本音で語りあえる対話処』居酒屋『ざ・論民』ご来店誠にありがとうございます。 只今2階学而の間のお客様が生ビールピッチャーの一気飲みにチャレンジします。 成功されれば只今ご来店のお客様全員にもれなく明日以降より1カ月間当店のみで使える生ビール(中)ジョッキ又はホッピー1杯無料券をプレゼントします。 ピッチャー一気飲みにチャレンジし、見事成功されたお客様には、記念撮影と記念品を差し上げます。 さらに明日以降から1カ月間当店のみで使える飲食半額券をプレゼントします。 他のご来店のお客様も是非この機会にピッチャー一気飲みにこぞってチャレンジしませんか! フェアプレーの精神にのっとり、当店従業員が一気飲み成功か失敗かジャッジしますので同席させて頂きます。 ご了承下さい! なおチャレンジの模様を店内放送にて実況中継いたします。 ピンポンパンポン。」

子路(しろ)、神北(かんぺき)二人思わず顔を見合わせて同時に口をついて曰く、「なんじゃこりゃ!」

子路曰く、「俺はもうがまんならん。 神北、お前隣に行って、やつらのツラを確かめてこい!」

神北曰く、「いやですよ! 俺はがまんできますから。」

子路曰く、「お前が隣に生ビールを持っていかせたんだろうが。 言い出した責任上お前返礼の挨拶してこいよ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月25日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート122

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート122」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)曰く、「それでは手打ちということで、三方丸くおさまりました。 不肖バイザー京華、お店を代表して、ジャッジさせて頂きます。 よろしいですか?」

顔回(がんかい)小声で曰く、「京華さん、よろしく頼みます!」

子貢(しこう)小声で曰く、「ムムムムム・・・。」

バイザー京華店内放送専用ワイヤレスマイクのスイッチをオンにして曰く、「こちら実況中継女子アナ兼当店ジャッジを務めさせていただきます早少女(さおとめ)京華です。 どうぞよろしく! 本日は店内学而の間より実況します。 一気飲みにチャレンジして頂くチャレンジャーのお客様、ぜひ今の心境をどうぞ‼」

バイザー京華にワイヤレスマイクを向けられて顔回曰く、「御声援、ありがとうございます。 皆様のご期待にそえるよう気合を入れてガンバリます。 本日は本音で語り合える対話処居酒屋『ざ・論民』御来店誠にありがとうございます。」

バイザー京華曰く、「まあ、お店の宣伝まで、ありがとうございます。 チャレンジャーはどんぐりまなこのナイスガイですよ! では、いよいよチャレンジです。 それでは、店内のお客様、大変長らくお待たせをしました。 チャレンジャー準備はよろしいですか!」

顔回右手の親指を立ててオーケーサインを送る。

バイザー京華曰く、「店内のお客様、イッキ!イッキ!イッキ!コールをお願いします!」

店内の客から、イッキイッキイッキコールと手拍子が響く。

バイザー京華曰く、「では、チャレンジ! スタート!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月24日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート121

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート121」だ。

諸君、既に文献等で御存知であろうが、孔子先生になんだかんだと言われても先生の死に水を取ったのは子貢であった。
孔子先生亡き後の一番の門弟で一番の理解者は子貢であったと言える。
孔子七十才で長男の鯉(り)が先立つ。
七十一才で高弟顔回(がんかい)病死。
七十二才で弟子の中で「論語」に出てくる回数が最も多いい子路が衛の高官となるも、反乱で落命した。
BC479年、死期を悟った孔子は、その時出張の旅に出ていた子貢の帰りを「一日千秋の思い」で門前で待ち続けていたという。
ようやく帰った子貢を大きな体で抱いて、「遅かったではないか! 何を道草してたんだ。」と言って泣いたと言う。
子貢が帰って七日目の朝、孔子は弟子たちに見守られて静かに息を引き取ったとされている。
七十三才の生涯であった。
鯉、顔回、子路亡き後、一番頼りにしていたのは間違いなく子貢であった。

諸君、あらためてここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

バイザー京華(きょうか)曰く、「それでは回(かい)様は御了解ということでよろしいですね!」

顔回小声で曰く、「オフコース! ベイビー!」

バイザー京華曰く、「チャレンジャーの回さまが御了解ですので、お連れのお客様も御同意でよろしいですか?」

子貢小声で曰く、「回さんの好きにすればいいじゃないですか!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月23日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート120

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート120」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

女子店員曰く、「どんぐりまなこのお客様が、ピッチャーの一気飲みにチャレンジすることが長年の夢であるとこちらの部屋に入る時に聞いてしまいましたものですから、それで是非一気飲みに成功して頂きたいと思いまして、学而の間のお客様のこの話を店主に伝えましたところ、『それはいい話をお聞きした。 お客様の積極的チャレンジ精神にエールをおくりましょう! この機会にぜひ悲願を達成して頂きたい!』ということにあいなりまして店内放送で店主が話していたことの通りなんですよ! 事前に了承をとらなかったことはお客様に大変失礼いたしました。 店主に成り代わり、不肖スーパーバイザー早少女(さおとめ)京華(きょうか)、通称バイザー京華、謹んでお詫び申し上げます。」

子貢(しこう)小声で曰く「回(かい)さん、もうすっかりバカらしくなってきましたよ。 案の定この店のPRに使われたんですよ! このチャレンジやめましょうよ!」

顔回(がんかい)小声で曰く、「お女中! お女中は早少女京華というお名前ですか! お顔とグッドマッチした実に美しいお名前だ! 非礼をあらため、素直に詫びる早少女京華さんの態度に不肖、顔回感激しました。 店主殿の熱い御声援に報いるためにも、是非このチャレンジ成功してみせます!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月22日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート119

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート119」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」「学而の間」であります。

ここでグッドタイミングで店内放送が流れる。

ピンポンパンポン

FCオーナー亭主店内放送で曰く「ああ! マイクのテスト中! ああ! マイクのテスト中! 本日は晴天なり! 本日は晴天なり!」

子貢(しこう)小声で曰く「亭主! 言いたいことがあるなら早よう言えや!」

FCオーナー亭主店内放送で曰く「本日『本音で語りあえる対話処』居酒屋『ざ・論民』ご来店誠にありがとうございます。 只今2階学而の間のお客様が生ビールピッチャーの一気飲みにチャレンジします。 成功されれば只今ご来店のお客様全員にもれなく明日以降より1カ月間当店のみで使える生ビール(中)ジョッキ又はホッピー1杯無料券をプレゼントします。 ピッチャー一気飲みにチャレンジし、見事成功されたお客様には、記念撮影と記念品を差し上げます。 さらに明日以降から1カ月間当店のみで使える飲食半額券をプレゼントします。 他のご来店のお客様も是非この機会にピッチャー一気飲みにこぞってチャレンジしませんか! フェアプレーの精神にのっとり、当店従業員が一気飲み成功か失敗かジャッジしますので同席させて頂きます。 ご了承下さい! なおチャレンジの模様を店内放送にて実況中継いたします。 ピンポンパンポン。」

子貢これを聞いて曰く、「なんじゃこりゃあ! 事前の了承もなく俺たちを店の宣伝に使ったのか?」

女子店員曰く「お客様! とんでもございません。」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月21日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート118

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート118」だ。

諸君、巷で使われているピッチャーの容量は、グラスビール250mlの7杯分位(くらい)だそうだ。
合計すると1750mlということだね。
たいしたことないな。
もちろんピッチャーにも(大)(中)(小)があるんだろうがね。
居酒屋「ざ・論民」のピッチャーの容量はビール大ビン5本分に相当する量なんですよ。
ビール大ビン1本が633ml、その5倍ですね。
生ビールは泡がふくまれるから大ビン4.5本分くらいと推定して下され!
これを一気飲みするとイメージして下さいな!

引き続き居酒屋「ざ・論民」「帳場」であります。

FCオーナー亭主曰く「なぁ、京華(きょうか)はん、学而の間のお客はんに了承もらわんとあきまへんな!」

バイザー京華曰く「そんな暇ありませんよ! 私のほうから今すぐお客様に伝えてきますのでオーナーさんは店内放送しちゃって下さい!」

FCオーナー亭主曰く「京華はん、そないな乱暴なことして大丈夫でっしゃろか? お客様に叱られませんか?」

バイザー京華曰く「オーナーさん、私に策があります。 出たとこ勝負! 後は野となれ山となれ! 取り越し苦労は心と体によくありませんよ!」

FCオーナー亭主曰く「京華はんは強気やなぁ! ほな、頼みます!」

諸君、舞台は変わってここは学而の間であります。
顔回(がんかい)今まさにピッチャーの取っ手を右手で持って軽く持ちあげピッチャーの底に左手を添えて
少し手前に傾け口からお迎えをしていた。
まさにチャレンジが始まろうとしていたすんでのところに入ってきたのがバイザー京華女子であります。

バイザー京華曰く、「ちょっとちょっとお客様、お待ち下さいな!」

顔回小声で曰く、「お女中、積年の夢!! 止めて下さるな!」

バイザー京華曰く、「止めは致しません! 只今店内放送が流れます。 それをお聞きになってからチャレンジして下さいな!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月20日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート117

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート117」だ。

諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「帳場(ちょうば)」であります。
帳場とは商店、旅館、料理屋などで帳簿をつけたり、お会計をする場所のことですぞ。

バイザー京華(きょうか)大声で曰く「オーナー! オーナー! これから面白いものが見られますよ!」

居酒屋「ざ・論民」FCオーナー亭主曰く「バイザー京華はん! そんなに慌てはって何ぞあったんですかいな?」

バイザー京華息を切らして曰く「オーナーさん! 学而の間のお客様のお一人がこれから生ビールピッチャージョッキの一気飲みにチャレンジするそうですよ! これお店の宣伝に使わない手はありませんよ!」

FCオーナー亭主曰く「それはほんまですか?」

バイザー京華曰く「ほんまですよ! いますぐにでも始まりますから急いで来て下さいな!」

FCオーナー亭主曰く「まあまあ、落ち着きなはれ、京華はん! お店の宣伝にどう使いますのんか。 そこんとこはっきりしてくれまへんとなぁ!」

バイザー京華曰く「オーナーさん! たとえば店内のお客様に『只今より学而の間のお客様がピッチャーの一気飲みにチャレンジします。 成功されれば只今ご来店のお客様全員にもれなく明日以降より1ヶ月間有効当店のみで使える生ビール(中)ジョッキ又はホッピー1杯無料券をプレゼントします。(他のサービス券との併用はできません。) 成功したお客様には記念撮影と記念品を差し上げます。 さらに明日以降から1カ月間有効の当店のみの飲食半額券をプレゼントしちゃいます。 他のご来店のお客様もピッチャーの一気飲みにチャレンジしませんか! ただし、当店従業員が一気飲みか否かジャッジしますので同席させて頂きます。 チャレンジの模様を店内のお客様にはマイク放送にて実況中継します。 ご了承下さい!』と店内放送するんですよ!」

FCオーナー亭主曰く「さすが本部から派遣されたスーパーバイザーはんどすなぁ~。 おっしゃることに説得力がありますしなぁ~。 感心しますなぁ。 思い立ったら吉日! すぐやりまひょ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月19日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート116

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート116」だ。

諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。

子路(しろ)曰く、「なに~ぃ! 隣の部屋の一人は子貢(しこう)だと!」

神北(かんぺき)曰く、「本当ですよ! 間違いなく子貢さんの本人の声でしたよ!」

子路曰く、「それでお前、ゲストルームから出るに出られないでいたんだな。」

神北曰く、「はい、そうなんですよ!」

子路曰く、「子貢が孔門弟子ナンバーワンスターだと! ナマ言ってんじゃねえよ!」

神北曰く、「先輩、それは自称ですからね!」

子路曰く、「それでも気に入らねえな! 生意気の上に己を知らなさすぎるぜ。 天にかわって子路様がおしおきしてやろうか!」

神北曰く、「そう言えば先輩、隣に生ビールを届けさせたんですが、挨拶はありましたか?」

子路曰く、「神北よ、この生ビール見ろよ。 贈ったものが贈られてきたんだ。」

神北曰く、「それはどういうことですか?」

子路曰く、「おたふく、いや、バイザー京華が、隣からの返礼だと言って持って来やがったんだ。 それもおたふくを介して『お隣のよしみ、ありがたく頂きました。』と伝えてくれとのことだ。」

神北曰く、「それがこの生ビールですか。 え~え、それではこちらから逆に挨拶に顔を出さなきゃならないはめになったということですか?」
  
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月18日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート115

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート115」だ。

諸君、ここは「本音で語り合える対話処」居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。

子路(しろ)曰く、「お前改まって何だよ! 遅くなったのは訳がある? 何もったいつけてんだよ。 ここんとこ子路先輩と飲み過ぎて腹の調子が下痢ピーか? または実は何をかくそう慢性の便秘のため腹が痛くなった。 本音は早く帰りたくてゲストルームにたてこもってストライキしていたんだろう!」

神北(かんぺき)曰く、「違いますよ! そんなことじゃないですよ! 確かにゲストルームに入っていましたよ。 入るには入ったが、出るに出られなかったんですよ!」

子路曰く、「万有引力の法則が働いているはずだが口からいれたが下から出るものが出ない。 ほらみろ、やっぱり便秘じゃねえか!」

神北曰く、「先輩、冗談はよして下さいよ! 実は私がゲストルームに先に入っていましたら、その後に有名な与謝野鉄幹作詞の『人を恋うる歌』を口ずさみながらトイレに入ってきた男客がいたんですよ。」

子路曰く、「ほぉ~。 おもしれぇじゃねいか! それからどうしたんだよ! 早く話せよ!」

神北曰く、「『〝妻をめとらば才たけて みめ美(うる)わしく情ある 友を選ばば書を読みて 六分(りくぶ)の侠気(きょうき)四分(しぶ)の熱  恋の命をたずぬれば 名を惜しむかな男ゆえ 友の情けをたずぬれば 義のあるところ火をも踏む″ よっ! 子貢君、名調子! 自称孔門弟子ナンバーワンスターは子貢君です。 自分で自分をほめてやりたい!』 先輩、隣の沈黙の部屋の二人のうちの一人は『一を聞いて二を知る』子貢さんだったんですよ。」
  
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月17日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート114

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート114」だ。

諸君、それにしても女子店員のおねえさんが本部派遣のスーパーバイザーとは驚きましたね。
ここの「ざ・論民」はフランチャイズ店(FC)だったんだね!
ここは居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。

女子店員曰く、「こらぁ子路(しろ)! スケバン バイザーじゃない! スーパーバイザーだ!」

子路曰く、「お姉様、どう見ても京華(きょうか)というイメージじゃないんだがな! 何か鈴木京香に失礼じゃないか!」

女子店員曰く、「何言ってるの! それは私に失礼よ! いいか子路! 私のモットーは笑顔と愛嬌は0円(零円)よ! つまり無料ということよ。 笑顔と愛嬌がバイザー京華のウリなんです。 悪しからず。」

子路曰く、「お前、本当はマック・ドナルドダックバーガー本部からのまわし者じゃないのか?」

そこに神北がトイレからやっとこ戻ってまいりました。

子路曰く、「神北おまえ、ずいぶんと遅かったな! トイレで迷子になったのか?」

神北曰く、「おねえさんの大声が聞こえたもんで恐くて部屋に入ってこられませんでしたよ!」

女子店員曰く、「神北様、それは御迷惑をおかけ致しました。 子路様、隣のお客様からのメッセージをお伝えしましたからね! それでは長々、失礼致しました。 ではごゆっくりしていって下さいませ。」

神北曰く、「先輩、実は遅くなったのには、訳があるんですよ!」
  
この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月16日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート113

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート113」だ。

諸君、私も姦通罪廃止について生前に述べていたんですぞ。
仏教では女は「外面似菩薩(げめんじぼさつ)、内心如夜叉(ないしんにょやしゃ)」と言って、どこの国の宗教も女を一人前の人間と見ていなかったんだ。
戦前からこれは言語道断、残念千万と憤慨していた。
天命に従って男も女も万物の霊長たる人間に生まれたんだから、男が上で女がしたと言うことはないはずだ。
「天は女の上に男をつくらず。 女の下に男をつくらず!」
この意味勘違いしないでくれよ!
私だけなんだよ、人間真理から論断して女を一人前に見て、ご夫婦でも、女も男も同格にしようと主張したのはね。
中村天風述「盛大な人生」で述べておりますよ。
興味のある方は是非読んで参考にしてくれたまえ。
その中に載っていますよ。
私、終戦後すぐにね、現行憲法制定委員の一人で初代最高裁判事になった岩松三郎君にね「あれだなぁ、日本の法律には国辱(こくじょく)があるそ。
男だけはうわきしてもいいけど、女が浮気したら間男で懲役に入れる。 そんな間抜けなやつがあるから言うんだ。 男だって女だって、好きなものに変わりはないだろう。 だから、もしも女を罰(ばっ)するなら、男も女をこさえたら、やっぱり女の姦通罪とおなじように懲役にやったらどうだ。」と言ったら、岩松君がその時に「そんなこと言ったら私なんか一番先に懲役になる。」
「そんならひとつ、女も自由な立場においといてやれ。」
ま~そんな、会話をしたんですよ。
今時の「不倫は文化」の御時世では考えられないことだろうけどもね。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを


天意天風

2010年5月15日土曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート112

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート112」だ。

諸君、約二千五百年前の中国の時代は男尊女卑だったんだ。
もちろん日本国のついこないだの大東亜戦争の終戦以前も同じことであったんだね。
「婦人参政権」つまり女性が政治に参与する権利のことだが、世界でも19世紀後半から欧米で婦人参政権獲得運動が活発化し、19世紀末から20世紀初頭に欧米各国で実現。
諸君の日本では1945年(昭和20年)の戦後の選挙法改正で初めて認められたんですぞ。
女性の普通選挙の参加が認められたのも終戦後の昭和20年であったことは御存知でありましょうよ。

話は変わるが、戦前までは、男だけは浮気してもいいけれど
しかし、女が浮気したら間男(まおとこ)で懲役に入れるという法律があったんだ。
かたや男の浮気は罪にならないんだ。
すればするほど男に甲斐性があるとされたんだ。
御丁寧に女が三つピラミッド状に並んでいる。
「姦通罪(かんつうざい)」と言うんだがね。
男が三つピラミッド状に並んでいる漢字はないんだぜ。
この姦通罪てのは、夫のある女性が夫以外の男性と姦通することによって、その女性と相手方について成立する犯罪なんです。
今じゃ朝の通勤電車のラッシュ時間には女性専用車両があるほど女性が守られているがね。
戦後の昭和22年に廃止になりました。
今時のご時世に、この法律が適用されれば、テレビでお馴染みのあの人もこの人も「テレビキャスターのあのおねえさんも捕まっちゃったね。」、なんてすごいことになるな。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月14日金曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート111

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート111」だ。

諸君、昨日の引き続き子路とおねえさんの対話です。
いちご大福おねえさんただものじゃないね。
いよいよその正体が明かされますぞ。

女子店員大声で大見得を切って曰く、「女から生まれた男の中の男のくさった子路(しろ)。 いちいちうるせえんだよ! お前は何者だ! お前は何者だ! 私者女だよ! 女の中の女だよ! 女をなめるんじゃないぜ! 聞いてりゃ仁者や君子でないものが口巧者(くちごうしゃ)に『仁者だ! 君子だ!』偉そうに語るな! 今どきゃ、女をばかにしたりないがしろにしたりしたら選挙に落ちるわよ! 政治家なんて半分は女の票で成り立ってんじゃないの! 女人禁制? 偉そうに言わないで欲しいわね! これからこの国をしょって立つ総理大臣は女から出るのよ! 孔子が男から生まれたんならいざ知らず、女から生まれといて女と子供のグチ言っているようじゃ君子でも仁者でもないわね! イエス・キリスト様だって女のマリア様から生まれたって言うじゃないか。 イエス様が男のヨセフから生まれたって聞いたことないわよ。 ボケ!」

子路脂汗(あぶらあせ)をたらして曰く、「おねえさん、わかった! おねえさんの言う通りだよ! 孔子先生も女からうまれたんだよ、きっと。 そうむきになるなよ! 気を静めて! 穏やかに話そうじゃあ~りませんか!」

女子店員曰く、「子路もなかなか殊勝な心になったとみえるわ。 では許してあげましょう!」

子路胸をなでおろして曰く、「きれいでかわいいおねえさん、本当にあなた様はどなた様でございますか?」

女子店員大見得を切って曰く、「なんだかんだと問われてみれば、自ら名乗るもおこがましいが、ズバリ!」

子路生つばを飲みこんで曰く、「ズバリ! 何?」

女子店員曰く、「私の正体は、泣く大人も黙る『ざ・論民』FC本部所属派遣社員お客様係本部指導官兼任本部派遣スーパーバイザー、人呼んでバイザー京華(きょうか)とはあたいのこったぁ~!」

子路驚いて曰く、「ずいぶんなげえ肩書だな! お前、スケバン バイザーだったのか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月13日木曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート110

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート110」だ。

諸君、居酒屋「ざ・論民」のお店のコンセプトは「本音で語り合える対話処」なんだ。
あらためてここは居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。

女子店員凛(りん)として曰く、「子路(しろ)様」

子路反射的に答えて曰く、「あらたまって、何だよ?」

女子店員慈愛を込めて曰く、「子路様は、男からお生まれになったんですか? それとも女からお生まれになったんですか?」

子路自信たっぷりに答えて曰く、「あたり前だい。 俺の母親は女に決まってんじゃねえか! 俺は女から生まれたんだい!」

女子店員熱く慈愛を込めて曰く、「その決まってる女性から生まれた子路さんは、男ですよねぇ~?」

子路さらに自信たっぷりに答えて曰く、「あたぼうよ。 俺は男の中の男だ!」

女子店員さらに熱く慈愛を込めて曰く、「では孔子先生は男からお生まれになったんですか?」

子路急に醒めて曰く、「さあなぁ~? 女人禁制、女を受け入れないところをみると、もしかしたら男から生まれてきたかもしれんなぁ~?」

女子店員急に醒めて曰く、「嘘おっしゃい! 孔子先生もお母さんからお生まれになったんですよ! 男も女も母親から生まれてくるんです。 それが天の摂理というものです。」

子路あっけにとられて曰く、「一体全体、おねえ様はどこのどなた様でございますか?」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月12日水曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート109

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート109」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「先進(せんしん)の間」であります。

子路(しろ)ブツブツつぶやいて曰く、「それにしても神北(かんぺき)のやろう、ずいぶんと遅いなぁ! 便所の中で一夜を過ごす気かよ。 このままじゃ夜が明けちまうじゃねえかぁ!」

女子店員ビールを持って入って来て曰く、「はい、子路様、同じプレミアム生ビール(大)ジョッキお隣からの返礼だそうですよ。 『お隣のよしみ、ありがたく頂戴いたしました。』と伝えて下さいとのことですよ! あら、神北様いらっしゃいませんねぇ。」

子路小声で曰く、「神北はトイレだよ。 おい、おたふく! 話が違うじゃねえかぁ! あのときねえちゃんは何と言ったかよ! え~っ? 『必ず隣のやつに挨拶して下さるように念を押しておきますからね!』 こう言ったんだぞ。 これじゃ逆にこっちから先に挨拶に顔を出さなきゃならなくなっちまったじゃねえか!」

女子店員曰く、「はい、子路様、私は確かにお隣の間のお客様に『ご挨拶して下さいな!』と念を押してきましたよ。 どうなさるかは、隣のお客様のご自由ですから。 お客様に向かって『あいさつしろ! あいさつ子路!』なんてとても言えたものじゃありませんよ! 子路様それが礼儀というものじゃありませんか?」

子路曰く、「え~い、いまいましいおなごだ。 こう言えばああ言うし、まるで『おんな子貢』だ。 お前一体何者だ? この店の店員にしておくには実にもったいないが、 しかし、うちの孔子塾は女人禁制なんだ。 おねえちゃんが男なら是非孔子先生に引き合わせたいよ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月11日火曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート108

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート108」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而(がくじ)の間」であります。

子貢(しこう)小声で曰く、「それじゃピッチャーの一気飲みなんかしている場合じゃないではありませんか。」

顔回(がんかい)小声で曰く、「子貢君、それは私の長年の夢です。 すぐにチャレンジします。 お手間はとらせませんよ!」

女子店員枝豆を持って来て曰く、「はい、おまちどうさまです。 枝豆大盛り2ツです。 遅くなりました。 どんぐりまなこのお客様、ピッチャーの一気飲みにチャレンジするんですか? すごい! カッコイイ~! 是非夢を叶えて下さいな!」

顔回小声で曰く、「子貢君、おねえさんに、私の枝豆に対する熱いアドバイスを正しく伝えてくれたんですか? 何やら枝豆の大盛りと言っておりますが。」

子貢小声で曰く、「回さんが枝豆がお好きなので、私のほうで大盛りにして持って来るようにオーダーしたんですよ!」

顔回小声で曰く、「子貢君、そういう問題じゃないですよ。 枝豆の並盛が小盛であるから、並盛は並盛で持って来ることが本来で本筋と申したまでです。」

子貢小声で曰く、「回さんそんなに目を大きく開いてむきにならないで下さいよ! 牛丼じゃあるまいし、どうでもいいじゃないですか?」

顔回小声で曰く、「孔子先生は『巧言令色(こうげんれいしょく)鮮(すく)なし仁。』と常々言っておられますよ。 子貢君も直接薫陶を受けておられるでしょう。」

子貢小声で曰く、「回さん、孔子先生の話と枝豆とどう結びつくんですか? それよりピッチャーの一気飲みチャレンジするなら早くお願いしますよ。 回さん、話が回りくどくていけません。」

諸君、ちなみに「巧言令色(こうげんれいしょく)鮮(すく)なし仁。」とは、「言葉を飾り立て、いかにもという顔で表情をとりつくろうとする手合いに限って『仁』には程遠い。」ということである。

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月10日月曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート107

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート107」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而(がくじ)の間」であります。
前回は「枝豆の無料券」にこだわった顔回(がんかい)でありました。

顔回小声で曰く、「そうだ、子貢(しこう)君! いよいよ待ちに待ったピッチャーの一気飲みをチャレンジしまずぞ!」

子貢小声で曰く、「回さん、それにしてもここにある生ビールのジョッキ2ツは何ですか?」

顔回小声で曰く、「それはお隣の客から、『隣になったよしみだから飲んでくれ』と言って、子貢君がトイレに行って長居をしている間におねえさんが持って来たんだよ。」

子貢小声で曰く、「隣って、子路(しろ)先輩と神北(かんぺき)君の部屋ですね!」

顔回小声で曰く、「そうなんですよ! その二人から何を思ったのか差し入れなんですよ!」

子貢小声で曰く、「こちらの様子伺いか、私達の素性がバレたんでしょうか? 差し入れなんておかしいですよ。」

顔回小声で曰く、「私もそう思うんだよ。 それでおねえさんに聞いたんですよ。 『私達のことは話していませんよね!』と。 するとおねえさんは『イケメンのお兄さんが静かに呑んでいますよ。』と言ったそうだ。 あとは余計なことは話していないそうです。 そして『お隣のよしみですから、ぜひ挨拶して下さい。 それが礼儀というものでしょ。』と言われたんですよ!」

子貢小声で曰く、「何か変ですよね。 何か企んではいませんか?」

顔回小声で曰く、「私もそう思ってね。 挨拶なんて出来る訳ないから、どうしようかと思いあぐねているとおねえさんが間髪いれずに、『同じものを飲んでいますから、同じものをお持ちして、返礼したらどうですか。』と提案されてね。 『そうすればこちらから顔出して挨拶しなくてもすむじゃないですか。』とおねえさんが御丁寧におっしゃるものだから・・・ 子貢君が『支払いは心配しないで下さいね。』と言ってくれましたから、ここは不肖顔回、子貢君の男気を買って遠慮せずに隣に同じものを返礼させて頂いた次第ですよ!」

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風

2010年5月9日日曜日

論語と算盤と天風哲学と電卓~論語創作ものがたり パート106

諸君元気ですかい、天意天風であります。
本日の一日一話。
天風人語のテーマは「論語(ろんご)と算盤(そろばん)と天風哲学(てんぷうてつがく)と電卓(でんたく)~論語創作ものがたり パート106」だ。

諸君、ここは居酒屋「ざ・論民」「学而(がくじ)の間」であります。

女子店員ビールを持って入って曰く、「はい、おまたせ生ビールピッチャー1ツ大ジョッキ1ツですね。 すぐに枝豆大盛り2ツ持って来ますね!」

子貢(しこう)小声で曰く、「ちょっと待ってよ。 おねえさんに聞きたいことがあるんだ。」

女子店員曰く、「はい、何でございましょうか?」

子貢小声で曰く、「トイレの貼り紙に『一回で的に命中したお客様はお申し出下さい。 大当たり賞として粗品を進呈いたします。 嘘偽りない自己申告制。 ただし、来店一度につき一回の有効』と書いてあるが、実はその的に一回で命中したんだ。」

女子店員曰く、「それはそれは、おめでとうございます。」

子貢小声で曰く、「おねえさん、それで大当たり賞の景品は何をくれるんだい?」

女子店員曰く、「はい、大当たり賞は枝豆1ツ無料券ですよ!」

子貢小声で曰く、「何だよ! 枝豆かよ!」

女子店員曰く、「今回は使えませんよ。 次回、来店されたときは使えますからね。 ただし有効期限は本日より1カ月間ですよ。」

子貢小声で曰く、「おねえさん、せっかくだが、そのサービス券はいらないよ!」

女子店員曰く、「はい、承知しました。」

顔回(がんかい)小声で曰く、「ちょっと、ちょっと、待って下さい、うさぎさん! その券、私がもらっておきます。」

子貢小声で曰く、「回さん、また飲みに来るんですか?」

顔回小声で曰く、「今日の子貢君との記念に天井に貼っておきたいんですよ。」

子貢小声で曰く、「まるで、千社札ですね。 好きにして下さい。」

顔回小声で曰く、「おねえさん、私も命中したらもう一枚サービス券いただけますか?」

女子店員曰く、「はい、さしあげますよ!」

顔回小声で曰く、「それを聞いて安心したよ!」

女子店員曰く、「どんぐりまなこのお客様は神経質なんですね!」 

この物語の続きは明日また・・・。
今日一日、真我とともにあらんことを

天意天風